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1年余り内閣を持った菅が、何やら都合のいい事を言っているな。
「政権というのは4年の単位でみてもらいたい」
民主党の菅直人前首相は21日夜、都内で開かれた民主党国会議員のパーティーであいさつし、政権の成果を衆院の任期で評価してほしいと述べた。
菅氏は続けて「私を含む最初の2年は問題提起をして方向性は出せた。それが一つひとつ動いている」とも述べた。
菅政権は、最後は与党内からも「居座り」という批判を浴びて短命に終わった。野田佳彦首相が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や社会保障と税の一体改革の課題に取り組んでいるのは菅政権の成果だと暗に訴えることで、汚名を返上したいとの思いがあったとみられる。
(産経新聞2011/11/21)
政権の中で政治政策を担い政権の政治責任も任されるのが、内閣ではないのだろうか。故に、政権の評価は4年単位で行うのでは無く、内閣に対して行わなければならないんじゃないのか。
まして、政権の評価は4年単位で見なければならないという事は、野党時代の民主の行動とは全く矛盾した事になるだろう。
野党時代の民主は、当時政権を任されていた自公に対し、衆院の任期で評価するといった行為は一切行ってはいない。内閣が変更させられた直後から、即座に批判を繰り返し「解散・総選挙」を訴えまくっていたんじゃないのか。
野党時代の民主は、当時政権を任されていた自公に対し、衆院の任期で評価するといった行為は一切行ってはいない。内閣が変更させられた直後から、即座に批判を繰り返し「解散・総選挙」を訴えまくっていたんじゃないのか。
菅は自分も含む2年で、「問題提起して方向性はだせた」としているが、その問題提起は野党の頃よりやっていたのではないのか。内閣が変更される毎に。と同時に、政治はどうあるべきかを主張していた。野党の頃より、「方向性」を訴えまくっていた筈だ。
故に、野党の頃には小泉内閣の後には1年毎に内閣が変更されていった。その一番の要因は、各内閣が誕生した時点で、各内閣の政策方針を徹底的に批判し、法案成立を拒否しまくっていた。そして、麻生内閣で「解散・総選挙」へ持ち込み、政治問題を訴え改革する為のマニフェストを主張した。
民主政権の内閣はマニフェストで主張した事を実現する為の政策を行っていかなければならなかった筈だ。だが、鳩山内閣で崩壊している。菅内閣は思い付きで政策を打ち出していただけではないのか。
鳩山・菅内閣で問題提起した事は、自分達が間違った主張をしていた。そして、「方向性をだせた」では無く変更していった。
野党の頃に批判していた方向へ向きを変え、思い付きでTPPを訴えるようになり、「国民の生活が第一」と訴えていた筈だが、東日本大震災では、被災地の急速な復旧・復興を意識せず非常に鈍感な政策を行っていた。
政権の評価は衆院の任期で評価する事では無い。内閣がどの様な政策を行ったか、各内閣の時点でされなければならない。
鳩山内閣でマニフェストが非実現的である事があからさまとなり、菅内閣では国や国民の為では無く自分達の政権維持を目的とした行動を取っている事があからさまとなっている。
民主政権となってからの2年間で明らかとなったのは、国や国民の為の政策を実行しようとしているのでは無く、自分達の政権を守る為の行動を行っている。国民生活などを無視し、自分達の座を守る事ばかりに集中している。
野党の頃には、自分達が政権確保する事だけを議員一致で頻繁に「解散・総選挙」を訴えていたのだろうが、真に国民生活を軸とした「解散・総選挙」を行わなければならない事が明らかとなったんじゃないのか。
現在の民主政権が続いていたのでは、日本の経済・社会は崩壊されていく。
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