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鳩山達の政権交代の一つの目的は、自民党政権とは違う事を行う事だといっていなかったろうか。
その中で自民党政権での「利益誘導型」を批判していた様であり、政策の透明性を主張していた筈。
鳩山首相、国交相を口頭注意=「無用の混乱招くな」-個所付け通知
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2010030200172
鳩山由紀夫首相は2日午前の閣議後、国会内で前原誠司国土交通相に対し、2010年度予算案で予定する公共事業の個別配分額(個所付け)が民主党を通じて地方自治体に伝わった問題について「無用の混乱や誤解を招くことのないように」と口頭で注意した。前原氏は、この後の記者会見で「(注意は)厳粛に受け止める。今回の反省を踏まえ改善していきたい」と述べた。
これに関連し、平野博文官房長官は記者会見で、処分の理由について「(民主党)県連なり、地方公共団体に(情報が)出て行ったが、本来そうではない。中間報告する限りのものだということが、関係者の間で徹底されていなかった」と述べ、国交省が党執行部に資料を提示した際に取り扱いを確認していなかったことを挙げた。前原氏以外の政務三役の処分に関しては「大臣から『注意を受けた』と政務三役に伝えられることで徹底される」と述べ、見送る考えを示した。
前原氏は会見で、個所付け資料を渡したこと自体は「法律的な面、大臣規範を含めて問題はなかった」と強調する一方、「(資料の)取り扱いについて十分な周知徹底をしなかったのはわたしに瑕疵(かし)があった」と、対応のまずさを認めた。
(時事通信2010/03/02)
政権交代する前にも、自民党政権下では所謂「族議員」によって「利益誘導」が行われているとされていたのではなかったか。
その事を、民主党などは間違い無く批判していた筈だし、自民党政権とは異なる事を行うために政権交代を求めていたのではなかったなのだろうか。
だが、1月に明らかとなった「箇所付け内容が、委員会の前に民主党から自治体へ伝わっていた」事が2月から始まる予算委員会から大きな問題となる。
野党の議員達は、箇所付け内容は予算成立後に発表されるべき事なのでは無いのか。にも拘らず、どうして委員会の前に自治体へ伝えられていたのか、質問を繰り返していた。
しかし内閣の者どもは、その質問への反応は非常に鈍く、問われてハッキリと答えようとする者は一人もいなかったろうな。
更にだ、自民党政権下では地方の公共事業その他の要望は、中央省庁へ各地方自治体が直接訴えに行けたらしいが、現在では民主党県連へ行かなければならなくなったらしいではないか。
党県連から、党本部へと情報は伝わり、鳩山内閣から都合のいい様にばら撒く仕組みとされたのだろうか。
非常に呆れた事に、野党の頃に批判していた「利益誘導」を、露骨に行っていると思えてならないのだが。
そして、鳩山達は「箇所付け」内容を民主党へ伝える事を下記の説明によって、責任は無かったとしているのだ。
-引用-
平野博文官房長官らが記者会見で明らかにした。平野氏によると閣僚の処分には(1)罷免(2)厳重注意(3)口頭注意―の3段階がある。今回、最も軽い口頭注意としたのは「個所付け方針は本来秘匿する情報でなく、守秘義務など法令に違反してない」ことが理由という。
前原氏は記者会見で「国交省から自治体に内々に示す前に党を通じて出されたのは極めて遺憾だった」と陳謝。「取り扱いについて十分な周知徹底がされていなかった。責任者の私に瑕疵があった」と責任を認めた。
一方で「党に(資料を)見せたことは、法律面や大臣規範を含め問題なかった」と強調。「それが県連を通じて自治体に流れたのは想定外だった」とも述べた。
(共同通信2010/03/02)
-引用-
野党の時の主張は、一体なんだったのだろうか。そして、政権交代してからも、自民党政権かで行なわれていたとされる「利権誘導」を、更に悪化させて続行させて行こうとしている鳩山達。
果たして、政権交代の本当の目的は、何だったのだろうか。