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日本には国会があり、民主主義が成立していた筈だ。
だが、民主党によって国会は無意味な物とされ、民主主義は完全に失う事となるのだろうか。
審議拒否にも強硬貫く=国会招致応ぜず、世論を懸念も-民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2010022501063
民主党は、自民党の審議拒否戦術に対し、強硬姿勢を貫いた。鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題に関する野党の国会招致要求に一切応ぜず、自民党欠席のまま粛々と審議を進めた。ただ、長崎県知事選で推薦候補が敗れるなど、鳩山政権への「逆風」も強まっており、与党の一部には強腰の国会運営に対する世論の反応を懸念する声も出ている。
「自民党を懐柔すればいいという、手練手管の妥協をするわけにはいかない」。山岡賢次国対委員長は25日の国対正副委員長会議で、自民党の要求を最後まで拒否する方針を強調した。輿石東参院議員会長も同日、自民党の国会対応を「野党慣れしてない野党の戦術だ」と切り捨てた。
民主党は、小沢氏の証人喚問を求める野党に対し、「不起訴で法的責任は問われていない」と反論。政治資金規正法違反事件で起訴された石川知裕衆院議員や首相の元秘書らの国会招致も「裁判に影響を与えかねない」とゼロ回答を続けた。公明党が審議拒否には応ぜず、野党間の足並みの乱れもあり、自民党が25日に提出した横路孝弘衆院議長の不信任決議案なども同日中に淡々と否決。強腰の対応を続け、2010年度予算案の年度内成立に向け、野党に付け入るすきを与えなかった。
ただ、小沢氏らの国会招致をかたくなに拒否したことなど、与党内には民主党の国会運営を疑問視する声もある。渡部恒三元衆院副議長は「国会での説明が一番国民に理解いただける。もっと大事にしないといけない」と指摘。石川議員の衆院政治倫理審査会での弁明を求める社民党の幹部からも「民主党の国会運営はひどい。これでは民主主義でなく『民主党主義』だ」と冷ややかな声が漏れた。
(時事通信2010/02/25)
日本の民主主義は議会民主制であり、内閣予算の審議や立法の議決などは国民によって選挙された議員達によって行われなければならない筈だ。
国会では各政党に加わった議員達は、政権を政党である与党議員であるか野党議員となって、内閣予算の審議などを行っているし、行なわなければならない場所ではないのだろうか。
まして、閣僚や政権政党の議員に何らかの問題や疑惑があったとすれば、これは国民の生活にも大きな影響を与えていたのではないか、とも考えられる。
これらの問題や、疑問に関しては、国会の中で徹底的に追及しようとする事が当たり前なのではないのだが、逆に鳩山達は徹底的に拒否をした。
更にだ、自民が審議拒否をしている段階で、それを全く無視するかの様に鳩山達は「子ども手当」などの審議を、23日から衆議院厚生労働委員会で始めている。
自民党議員を完全に無視した審議を開始した事となる。
昨年の選挙では、与党となった民主や社民、国民新党から立候補した者達などに多くの投票したのかもしれない。
と同時に、自民党から立候補していた者達にも多くの投票がされていたのだ。
そして、有権者は、投票する者を通して間接的に政治に参加している。
鳩山達は、自民党だけでは無く、自民党に投票した多くの国民の存在を、全く無視した事となるのではないのか。
自民党が戻った事により、国会は正常化とされているが、果たしてどうなのだろうか。特に予算委員会。
鳩山達が一方的に進めているだけで、ただ単なる「見せ物となっている」としか思えなくなってきているのだが。