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ボブスレーの桧野真奈美、浅津このみ日本代表は、正に日本をイメージさせるボブスレーのそりを持って、オリンピックの会場へ向かっていたみたい。

五輪ボブスレー:桧野、浅津組16位…女子2人乗り

http://mainichi.jp/enta/sports/10olympic/archive/news/2010/02/20100225k0000e050072000c.html
 バンクーバー冬季五輪第13日の24日(日本時間25日)、ボブスレーは女子2人乗りの3、4回戦を行い、日本の桧野真奈美(北斗病院)、浅津このみ(海野ビル)組は16位だった。

 カナダAのハンフリーズ、モイズ組が優勝した。カナダ勢は同種目初のメダル獲得。

 ◇集大成4回戦、完走に充実感

 和服を着た女性や富士山など日本を強くイメージさせる美しい絵の描かれたソリが、夜のスライディングセンターを滑走した。完走18組中16位に終わった日本の桧野、浅津組だが、「女神のようだ」と評判を集めたソリで誇らしげに滑り、試合後はハイタッチで健闘をたたえ合った。

 集大成の4回戦。パイロットの桧野は、個人契約を結んでいるオランダ人コーチから、3回戦で接触のあった11コーナーの出口から12コーナーにかけてのラインを意識するよう助言を受けた。課題のスタートタイムは5秒54で18番目の遅さだったが、桧野の操縦で盛り返した。

 問題のカーブも「思い通りのラインがとれた」とクリアし、54秒31の今大会自己ベストをマーク。桧野は「難しいコースで毎回気が抜けなかった」というが、表情には充実感が漂っていた。

 スケートから陸上をへてたどりついたボブスレー。「今までのことをすべて帳消しにしてくれる舞台」という五輪で、「4年前よりは全力でできた。できる範囲のことはできた」。30歳は突っ走った4年間を、自らを納得させるように振り返った。
(毎日新聞2010/02/25)

日本代表のボブスレーのソリの両サイドには桜と富士山が描かれ、正面には浮世絵の女絵が描かれている。

これが他国の代表選手だけでは無く、メディアなどにも評判の様で、代表の桧野などは喜んでいるようだ。

一部自己負担で購入したらしいそりの表面のデザインは桧野が自ら考え、大会前に遠征先のドイツで数十万で塗装していたらしいのだから。

ボブスレーでは公式練習、或いは競技中にも転倒するチームがよく出ていたらしいく、欧米チームとの差が大きくあるらしい、日本のチームにとってはかなり厳しいコースとなっていたらしい。

公式練習で何度も転倒を繰り返していたらしいコースを、完走を目指して挑んだらしい1回戦。19位。横にぶれ、壁にぶつかっていたらしい。

だが彼女達は、その後2回戦、3回戦、4回戦と最後まで完走しきった。

欧米で強豪といわれるチームの中には、4回戦までに転倒して終わってしまうチームがあったようだが、彼女達はその様な事は無く、最後まで滑りきっている。

かなり厳しかったらしいコースで、最後まで滑り切ったという事は大した事をやりきったな、と思うのだけど。

また、ボブスレーの選手達はボブスレーが「マイナースポーツ」という事で、資源に苦しみ、もしかしたら自費で活動している選手が多いのだろうか、とも思ってしまったのだが。
 

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