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子供を持った時には、誰もがもの凄く強い愛情を持つのではないかと思うのだが、何が原因となるのか分からないがその愛情は薄れていき、虐待へと向かっていく親もいる。
4歳児殺害容疑で稚内の男女逮捕 水風呂に沈め虐待か
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009033001000010.html
長男(4)を水風呂に押さえ付け何度も沈めるなどして殺害したとして、北海道警稚内署は30日、殺人容疑で、母親の稚内市朝日、清掃員本望哉恵容疑者(25)と、同居の対馬博臣容疑者(38)を逮捕した。
稚内署によると、2人は「食事をこぼすなど食べるのが遅く、注意したけど聞かないのでやった」と供述している。
2人の逮捕容疑は、28日午後7時半ごろ、自宅の浴室で、長男を裸にして水のシャワーを全身にかけたり、浴槽内に体を押さえ付けて沈めるなどして、29日早朝、搬送先の病院で死亡させた疑い。
稚内署は遺体を司法解剖して詳しい死因などを調べる。2人は昨年11月ごろから対馬容疑者宅で同居。長男以外に、本望容疑者の長女(6)と2歳の双子の次女と3女も同居していた。
稚内署は子供たちへの継続的な虐待がなかったか捜査を進める。
(共同通信2009/03/30)
4歳にもなれば、自分が親から一体何をされているのか認識できる判断能力が、身に付いているんじゃないだろうか。
母親である本望容疑者は4人の子供を連れて、昨年の11月から男の所へ同居していたらしい。そして、いつからかは分からないが、対馬容疑者が「しつけ」とか何とか言いながら、虐待を繰り返すようになっていたらしい。
男は子供達をどの様に意識していたんだろうか。かなり暴力も振るっていたのではないかと思われる。
突然に一緒に暮らす事となった男に暴力も振るわれるようになれば、子供にとって部屋の中で唯一頼れる者は母親だけだった筈。その母親も、男と同居する様になって、子供達をどの様に意識する様になっていたのだろうか。
病院に送られた長男の身体には、あざもあり、また子供4人の通う保育園から今年1月と今月7日に旭川児童相談所稚内分室に「顔にあざがある」と2度も通報がされていたらしい。稚内分室の調査では、虐待とは判断できなかったらしいが。
本望容疑者の意識は子供よりも男の側に向いてしまい、母親としての意識は薄れていっていたのかもしれない。
幼い子供にとっては母親は最も信頼しようとする肉親ではないか。男から暴力されだした時には、母親が「守ってくれる」或いは「守ってほしい」と思っていたのかもしれない。だが、その様な事などしてくれず、男と同じ様な事をしていると認識した時にはどの様な気持ちになったのだろう。
被害を受けた長男の子だけでは無い。他の3人の子も虐待を受けているかもしれないらしい。
そして、母の虐待により、自分の兄弟が殺されていく場面も見せられてしまっていたのかもしれない。
この母親はどの様は意識を持っていたのか知らないが、残された子供達にとっては最悪の虐待だったかもしれないな。