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日本からの許可など一切得る事無く、ミサイルを日本領空させた事は領空侵犯であり、日本がその様な事をした北朝鮮に対して抗議を行う事は当然の事だろう。
7日衆議院本会議で、北朝鮮ミサイル発射に抗議する決議が採択されたが、一部の国会議員の者達はどの様な意識を持っているのだろうか、足並みが揃っていないらしい。
北朝鮮:ミサイル発射 衆院が非難決議採択 共産反対、社民棄権
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090407dde001010027000c.html
衆院は7日午後の本会議で、北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射に対する非難決議案を自民、民主、公明党、国民新党などの賛成多数で採択した。決議は、北朝鮮が「人工衛星」と主張する飛翔(ひしょう)体をミサイルと断定したうえで、「今回の発射は国連安保理決議に明白に違反し、断じて容認できない。政府はわが国独自の制裁を強めるべきだ」と訴える内容。共産党は「国連で明白な決議違反とは決まっていない。経済制裁の効果も疑問だ」との理由で反対、社民党は採決を棄権した。
参院では野党が独自の決議案をまとめ、8日の本会議で採択する方針。北朝鮮に発射の自制を求めた3月31日の決議は衆参両院とも同じ文面で、いずれも全会一致で採択されたが、今回は各党の足並みがそろわなかった。
(毎日新聞2009/04/07)
過去には、1998年にも北朝鮮のテポドン1号の発射が行われているが、この時には北朝鮮を抗議する決議が衆参両院で其々全会一致により採択されている。
今回のテポドン2号の発射も、98年の発射と同じではないのか。まして、共産、社民両党は、北朝鮮の行った事は国連決議に違反とは断定できないと発言しているらしいのだが、国連決議1695は北朝鮮のミサイル発射実験に対する決議で、弾道ミサイル計画に関する全ての活動停止を北朝鮮に要求している。
国連決議1718は、国際連合憲章第7章の下で行動し、同憲章第41条に基づく措置をとって、17の項目が記されているが、弾道ミサイルの開発・発射する事を中止する事を要求する所もある。
にも拘らず、共産、社民両党は北朝鮮が行った事を国連決議に違反したとは認めようとはしないと強調しようとしている。
北朝鮮が発射した物は、ミサイルでは無く、人工衛星だったと主張したいのだろうか。だが、例えロケットを用いて、人工衛星を発射したとしても、決して納得はいかない。
その場合にも、北朝鮮は、日本に対し、領空を通過する事の許可を得ていなければならなかったのではないのだろうか。その様な事など行っていない筈。
まして、7日になって北朝鮮からテポドン2号発射の動画が公開されているけれども、その先端部分には決して人工衛星が含まれている様な感じなどしないのだが。だって、最も細くなっている。
共産社民の両党は、ただ北朝鮮が発射した物がミサイルなのか人工衛星なのか現時点では判断できないとして、制裁を行う事に難色を示しているらしいのだが、「いい加減にしろ!」としか言いようが無い。
日本共産党、社会民主党は本当に日本の政党なのか。ただ、北朝鮮を庇おうとしているとしか思えない。
本当に、ふざけるな!