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現在の小沢一郎は、全国の有権者から西松建設違法献金事件の事で民主党代表を辞任する事を求められている筈であり、当然本人もこの事はしっかりと把握している筈だ。
31日に、小沢一郎は会見を行い代表辞任に関する考えを表明したらしい。だが、国民の意思など全く無視して、今年中に行われる事が明らかである衆議院選挙で政権交代が難しいと判断できた時に、考えるそうな。
小沢氏、政権交代困難なら辞任 情勢見て「最終判断」
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009033101000501.html
民主党の小沢一郎代表は31日午後、党本部で記者会見し、自らの進退に関して「衆院選で勝利できるかどうかを最終的な判断基準にしたい」と述べ、次期衆院選で政権交代が困難な情勢ならば、辞任もあり得るとの考えを明らかにした。
小沢氏は「国民の理解を得て政権交代を実現していく思いは変わらない」と強調。全国の小選挙区ごとの党勢を調べる党独自の世論調査を、4月中に行う考えを明らかにした。この調査結果が進退判断の材料の一つになるとみられる。
判断時期については「衆院選がいつだか分からないうちに、どうこう言われても返答のしようがない」と述べる一方、「5月解散・総選挙という意見もあるし、7月のサミット(主要国首脳会議)後という話もある。どちらでも、即対応できる態勢をとっている」と指摘した。
推薦候補が敗北した千葉県知事選に関して小沢氏は、公設秘書が起訴された西松建設巨額献金事件の影響を「事実だ」と認めた。ただ、千葉県議選木更津補選で民主党推薦候補が当選したことなどを挙げ「みんなで一生懸命訴えていけば、有権者も理解してくれる」と述べ、影響は限定的との認識を示した。
(共同通信2009/03/31)
だが新聞各紙の世論調査によれば小沢一郎の辞任を求める割合は60%を超えている。特に読売だと68%となっていた筈。民主党を支持する人々も含め、全国の多くの人々は西松建設違法献金事件に強い疑念を持ち、代表を辞任する事を強く望んでいる。
なのに、その様な有権者の意思など全く無視し、しつこくその座に居座ろうとしている。「空気が読めない奴だ」、と書いているブロガーもいるが、全くその通りだろうな。現在の状況で、小沢が代表に居座り続けては、5月に行われる可能性も出てきているらしい衆議院選挙で民主党が不利になる事は、間違いないだろうと思えてならない。
当然、次の選挙で民主党がどの様な結果になろうと、知った事では無いのだけど。
と同時に、小沢の行っている行為というのは、正に有権者の意思を無視している事であり、且つ愚弄しているのではないのか。
逮捕された公設第1秘書は大久保容疑者は、大久保と西松建設との関係では無く、陸山会と西松建設との関係を認めているのではないのか。となれば、小沢も西松建設との関わりがあった筈。
自民党議員達には、ちょっとした事でも執拗に責任追及をしてきていた筈なのに、自分に関しては、逆に執拗に責任逃れをしようとする。
本当に、小沢一郎という奴は、どこまでもいい加減な政治家だったんだな、と実感させられたよ。