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北朝鮮が、5日午前11時30分頃にとうとうミサイル発射を行った様だ。
情報は、すぐに各自治体、そしてマスコミなどに伝わり、テレビメディアではNHK等がすぐに活発に情報を流していたかと思うが、37分には日本上空を通過した、という事を知らされた時には、東北地方からは離れた地域に暮らしていながら、何故だか安心した気持ちになっていた。
北朝鮮の東北部ムスダンリから東方向へ発射されたミサイル、テポドン。1段目のブースターは予測通り秋田沖280キロの日本海に落下し、2段目のブースターは11時43分頃に、日本の東1270キロの太平洋上に落下したと思われる。
そして、幾らかの落下物なども心配されたが、その様な情報も無く、日本領域には被害は無かったと思われる。
政府は、北朝鮮がテポドンミサイルを発射した事を国連安保理決議第1675号及び1718号に違反であるとして、即座に国連安保理緊急会合を召集し開催する事を議長国であるメキシコに要請している。
5日午後(日本時間6日未明)、安保理は非公開の緊急会合を開くが、常任理事国で米・英・仏は強く北朝鮮の動向を攻めるのではないかと思われるが、ロシアと中国は北朝鮮を攻める事に消極的な姿勢を持っているようで、どの様な展開となるのか何だか気になってしまう。
また、ミサイルに関して、早々に韓国が「人工衛星」であったと認める発言を行っていたのではないかと思われ、ロシアも「北朝鮮が5日朝に人工衛星を打ち上げた」と声明を発表している。
だが、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)と米北方軍司令部は、5日に北朝鮮のミサイルに関して「いかなる物体も軌道に乗らず、日本に破片は落ちなかった。ミサイルの搭載物は太平洋に落ちた」としている。
韓国国防相は、5日夜になってテポドンミサイルの1段目、2段目、3段目全てのブースターが海上に墜落したと認め、「人工衛星」の打ち上げは失敗したと、何だか訳の分からん事を発言しているようだが。
そして、テポドンミサイルが発射された事に対して北朝鮮に制裁が行われるだろうと思われるが、まずは現在行われている制裁措置を1年延長する調整を始めている。
更には、国際社会の動きや、安保理の状況など勘案しながら速やかに検討を進めていきたいと考えているようだが、政府がどのような行動を行っていくのか関心を持たされてしまう。
自分としては、北朝鮮に対して、ただ非常に厳しい対処を行う事を願っているのだが。