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体罰に対してあいも変わらず非難の声が溢れまくっているが、今日の昼に一寸見た「ひるおび」でちょうど体罰の討論がされていた。
その中にはスポーツジャーナリストの玉木宏之やバレーの河合、野球の金村などが参加していた。
ここでも反論の声が出まくるんだろうなと思っていたが、思った通り。ただ、非常に不快感を感じる発言や疑問を思わせる発言もあった。
 
特に不快感と言うよりも怒りを感じさせられたのが、玉木の発言。アメリカには高校でのクラブ活動は無く、スポーツクラブで活動を行っている。
だから全国大会も無い。そして、日本の高校野球はレベルが低いと発言していた筈だ。最後の高校野球のレベルが低いと言う発言に、不快感と強い怒りを感じさせられた。
 
高校野球のレベルが低いというのは何を根拠として発言しているのだろうか。毎年の甲子園では、必ず優れた選手が登場しているのではないかと思えるが。
まして各地域の予選大会を勝ち抜いて出場権を得た高校野球部による選手権。甲子園を目指し頑張って激しい練習に挑み、技術を磨き出場の権利を得た高校球児達を非常に侮辱する発言ではないのだろうか。
 
玉木は自身のブログで今月9日に「「罰」の存在によってスポーツが強くなるのはレベルが極めて低いスポーツの世界だけの話。」と書いている。
そして2005年のブログにはスポーツを基本的に楽しいものであり、遊びだとし、これにより個人が自発的に行おうとするものとしているみたいだ。
だが高校野球などは基本を無視し強制的に指導している事から個人の行おうとする意識は薄れ、言われるがままに行う様になってしまう。
故に、レベルは低いとしているのだろうか。
 
だが、これは大きな勘違いじゃないのか。どの部活に参加している生徒達もそうだろうが、その競技が好きだから参加しているんだろうし、個人として或いはチームの一員としてチームの強化に関わりたいだろうし自分の技術も高めて行きたいと意識しているのではないだろうか。
 
だから、監督などの指導が正しいと意識されればどの様に厳しくとも従おうとするんじゃないか。それにより優れた選手が毎年必ず誕生しているのだろうし、現在の指導により高校野球のレベルが下げられているとは到底思えない。
甲子園での初戦からの試合によってはチーム力に差を感じさせられる試合もあるかもしれないが、ベスト8からベスト4そして決勝に残るチームは必ずレベルの高いチームが残っている筈だ。
 
故にプロ野球のドラフト会議でも甲子園に出場した選手だけでは無い、地方大会で敗れたチームからも上位に指名される選手は多い。その中には大きな逸材も存在している筈であり、何故、高校野球の球児達はレベルが低いと言われなければならないんだ。
高校野球だけでは無く、高校球児に対する侮辱ではないかと思えてしまう。
 
また討論の中で、試合中にも殴ったり蹴ったりの体罰が行われているといった事が、金村などより言われていたんじゃなかったかと思われるが。そんな馬鹿げた事が本当にあるんだろうか。
 
どのスポーツの部活でも大会以前の練習で選手が技術の習得など行わない時に、監督が厳しい指導をしたり罰を与える事により向上心を高めると言った事は活発に行われているのかもしれない。それによりチームの強化は行われているのではないか。
 
単に決まりきった練習を適当に繰り返すだけの練習を行っていてチームの強化を行う事は可能なのだろうか。選手達にその様な意欲が無ければそれでもいいのかもしれない。だが、選手達に強くなりたい。勝てるチームを作りたいと言う強い意思があれば、どの様な厳しい指導にも耐える、従って行こうとする意思はある筈だ。
 
そして大会出場をし、勝ちたいと思いプレーする選手達はこれまでの練習によって得てきた技術を懸命に出し戦おうとしている。
その場で選手達にどの様な戦い方をすべきか指導する事が、練習で厳しい指導を行っていた監督などの責任なのではないかか。
 
選手達がそれまでの練習の成果を出し、試合に勝てる様に、例え目的と結果が異なっても力を出し切る様に指導しなければ成らない。
勝てば選手達と共に喜び、敗れれば選手達に感情をぶつけるのでは無く、共に悔しがり選手達の悔しい思いを宥めているのではないだろうか。これも監督として指導者としての責任の一環だろう。
 
だが、討論ではその様な事など語られず、試合中にも体罰が行われていたと強調していた。だが、試合中にその様な事などして一体どの様なメリットがあるのだろうか。
 
試合を行っている選手達の大事な体力を減少させる事にもなってしまうではないか。試合に勝つ事を重視しその場で選手達を指導しているのであれば、全く意味の無い事だ。その様な馬鹿げた事を試合の場でやっている者は本当に存在しているのだろうか。
 
その様な者が存在しているとは全く思えないのだが。だが討論に参加していた中から金村が発言していたのではないかと思えるのだが。
自分の記憶に間違いは無いと思うが、この事にも強い疑問を感じられてならない。テレビメディアの発言には大きな責任がある。
本当に事実を把握した上で発言しているのか。現在の現場を見て発言しているのか。
 
その様な事など無く、思い付きで発言していたとすれば、非常に無責任な討論が行われていた事は間違いない。ジャーナリストやコメンテーターとしてどの様な責任感を持って体罰の討論に参加していたのだろうかと思えてならない。
 
またPL学園OBの桑田が体罰に関して、自分は高校時代に受けていないと発言した事が高く評価されているが、「ひるおび」でも紹介されていた。だが、実際はどうなんだろう。
 
現在はどうなのか知らないが、過去のPL学園では下級生が上級生の付き人となっていた事実があるらしい。その為なのだろうか、過去のPL学園では上級生から下級生への暴行が日常的に行われていたらしいが。
更に「都築夕のブログ」では著書「PL学園OBはなぜプロ野球で成功する」の一部を綴っているみたいだが、複数の選手の発言が紹介されているが野球部は非常に厳しい状況であったことが語られている。
 
清原は「あの一年生に戻るのはもう無理」とも発言しているみたいだが。桑田が高校時代に現在では暴力や暴行と称されている体罰を受けた事はないのだろうか。体罰と言うのは決して指導者だけが行う行為では無い筈だ。
クラブ活動では上級生から下級生に対しても指導は行われる。その時に指導者と同じ様な体罰と言う行為が行われる可能性は高い。
 
8日に教育委員会がバスケ部で体罰があった事が発表されてから、主に体罰への非難の声が沸きあがっているが擁護の声も上がっている事は間違いない。
体罰に関しどの様な考え方を持とうが人々の勝手だが、発言するからには感情的では無く冷静に客観的に発言する事が必要なのではないのだろうか。
でなければ、体罰に対する煽りに乗じて無責任にも感情だけで発言しているだけではないのか。特に、「ひるおび」に出ていたコメンテーター達にその事を強く感じさせられた。
 
そして何日なのか分らないが、毎日新聞によると学校はバスケ部の生徒と保護者にアンケートを行っていたらしい。
その結果を橋下が12日に明らかとしていたらしいが、「「試合を早くしたい」「顧問の指導を受けたい」などの言葉が並んでいたことを明らかにし、「ちょっと異常。冷静になってほしい」と呼び掛けた。」らしい様だ。
 
この記事は幾つかの2chに掲載されているが、「試合を早くしたい」「顧問の指導を受けたい」と答えた生徒達を異常とする者が多いみたいだ。
 
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