思い、そして感じた事をそのまま
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野田の所信表明に関して、「読者サービス室」という所、色々な意見が送られている様だな。どういった組織なのかハッキリ理解できないが、一般の人々から思い付きの好き勝手な意見がそのまま送られる様になっているのだろうか。
第178臨時国会が13日に召集され、野田佳彦首相は衆参の本会議で初の所信表明演説を行いました。東日本大震災への対応と日本経済の再生を最優先課題に掲げました。
「テレビで見たが、野党側のやじがひどい。大震災の復興に対するやじなどは憤慨に堪えない」(13日)▽「お年寄りの議員が議場で堂々と居眠りしていました。本当に情けないですね」(同)▽「がっかりした。日本の課題は共通認識として誰もが持っており、要はその課題に対してどう対応していくのか、実行力が問われているのだ」(14日)▽「野田さんの所信表明は久しぶりに心のこもった演説と思っていたが、記事は相変わらず民主党に厳しいね」(同)▽「野田首相には失望した。今の時代、国民が何を求めているのか理解していない。震災復興も大事だが、まずは外交に奮闘していただきたい」(15日)▽「首相の所信表明には感銘したが、それに対し、どの野党からも党を挙げて震災復興と原発事故収束に全面的に協力する、とのコメントがなかった。失望した」(同)
ロシア海・空軍が北海道周辺で挑発を繰り返しているのに読者はいらだっています。
「宗谷海峡をロシア艦隊が通過するなど、日本をなめきっている。中国もしかりだ。根本は自民党政権時代に竹島問題で厳然とした対応をしなかったことにある」(13日)
産経新聞は「採択の危機」と題して沖縄県八重山地区の教科書採択をめぐる問題を重要視し、ずっと報じています。
「13日付の育鵬社不採択は無効との記事掲載に感謝したい。沖縄県教委の横暴は許せません」(13日)(9月12~17日の意見)
(産経新聞2011/09/21)
「野党側のやじが酷い」と強烈に避難している。「復興に対するやじは憤慨に堪えない」ともある。では、野田は復興に関して具体的にどの様な発言をしていたのだろうか。既に具体策を決め、その計画を表明している事に激しいやじを飛ばしていたというのであれば、理解できないでも無いが、野田の所信表明にはただ「復興をしなければならない」と語るだけで、その為に与野党が協力しなければならない、としているだけで政府が軸となりどの様な事を実行しようとしているのか、具体的な事は一切語っていなかった筈だ。
ただ語っているだけで、復興の進め方に関しては何も具体策を考えてはいなかった。語っているだけで、何も進めようという計画など何も無かったという事じゃなかったのか。その様な事に対し、復興を真剣に考える者達から怒りが高まることは当然の事なんじゃないのか。
「がっかりした。日本の課題は共通認識として誰もが持っており、様はその課題に対してどう対応していくのか、実行力が問われている」ともある。非常に疑問に思えてしまう。この認識は自公政権の頃よりなければならなかった筈だ。
では、自公政権で野党であった民主党は共通認識を持ち、対応して行こうという姿勢を見せていたのだろうか。そうでは無く、常に反論をし、解散総選挙ばかりを訴えていた。その為に、政権の足を引っ張る事ばかりを意識して活動していたんじゃなかったろうか。その為に、日本の政府は1年毎に政権が変わるという酷い状態にまで陥られてしまった。
現在の政権与党である民主党が、決して共通認識を持っているとは思えないが。ただ政権与党の座を守ろうと意識しているだけの、非常に詰まらない政党である事は間違いないんじゃないのか。
また、「首相の所信表明には感銘したが、それに対し、どの野党からも党を挙げて震災復興と原発事故収束に全面的に協力する、とのコメントがなかった。失望した」ともある。東日本大震災が発生してから、その復旧・復興を積極的に進めていたのは民主政権では無く、野党だった筈だ。
逆に菅政権は、非常に消極的な姿勢を貫いたんじゃなかったのか。その為に、復旧・復興の進行が非常に遅くなってしまっている事は間違い無いだろう。
菅政権の一閣僚だった野田の所信表明からは、復旧・復興は進めなければならないという主張はあったのかもしれない。では、どの様に進めるのか。具体策と計画が一切表明されていない。どころか、与野党で協議して決めて行きたい等と語っていたのではなかったろうか。
この様な表明から、真剣に復旧・復興を進める意思があると理解されなかった事は間違い無い。何もやる気が無い事を表明している者に、「全面的に協力する」と表明しなければならないのだろうか。
具体的な策を表明し、それに対し協力を求めているのであれば理解も出来る。そうでは無く、具体策を作る事に協力してくれ、これからも同じ様にやってくれと言われて何故協力するとしなければならないんだ。
逆だろう。早く何をするのかを明らかにしろ、その様に要求する事がまともな姿勢なのではないのか。
そして、「宗谷海峡をロシア艦隊が通過するなど、日本をなめきっている。中国もしかりだ。根本は自民党政権時代に竹島問題で厳然とした対応をしなかったことにある」ともある。現在の状況を自民党政権時代の対応にあるとしているが、中国・ロシアが日本を舐めきった行動を取る様になった原因は民主政権にある事は間違い無いだろう。
中国の尖閣諸島問題をあやふやに扱ってしまった。ロシアが北方領土でどの様な活動をしようと、厳然たる態度を示そうとはせず、ただ単純に批判コメントを出しただけ。民主政権の弱腰な姿勢から、日本は中国・ロシアから非常に舐められる様になってしまったんだろう。
中国やロシアに舐められる様になった根本は、間違いなく現在の民主党政権にある。
中国やロシアに舐められる様になった根本は、間違いなく現在の民主党政権にある。
当然自分の意見に反論を持つ者もいるかもしれないが、色々な者がいるものだな。
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