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日本郵政の社長に斎藤次郎氏を後任した事に関し、鳩山政権は、まだ何やらつまらない言い訳をしているみたいだ。

企業と関係ない人が適切 郵政社長人事で大塚副大臣

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091025/stt0910251310003-n1.htm
 大塚耕平郵政改革担当副大臣は25日、都内で記者団に対し、政府が元大蔵事務次官の斎藤次郎氏を日本郵政の次期社長に決めたことについて「どの企業グループとも関係のない立場でこの局面では適切だ」と述べた。

 オリックスグループへの売却契約に不透明さが指摘された宿泊保養施設「かんぽの宿」の問題も踏まえた人選であると説明した。

 大塚副大臣は出身の企業グループに配慮せず、公平に日本郵政を運営できる財界人を探すのは難しいと指摘。「郵政民営化見直しが軌道に乗るまで(官僚出身という)公平な立場の人が担うのはベストと言えないがベターだ」と話した。

 かんぽの宿の売却問題は「きちんと検証しないといけない」と語り、総務省に調査チームをつくる考えを示した。
(産経新聞2009/10/25)

大塚郵政副大臣は、斎藤次郎氏を後任とした理由として、かんぽの宿譲渡問題を取り上げている。

そして、「企業グループに配慮せず、公平に日本郵政を運営できる財界人」を探す事は難しいと発言しているのだろうか。

民間の者を後任とすれば、日本郵政を国民に公平に運営されるのでは無く、出身の企業グループの為に活用される可能性も高いとしている。要するに、財界人は信用してはならない、としているのだろうか。

これは、財界人に対する、大きな侮辱、と思えてならない。

まして、斎藤次郎氏を公平な立場の人物としているが、果たしてどうなのだろうか。この人物は、小沢一郎と昔から親密な関係にあるらしく、小沢と我々国民に対し、決して公平な意識を持ってくれているとは思えない。

小沢が推薦しただろうこの人物が、日本郵政の社長となった時、大塚副大臣の発言する公平な運営を行なう術を、果たしてどの様に見せてくれる事となるのだろうか。

その運営が、我々国民にとって公平であるか否かは、当然の事ながらその時で無ければ、判断する事は出来ないだろうな。
 

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