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天皇陛下は、毎回の国会開会式に迎えられ、お言葉を述べられている。
このお言葉は、宮内庁では無く、「内閣」が作成しているもの。更に、26日から開始される臨時国会のお言葉も、内閣で原案が作成され、23日の午前に閣議で承認されているらしい。
「お言葉に陛下の思いを」と外相 閣僚懇で宮内庁に検討要請
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102301000400.html
岡田克也外相は23日午前の閣議後の閣僚懇談会で、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えてほしい」と述べ、宮内庁に対しお言葉の見直しを検討するよう求めた。
閣僚が天皇陛下の発言について意見を述べるのは異例。首相官邸で記者団の質問に答えた。
同時に「政治的な意味合いが入ってはいけないという、いろいろ難しいことはある」と指摘。その上で「大きな災害があった直後を除き、同じあいさつをいただいている。わざわざ国会に来ていただいているのだから、よく考えてもらいたい」と強調した。
この発言に関し、平野博文官房長官は記者会見で「コメントは差し控えたい」と述べた。
(共同通信2009/10/23)
岡田達は、23日午前中に、自ら天皇陛下に国会開会式で述べて頂くお言葉を決定している筈であり、閣僚の一員である岡田も、その事はしっかりと認識していたと思われるのだが、果たしてどうなのだろう。
そして、決定したお言葉を天皇陛下に伝える以前に、「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えてほしい」として、「わざわざ国会に来ていただいているのだから、よく考えてもらいたい」と発言しているのではないのだろうか。
間違い無く、陛下のお言葉に対する、それも宮内庁では無く陛下御自身への「注文」と言うよりも、「命令」ではないか、とも思えてしまう。
-引用ー
おことば見直しは不適切
宮内庁の羽毛田信吾長官は「国会開会式のおことばは、ほかの行事と違って閣議で決定されていることなので、宮内庁としてコメントする立場にはない。憲法に定められた天皇陛下の立場で、毎回十分に心を込めて述べられていると思う」と話しています。
(NHKニュース2009/10/23)
-引用ー
何よりも岡田は、天皇陛下がどの様なお気持ちで、お言葉を述べられているのか、意識せず、ただ国会の中で、陛下のお言葉を聞いていただけなんだろうな。