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沖縄米軍基地問題に関して、鳩山総理、岡田外相、北沢防衛相が其々に大臣としてと言うよりも、個人的に発言を行っているようにも思えるのだが。

特に鳩山は、コロコロと発言を変化させてしまっている感じで、沖縄米軍基地に関して、余り関心を持っていないのかな、とも思わされてしまうのだが。

だが、岡田は強く関心を持っているのだろうか、この問題に対し自ら提案を出し、積極的に活動している。

普天間の嘉手納基地統合、改めて否定 米国防総省報道官

http://www.asahi.com/international/update/1030/TKY200910300146.html
 米国防総省のモレル報道官は29日の記者会見で、沖縄の米軍普天間飛行場県外移設の代替案として岡田克也外相が主張している嘉手納米空軍基地への統合について、「この施設で海兵隊と空軍の運用を統合した場合、日本の防衛に必要なすべての任務を行うことができない」と述べ、実現の可能性を改めて否定した。

 この問題では、ゲーツ国防長官が訪日中の21日、すべての代替案を拒否する見解を表明。モレル報道官は「ゲーツ長官(の発言)に付け加えることはない」とも述べた。

 モレル報道官は韓国がアフガニスタンに警護要員の派遣を決めたことについて「韓国のあらゆる貢献を歓迎する」と言及。さらに日本は世界2位の経済力を持つと指摘したうえで「力と富がある国は、アフガンでの国際的な努力に貢献する責任がある」とし、アフガン復興支援への日本の積極的な取り組みを求めた。
(朝日新聞2009/10/30)

アメリカは、この日本の3人の閣僚の、正に纏りの無い動きをどの様に判断しているのだろうか。

3閣僚は、訪日したゲーツ国防長官と20日・21日と会談を行う。そして、ゲーツ長官は沖縄米軍基地問題では、日米合意の重視を強く求めたと思われる。

だが、北沢防衛省は「早期に方針を決める必要がある」と示したらしいが、この時点では鳩山総理と岡田外相は曖昧な考えしか示す事は無かったらしい。

しかし、23日に外務省の岡田外相と言うよりも、個人としての印象が強いのだが、岡田外相が突然に普天間問題に、米軍嘉手納基地との統合を提案したらしいのだ。

岡田が、外相として普天間基地統合を提案した要因として、返還合意から長く時間が掛かっており、これ以上時間を掛ける事を避けたい。そして、日米合意による現行案よりも、沖縄に掛かる負担を軽くしたいとしている。

これに対し、地元の自治体である嘉手納町や住民の方々は、岡田の提案に強く反論しているのではないのだろうか。

普天間移設:嘉手納統合案の撤回求め意見書 嘉手納町議会

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091028k0000e010036000c.html
 米軍普天間飛行場移設問題で、岡田克也外相が表明した米空軍嘉手納基地への統合案について、沖縄県嘉手納町議会(定数16)は28日の臨時町議会で、統合案に反対し撤回を求める意見書を全会一致で可決した。また、宮城篤実(とくじつ)町長は統合案に反対する町民大会を実施する方針を明らかにした。

 嘉手納町は面積の83%が嘉手納基地。意見書は岡田外相の発言を「米軍機の爆音下で生活環境が破壊され基地負担が大きい町民に新たな犠牲を強いるものであり絶対容認できない」と批判。96年にも統合案が浮上し、住民の反対で立ち消えになった経緯を指摘し「今この案を持ち出すことは町民、県民の心を踏みにじる非人道的な行為で許せない」とした。そのうえで岡田外相の発言撤回と基地負担の軽減の具体化を求めた。

 宮城町長は「政府から地元に(統合案の)相談があろうがなかろうが関係ない。こちらの答えはたったひとつ。『ノー』だ」と政府と話し合いの余地はないとの認識を示した。
(毎日新聞2009/10/28)

岡田は、この嘉手納町の方々の事を、一体どの様に認識しているのだろうか。

地元の方々に掛かる負担は、軽くなるどころか、逆にもの凄く重い物となるのではないかと思えてならないのだが。

まして、この統合に関しては「沖縄における施設及び区域に関する特別行動委員会」が行われていた96年に、浮上したらしい統合案に住民達で反対し、消し去っていたらしいのだ。
嘉手納町の方々は、心から統合に反対している。

この嘉手納町の方々の思いを全く無視し、自らの案を無理矢理通そうとする岡田の行動は、完全に民意に反しているのではないのかな。

そして、余り感心を持っている様な感じがしない鳩山。一体いつになったら、この問題に対する決断を、果たしてどの様に行なうのだろうか。

 

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