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何やらテレビでは、11月2日に予算委員会が行われた後から、「質問通告」は、本来の国会では委員会が行われる事前に質問する側が省庁を通じて、質問の相手側にその内容を伝えておかなければならないと説明しているのだろうか。
要は、相手側に答弁の準備をしてもらう為に、行う為の行動らしいのだが。そして、民主党が野党の時に、この様な事は行なっていたとも報じているのではないだろうか。
だが、果たしてどうだったのだろうか。
自民の通告拒否に苦言=官房長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009110200329
平野博文官房長官は2日午前の記者会見で、自民党が衆院予算委員会での審議をめぐり詳細な質問通告を拒否していることについて「議論がややもすると抽象論で終わる。政府としても政治的な判断を中心とした答弁にならざるを得ないことも考えられる。与野党間で合意をして委員会を開く中では(通告拒否は)なかったと記憶している」と述べ、同党の対応に苦言を呈した。
(時事通信2009/11/02)
平野は、可笑しな事を言っているのではないのだろうか。まず、国会で開かれる委員会は、各党の国会対策委員会の討論により、委員会の日程や常任委員などが成案されて行き、議院運営委員会で改めて討論されて、実施される事となっている。
委員会は、与野党合意度行われるというよりも、国会議員全員で行われる事になっていると考えた方がいいのかな、とも思えるのだが。
鳩山政権の平野は、民主党は野党の時には通告拒否など委員会でやった事など無い、とも思える発言を行なっている。
2008年10月28日の参議院防衛外交委員会で民主党の牧山弘恵議員が、全く関係無いのではないかと思える「食品高騰問題」に関して質問を始める。
そして、更に国会でどうして質問しなければならなかったのか非常に疑問に思えてならなかったのだが、突然にカップラーメンを取り出し、その値段を麻生首相に質問した。
麻生首相は、突然の質問にかなり戸惑うと言うよりも、呆れ返った気持ちだったのかもしれないが、問われれば答えるしかない。
過去の記憶を絞りながらだったのだろうか、何とか答えたようだが、現在の値段とは合っていなかった様で、マスコミなどから麻生首相が、叩かれまくっていたのではないかと思うのだが。
また、2009年1月20の参議院予算委員会で民主党の石井一議員が、2008年の月刊誌「文芸春愁」11月号に掲載されていた、12個の漢字を並べたボードを突然に用意する。
そして、麻生首相に、「相当高度な漢字だ。これを隠して、どれだけ読めるかやってみたかったが、先に渡してあるから今なら読めるだろう」と、漢字テストを挑発した。
これでも一応、麻生首相に質問している事であり、首相は仕方なく答えなければならなかったのだろうな。
2文字ばかり読み間違いがあった事を、石井議員は喜んでいた様だし、マスコミも牧山議員の時の様に、何故か麻生首相を叩いていたのではなかったかな。
だが、平野の言う「通告拒否」が無く、質問通告という事が、事前にちゃんと行なわれていれば、カップラーメンにしろ、漢字テストにしろ、あの様な馬鹿げた質問などは簡単に片付けられていた筈だ。
麻生首相は、簡単に答えられてはいない。何故だか悩まれていたようだし、間違っている。と言う事は、あの様な下らない質問を、民主党の議員は、通告拒否と言う事を事前に行なって、国会で審議が行われている大事な委員会の場で、直接麻生首相に向けていたのではないのか。
しかし、これまでにあの様な質問を突然に出した議員などこれまでにいたのだろうか、と思えてならないんだけどね。と同時に、あの様な議員に対して、何も批判が無かったのか、これに関しても非常に疑問に思えてならない。
マスコミは、今頃になって「質問通告」に関する事を、何やら説明してくれている。
と言う事は、牧山議員が行なっていた当時、そして石井議員が行なっていた時も、現在の官房長官である平野が批判する、「通告拒否」を行って下らない質問を麻生首相に行なっていた事を、マスコミの連中は全て知っていたと言う事になるのかな。
マスコミは、本当に俺達を騙しまくってくれていたんだな。と、強烈に、思わされたよ。