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石原都知事は、夏季五輪に強い拘りがあるんだろうか。

2020年夏季五輪には、日本から広島・長崎が既に共同招致の検討に入っているのに、諦めがつかない都知事も、20年夏季五輪に応募する事を示したそうだ。

20年五輪、東京も名乗り=後任へ引き継ぎ目指す-石原知事

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date1&k=2009110900387
 東京都の石原慎太郎知事は9日、2020年夏季五輪招致について、「名乗りを上げるのがわたしの責任だ」と述べ、10年春にも締め切られる日本オリンピック委員会(JOC)の国内選考に、自身の責任で立候補する意向を示した。一両日中にもJOCに伝えるという。都庁内で記者団に語った。
 20年招致をめぐっては、広島、長崎両市が共同開催に向け検討を始めている。16年招致に失敗した都の招致レース参加表明で今後、国内招致都市選考に向けての議論が活発化しそうだ。
 石原知事は、正式に国際オリンピック委員会(IOC)に招致都市として立候補するかどうかは、自身が11年4月に任期満了で退任した後、次期知事が政治的に判断することになるとの見通しを改めて表明した。
 その上で、「(次期知事の判断の前に)すべき手続きを踏んでおかないと、20年の可能性は全くなくなる。わたしの代の責任でアプライ(応募)はする」と述べ、IOCへの申請の前提となる国内選考に出ることが、次期知事に招致判断を引き継ぐためにも必要との認識を示した。 
 一方、広島、長崎両市との関係については、「広島という平和を念願する象徴的な都市と一緒にやるということは、IOCの掲げている理念にかなう。東京に決まったら広島と共催する」と述べ、マラソンなど一部競技を広島市で実施する考えを示した。
(時事通信2009/11/09)

だけど、石原都知事は、もう11年には任期満了で、そのまま退任してしまうらしい。そして、その後は次期知事さん任せてしまう。

一寸、無責任じゃないのかな。

さらに、東京に決れば広島と共催すると勝手に言っているけど、広島市の人々はどの様に思っているんだろうか。

広島市は、既に長崎市と共同で立候補する事を検討しているんだけど、もしも日本からの立候補が東京に決ったとなれば、広島・長崎が2020年オリンピックの開催地となる事はないんだろうね。

広島は、東京と共催しようと思うのかな。まして、国際オリンピック委員会は、東京というよりも、石原都知事の勝手な考え方を認める事があるんだろうか。

だけど、日本オリンピック委員会は、石原都知事の発言に強い関心があるみたい。

さて、日本オリンピック委員会は、これからどの様に考えていくんだろうね。

 

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