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菅は「熟議の国会」とやらを求めている。じゃあ「熟議」とは何なんだ。「十分に論議を尽くす」とされている。
というのであれば、一般予算及び関連予算に関して与野党において論議を行わなければならない筈なのだが、やはり菅内閣にはその様な意識など無かったのかもしれない。
枝野幸男官房長官は10日午前の記者会見で、2011年度予算案に盛り込まれた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設関連費用をめぐり、社民党に配慮して執行を凍結する可能性について「全く考えていない」と否定した。前原誠司外相、野田佳彦財務相も同様の見解を示した。
民主党は11年度予算関連法案の衆院再可決をにらみ、鍵を握る社民党の協力を期待。社民党側は普天間予算などの見直しを求めている。
前原氏は記者会見で「政府、民主党関係者と(凍結の)話をしたことは全くない。今の予算がベストとの思いで出している。しっかり議論した上で承認いただきたい」と強調。名護市辺野古崎への移設方針に関しては「昨年5月の日米合意を順守するという政府の立場に変わりはない」と述べた。
野田氏は衆院予算委員会で「現時点で何かを想定して執行停止する考えはない」とした。
(共同通信2011/02/10)
否定しているが、驚いた事に菅内閣は自分達の法案を出来るだけそのまま成立させようと、可決する為の議員数を得る為に普天間基地に関する法案を凍結し、社民党の協力を得ようとしているらしいではないか。
菅内閣は、昨年暮れに菅が沖縄に訪れてから、活発に閣僚が訪れるようになり、普天間基地問題に関してやっと真面目に取組み始めたのかなと思わさせていたのだが、単なる見せ掛けで、09年の衆院選と同じ様に、やはり腹の内には行おうという意識など無かったのだろうか。
前原は今の予算がベストであり「しっかり議論した上で承認いただきたい」と強調しているらしいが、財務相である野田は「現時点」で執行停止する考えは無いとしている。
となれば、時間が変われば考えが変わる可能性もある訳で、菅内閣はどの様に決定するのだろうか。
そしてこの誘いに、社民党はどの様な判断をするのだろうか。あっさりと乗って、菅内閣と組む事を決めてしまうのだろうか。果たしてどうなんだろうね。
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