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米音楽界というよりも世界音楽界の最高優秀作を決定する第53回グラミー賞が13日(日本時間14日)に行われた。
グラミー賞はロサンゼルスで開かれるが、今回のグラミー賞では4人の日本のミュージシャンが賞を獲得している。
B'zの松本隆弘とラリー・カールトンの共作アルバム「テイク・ユア・ビック」が最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を、ピアニストの内田光子が最優秀ソリスト演奏賞を、琴演奏者の松山夕貴子が参加する「ポール・ウィンター・コンソート」の作品アルバムが最優秀ニューエイジアルバム賞を、上原ひろみが参加したスタンリー・クラークの作品アルバム「スタンリー・クラーク・バンド」が最優秀ポラリー・ジャズ・アルバム賞を受賞している。
また喜多郎が「空海の旅4」で最優秀ニューエイジ・アルバム、渡辺敏雄の「メモリーズ・オブ・ジョン」が「ベスト・トラディショナル・フォーク・アルバム」にノミネートされていたが、受賞はならなかった。
これまでに日本のミュージシャンでグラミー賞にノミネートされていたのは、石岡瑛子、中村浩二、坂本龍一、喜多郎、武満徹、Hiroshima、小山田圭吾、SoulJa、藤村美穂子、そして今大会での松本隆弘、内田光子、松山夕貴子、上原ひろみ、渡辺敏雄となるのだろうか。
この中で、受賞を果たして来たのは、29回で石岡瑛子が最優秀アルバム・パッケージを、31回で坂本龍一が最優秀映画/音楽を、43回のグラミー賞では喜多郎が最優秀ニューエイジ・アルバムを、50回ではポールウインターと共演で中村浩二が最優秀ニューエイジ・アルバムを獲得してきていた。
これまで52回の中で日本のミュージシャンが獲得してきたグラミー賞は4つだったのだが、今回の第53回グラミー賞ではその4つを一気に獲得しているのだ。正に、快挙としか言い様がないのではないだろうか。
グラミー賞は1958年にアメリカから始まり、音楽の各部門へ最優秀賞を送るとして、当初は78賞が置かれていたらしい。
賞の選考はNARAS(ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス)の会員によって行われている。
また音楽産業の振興などを求めて創設された賞で、売り上げが良ければノミネートされるという事は無く、人気や売り上げだけで得られる賞ではなく、世界の音楽家にとってとても栄光ある賞であるらしい。
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