思い、そして感じた事をそのまま
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12月7日に自民、民進の党首討論があったが、蓮舫は安倍を「答えない力、逃げる力、ごまかす力、まさに神ってる」などと断じ強く批判したらしいが、ただ蓮舫に白けた。
蓮舫は党首路討論をIR法案を批判する場としか考えていなかったろうか。この事に殆どの時間を費やしていた様だ。
蓮舫はIR法案には「カジノ」が加わっているから反対だ、と批判している。強く強調するのが「やめたいのにやめられない。闇金で借金を繰り返す。多重債務。一家離散。破産。果ては自殺に追い込まれる。これがギャンブル依存症の怖さ」(朝日新聞2016/12/07)だ。
カジノを始めれば多くの者がギャンブル依存症に陥ってしまう。依存症に対し「体の中に取り込まないギャンブル依存症。そのメカニズムは未解明です。治療法はまだ確立されていません。やめたいのにやめられない疑いのあるギャンブル依存症の患者は我が国では536万人いると厚生労働省が推計しています」(朝日新聞)
党首討論でもそうだが、IR法案に加えられているカジノが実行されればギャンブル依存症は発生するじゃないか。故に、民進や共産だけでは無くマスコミもカジノによるギャンブル依存症の恐れを煽るように強調していると思えるが。
だが、この討論で蓮舫は面白い事をいってくれている。既に日本には多くのギャンブル依存症の者が存在している。その要因は何だろう。簡単だ、パチンコなどの賭博に嵌った人々が抜け切れなくなってしまい、止める事が出来なくなっている人々が殆どだろう。
パチンコもそうだが、公営となっている競輪・競馬・競艇も一つの賭博である事に間違いはない。当たれば大きな益を得るだろうが、外れれば大きな損害を受ける事になる。パチンコと同じ様に外れる事が多い事は明らか。
それが分っていても、嵌ってしまった人々はどれだけ損をしようと抜け出す事が出来なくなってしまう。
現在のギャンブル依存症の大きな要因となっているのは、パチンコや公営だろうが賭博である競輪・競馬・競艇などに嵌りこみ、そこから抜けれなくなっている事じゃないのだろうか。
何故、カジノ解禁されればギャンブル依存症の恐れありなどと発するのか、理解できない。
本当にギャンブル依存症の改善を求めるのであれば、カジノ解禁がどうのこうのではなく、パチンコなど、全国で平然と行われている賭博をどうすべきかをしっかりと討論すべきではないかと思えるのだが。
IR法案が本会議決議され実行されれば、統合型リゾートが設置されるのは現在は大阪に設置されると想定されている様だが、観光地及び地域の活性化も目論み全国で有数な観光地の拠点に数ヶ所設置される可能性もあるんじゃないか。
統合型リゾートが観光地に設置されれば、そこへ世界の観光客を誘導する物となる可能性は高いだろうし、地域の雇用労働者の促進や経済波及もあると思えるんだが。
討論で蓮舫は成長産業の役立てとなるのかと問うているが、統合型リゾート全体では無くカジノのみが役立つのかと問うている。
蓮舫は意味のない党首討論を行っていたとしか思えない。
アベノミクスに関しても蓮舫は「今年度の税収が1・9兆、約2兆、下ぶれる。つまり支出は決まっているけど入ってくるお金が2兆足りなくなった。じゃあどうするか。足りなくなったら借金です。赤字国債を発行することになるんでしょう。総理、4年待ちました。異次元の金融緩和、大胆な財政出動。いつ景気がよくなるのか。そしたら4年目にして今度は歳入が2兆円も欠損した。改めて立ち止まるときではないでしょうか」(産経新聞2016/12/07)を批判を浴びせる。
この批判に関し、安倍は下ぶれの原因は円高にあるんだと反論したらしい。急激に円高、株安となった時期があった。トランプ当選から逆に円安株高に変化しているかなと思えるが。
円高は輸入に大きな影響を与える筈であり、国内需要にも関わる事であり、歳入の減少につながっていくのはないのか。
蓮舫の批判に対し、安倍は「いま、私たちの政策が失敗した結果、税収の見通しが違ってしまったというご指摘ですが、これは誤りであります。まったくの誤りです。まず政治の役割は皆さん、何でしょうか。雇用を作って、働きたい人が働くことができるようにすることであります。我々が政権を取る前は10万人の雇用が失われていた。我々は100万人の雇用を作り、そして税収は21兆円、皆さんの時代よりも増えました。皆さんの時代よりも21兆円増えましたが…。皆さん、私のいま言っていることは聞きたくないかもしれませんが、事実でありますから、少し静かに、たまには耳を傾けていただきたいと思います。
そこで、いわばまさに、有効求人倍率も47のすべての都道府県で1倍を超えました。1人の求職者に対し、1人分以上の仕事がある。『まだ言っている』というヤジが飛びましたが、あなたたちはたった8つの県でしかそれを実現できなかった。その反省から始まらない限り、皆さんに対する支持は戻りませんよ。そしてここが大切なことであります。企業は過去最高の収益を上げている。ではなぜ、税収がそうした結果になったかといえば、まさに円高であります。いわば120円だと思われたところが、100円になってしまった。でも今、110数円。私がいちいち為替について言及することは差し控えさせていただきたいと思いますが、そこに大きな点があったわけでございまして、そしてそれはですね、昨年と比べて予想よりも伸びなかったということですから、これは私たちの政権がスタートした時から比べればはるかに良くなっているのは事実じゃありませんか。この事実を認めなければ、正確なマクロ経済の分析はできないということは申し上げておきたいと思うわけであります。まさに現役世代の皆さんの生活保護も9万世帯も減っているわけですから、こういう現実もしっかり見ていただきたい。つまり私たちの政策が間違っているからこのIR法案をやるということではまったくないわけでして、つまり2千万人時代を迎えて、4千万人、海外からの旅行者をが迎えようとしている。旅行者については3兆円国内で消費しているわけです。かつては旅行者が増えたってそれほど経済に大きな効果がないと批判すらあったわけですが、それは違うということは我々既に証明しています。旅行者を増やしていくことについてもかつては批判があったじゃないですか。国内の消費がそんなに増えないという批判もあったわけです。そこで今回は、このIR法案については、今申し上げましたように、統合リゾートとしてさまざまな投資が起こり、まさに雇用を作っていくことにつながっていくということを先ほど申し上げたところです」(産経新聞2016/12/07)
昨日の党首討論を衆議院サイトで見てみると、上記の安倍の発言の後に蓮舫が有効求人倍率が上昇したのは東京一極集中が進んだからじゃないかと問い詰める。
対し安倍は「東京一極集中だったら、沖縄の有効求人倍率が増える訳がないじゃないか。人口が増えている、人口が減少すれば消費者が減る、生産者も減少する事じゃないか、役所しか商売は出来なくなってしまうじゃないか。人口が減少すれば、有効求人倍率が上がるという事は間違っている。」といった反論をしている。
安倍の言う通りだろう。東京一極集中をやってれば、各地域の人口は減少していたろうし、生産業も減少していた、雇用減少にも繋がっていく。有効求人倍率が増加するという事はありえない。
昨日の党首討論をサイトで見た時、本当に蓮舫には呆れさせられた。
最初に書いていた「答えない力、逃げる力、ごまかす力、まさに神ってる」という蓮舫の発言。これは自分に向けた発言でもないのか。あいつには二重国籍問題が掛かっている。これに関し、あいつはハッキリとした説明を果たそうとはしないし、適当に語るだけで、後は無視。
正に「答えない力、逃げる力、ごまかす力、まさに神ってる」事をやっているとしか思えない。
あいつは、自分に掛かっている問題の説明責任をどの様に考えているのか、非常に不快に思えてならない。
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