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産経新聞が産経抄で07日の安倍と蓮舫の党首討論に関し、「「古今無双の射の名人たる夫子が、弓を忘れ果てられたとや?」。作家、中島敦の短編小説『名人伝』は、天下第一の弓の名人になろうと志した中国・戦国時代の趙の人、紀昌が修行を重ねて弓の道を究めた結果、ついには弓という道具の名も使い途(みち)も忘れてしまうという物語である。
 ▼民進党の蓮舫代表は7日の党首討論で、安倍晋三首相を「息をするように嘘をつく」とののしった。自身の「二重国籍」問題で、二転三転するつじつまの合わない発言を繰り返していたのは誰か。党首討論での質問は間違いだらけだった上、著しく品格も欠いていた。
 ▼民進党は民主党時代から、相手に放った攻撃がすべて自分に突き刺さるブーメラン政党と呼ばれてきた。このお家芸も今や神業の域に達し、蓮舫氏はもはや、ブーメランの存在そのものが頭から消え去ったかのようである。」(産経新聞2016/12/10)と、当時の蓮舫のいい加減さを見事に書いてくれている。

更に「小紙を除き新聞、テレビで蓮舫氏への厳しい指摘があまり見られなかったのは解せない。」(産経新聞)とも書かれている。
全くその通りだ。09年に政権交代する前にはメディアは麻生政権、特に麻生をプライベートな面から徹底的に批判しまくり、国会で国会法案を無視し突然に漢字テストをやり始めた民主党議員もいたが。
このテストに麻生は的確に答える事は出来なかった。ベテランの民主党議員は喜んでたと思うが。民主党本部には多くの批判が殺到していたらしい。

だが、当時のメディアは国会を軽視しているとしか思えなかった議員を批判するのではなく、全てを的確に答える事が出来なかった麻生を批判していた筈だ。
民主議員を擁護し、麻生政権を攻め立てていた時と同じ様に、単にIR法案によりカジノ解禁される事を批判する事ばかりに集中し、更にはアベノミクスによって日本の経済は再建されていないなどとも批判していただけの蓮舫を注視するのではなく、討論全体を報じ互いが何を訴えていたかだけを書いたりしていたが。

あいつは民主党政権が日本経済を回復させるどころかボロボロにしていった事を忘れてしまっているのか。
民主党政権によってボロボロにされ、国民の生活を苦しい状況へと追い込んでいった経済状況を現政権の政策が回復しているのは確かな事だ。

だからこそ、安倍政権は今でも高い支持率を得ているんだろう。マスコミや野党がどの様に攻めようとも、政策の実績を覆す事は出来ない。

IR法案は6時間弱で衆議院を可決されたとマスコミは批判するが、納得が出来ない。民主党政権は、福祉など国民生活に関わる政策を野党の質疑を完全無視しほんの数時間で可決していたんだが、それに関しては何ら報じてなどいない。
この違いは一体何なんだ。麻生政権の頃よりマスコミに強い不快感を持つ様になっていたが、更に増していきそうだ。

特に毎日系のテレビニュースの全国版などは、観たい等とは思えない。
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