思い、そして感じた事をそのまま
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
現在の日本国憲法は第二次大戦終戦後日本を占領下としたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)によって作成された物であり、我々日本人によって作られた物ではない。
ドイツの戦後の連邦基本法は1949年に米英仏により制定されているが、ドイツはこれまでに時代の変化に伴ない60回は改正されている。日本とは大きな違いだ。
日本も戦後には社会、経済、外交環境などに大きな変化があった筈だが、それに伴った憲法の改正などは一度も行われてなどいない。
日本も活発に改正を行うべきではなかったのではないかと思うのだが。特に9条。マッカーサー草案では8条に書かれてあるが、第一に綺麗事を書いているが、ハッキリいって軍隊を持たない、自衛権の放棄を示してある。
アゴラの「第9条が幣原首相の提案なら国家への反逆でないのか」に、「マッカーサーはその時点では核兵器を独占していたアメリカによる覇権は絶対的なものと考え、その庇護のもとにある日本をソ連が攻撃することなどないと考えていました。だから非武装でもいいという理屈です。また、沖縄の基地を永久保持すれば、本土には不要と考えたようです。
しかし、この前提はソ連の核武装で崩れました。中国が共産化することも、計算外でした。朝鮮戦争直前にも、日本の防衛力が必要というワシントンに対して拒否していましたが、戦争の勃発で警察予備隊を創設しました。
こうした①米国の核の独占は続く、②共産圏は戦争を起こさない、③沖縄の基地は自由に使えるという前提で第9条による非武装構想はできたのです。それが、ことごとく覆されたということを踏まえた議論が必要で、前提が変わったのですから、解釈を変えることは、変節ではありません。」
実際に朝鮮戦争が勃発した後にGHQが警察予備隊を創設し朝鮮戦争へ送っている。アゴラのブログに書かれている様に、終戦直後のGHQは今後争いに巻き込まれる状況にはならないとして、占領下とする沖縄の米軍により日本の安全は十分に保たれるだろう。
故に、日本に自衛権は必要ないといういい加減な憲法を作りやがった。
GHQが作ったいい加減な日本国憲法を、どうして何時までも日本は守ろうとしなければならない。
特に共産など複数の野党は、日本の平和は9条によって守られてきた。よって、現在の日本国憲法は絶対に改正してはならないなどとぬかしているが、こいつらの主張など全く理解できない。
GHQが作ったいい加減な日本国憲法に縋ろう、或いは守ろうとするのでは無く、現在の社会状況や経済、行政、外交、防衛などに適した改正を行い、我々日本人による本当の日本国憲法を作成しなければならない。
現政権が、憲法改定に積極的に取り込もうとしていると思えるが、日本維新の会以外の政党は反対の意を表明している。
特に民進党。総理に対し、躍起になって自民党が作成した憲法改正定草案を自ら説明しろと執拗に質疑しまくっている。
前にも書いたが、自民党の憲法改正草案は政党が作成した物であり、政府が作成した物では無い。よって、総理や他閣僚などに政党の作成した憲法改正草案を説明する責務など一切ない。
何よりも、自民党の憲法改正草案に関しては自民党サイトでしっかりと説明されている。民進の連中などもそれを読めば、草案の内容などは簡単に理解できる筈。
昨日は、民進の山尾志桜里参院議員が同じ様な憲法改正に関する下らない質疑を繰り返していたが、その中で、「平成25年2月26日の参院(予算委員会)で、総理は自民党改正草案9条の「国防軍」の意義を問われて答弁されています。「自衛隊は国内では『軍隊』とは呼ばれていない。『軍隊ではない』という位置づけですが、国際法上は軍隊として扱われているわけです。私たちはこのような矛盾を実態に合わせて解消することが必要と考えております」と」(朝日新聞2016/10/12)などといった質疑を行っている。確かに昨年4月の国会で維新の党の今井雅人衆院議員からの意見主意書に、安倍総理は自衛隊は「国際法上では自衛隊は軍隊である」と答弁している。
国内では軍隊として扱われていないが、国際法では軍隊として扱われている。この矛盾を実態に合わせ解消すべきと言っているが、世界が自衛隊を軍隊と認証している事は間違い無いだろう。
矛盾を解消しろというなら、日本国憲法でも自衛隊を軍隊として扱うべきではないのか。
そして、馬鹿みたいに安倍に草案の説明をしろと言いまくっているが、お前らが説明受けて何の意味があるんだ。
何度も書いてるが、民進党はどこまでも税金泥棒だ。
PR