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民主党さん、小沢前代表の西松建設違法献金事件に関する「第三者委員会」なんて物を起こしていたけれど、10日に委員会から民主党に報告書が提出されてたらしい。
その報告書は、第三者委員会のサイトにあるので簡単に本文を読む事が出来ますが、余り意味が無いかもしれませんね。
民主党支持派の方が読めば、もしかしたら「宜しい」と思われる方もいるのかもしれませんが。
サイトのトップにある委員会設立の経緯と趣旨には「民主党小沢代表秘書の政治資金規正法違反事件に関する小沢代表および民主党の対応、説明責任について検討するとともに、政治資金問題をめぐる検察およびメディアのあり方について議論を行うことを目的」とあります。
そして、本文のはじめに、「目的と課題」が書かれているが、その中に「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関し、各分野の専門家が自由闊達に議論し、個々の問題点について『客観的かつ公正な見解を示す』党から独立した第三者機関を設ける」とある。
だが、その後には「民主党が政党として取るべき対応を中心として、法的問題の整理も含め、関連する事項についての問題点を指摘することとした」となっている。
そして、報告書の内容は先では無く、後に書いた通りとなっているようだ。
どの様な趣旨を持っていようと、まともに独立した「第三者委員会」によって検討した結果を「客観的かつ公正な見解」によって示そうとするならば、民主党が設置した「第三者委員会」の報告書の様な民主党や小沢代表代行(前代表)をやたらに擁護したり、逆に検察や法務省、そして強烈なマスコミ批判といった内容にはならないのではないか、と思えてならないのだが。
この「第三者委員会」は、とても「客観的かつ公正」な意識を持って検討を行っていたとは思えない。
民主党が設立し、党外に設置したこの「第三者委員会」という機関の本当の趣旨はサイトのトップに書かれている事などでは無く、ただ小沢代表代行(前代表)の西松建設違法献金事件の為に民主党に掛かっている汚点を、何よりも選挙の前に抹消してもらいたいと思っていたのではないのだろうか。全く不可能な事でしょうけど。
第1章では検察捜査を、そして第4章ではマスコミを批判する事により西松建設と小沢前代表との関係が正当であったかのように主張している。だが、かなり無理があるのではないのだろうか。
小沢から、西松違法献金事件を消すなどという事は、不可能だろうな。
政治資金問題第三者委員会