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6月19日午前、東京地裁で西松建設違法事件をめぐる国沢幹雄被告と藤巻恵次被告の初公判が行われた。
東京地検の起訴状には、西松建設違法事件だけでは無く、岩手県と秋田県で小沢事務所により、公共工事の談合も行っていた、何て事も含まれていたらしいのだが、全て素直に認めたらしい。
東北での小沢事務所の公共事業への影響力は昭和50年後半から強くなったらしく、ゼネコンから小沢事務所に「天の声」を出して欲しいと言われるほどになっていたとか。
小沢一郎と関わっていた者が認めているのだから、「天の声」という事実は間違いないのだろうと思えてしまうのだが、野党の議員では、
民主、検察主張を疑問視=「衆院選に影響ない」-西松建設事件の初公判
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009061900396
民主党の渡部恒三最高顧問は19日昼、西松建設事件の初公判で、検察側が小沢一郎代表代行の事務所が公共工事の談合に関与していたと指摘したことについて、国会内で記者団に「今や全くそういう話はなくなっている。(起訴された小沢氏の秘書の)大久保隆規氏を全面的に信頼している」と述べ、検察側の主張に疑問を呈した。
同党の安住淳国対委員長代理は「政治資金規正法違反でやっているのに、『天の声』と言ってあたかも談合があったかのように印象づけるのはどうか」と指摘。同党参院幹部は「検察側の言い分なのでまだはっきりしないが、衆院選には影響しないだろう。心配はしていない」と述べた。
一方、国民新党の亀井静香代表代行は「小沢氏を捕まえないなら、(検察の主張は)小説のようなものだ」と語った。
(時事通信2009/06/19)
民主党の渡辺最高顧問は談合に関して、「今や全くそういった話はなくなっている」と言っているみたいだが、起訴された両被告の西松建設と小沢事務所との間の談合は過去の事であって、現在やっている事では無いでしょう。
そして、東京地検は、今日の公判で小沢事務所とゼネコンとの関係を明らかにしているし、両被告はそれを否定せずに認めている。
東北地方で、小沢の影響力によって談合に応じられていたゼネコンが何社もあったんだと思われるけども、その中で西松建設は行っていた事を認めた、としていいんでしょうね。
また、「天の声」に関して、
社民、小沢氏は説明責任尽くせ 西松建設巨額献金事件で
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061901000802.html
社民党の福島瑞穂党首は19日、西松建設巨額献金事件の初公判で、検察側が小沢一郎民主党代表代行の事務所が公共工事の談合で「天の声」を出していたと指摘したことに関し「小沢氏は西松建設から巨額の献金を受け取った経緯について、違法性の有無とは関係なく、政治家として説明責任を尽くすべきだ」と強調した。国会内で共同通信の取材に答えた。
共産党の穀田恵二国対委員長は記者団に「単なる形式犯と言っていた民主党の主張と違う詳細な陳述だ。民主党がどう回答するかが鋭く問われている」と述べ、小沢氏だけでなく民主党も説明責任を果たすよう求めた。
(共同通信2009/06/19)
社民党や共産党に同感ですよ。
また、小沢はこの事に何も答えない様だし、民主党も何だか静かな感じ。そして何よりも、マスコミが産経新聞以外は、余り報じていない様に思えてならないんだけど。
西松建設だけでは無く、ゼネコンと談合を行っていたという。そして、小沢がゼネコンに「天の声」を出していたという、非常に驚かされるこの情報。
マスコミは、活発に報道するべきだろうと思うのだが、産経新聞は公判の内容などかなり報じてくれているかと思うけど、他の新聞などは簡単に報じるだけで、それ以上は報じようとはしていない感じ。
小沢では無く、麻生首相に関する事だったら、逆に報道しまくってるんだろうけどね。呆れたものだ。