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鳩山邦夫前総務相のいい加減な行為によって発生した郵政問題。22日に、佐藤総務相が西川社長の続投を認める事によって決着する事となりそうだ。
だが、この騒動を引き起こした当の本人である鳩山前総務相は、西川社長の続投が認められる事が気に入らないらしい。
鳩山前総務相:西川社長の減俸 「目くらまし」と批判
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090623k0000e010053000c.html
自民党の鳩山邦夫前総務相は23日午前、日本郵政の西川善文社長の続投について「麻生太郎首相は致命的な判断ミスをされた。それがそのまま続いている。経営一新して責任を取らないと国民が受け入れないのは当たり前だ」と批判した。西川氏が報酬を30%、3カ月返上することには「国民を愚弄(ぐろう)するような目くらましだ」と指摘した。東京都内で記者団に語った。
(毎日新聞2009/06/23)
鳩山前総務相は、西川社長は日本郵政の経営者でありながら、これまでに日本郵政に対する悪行を行ってきていると発言しているのではなかったのだろうか。それをマスコミが煽るように報道し、我々国民は、西川社長に大きな損害をもたらされてしまったと強く意識をさせられるようになってしまっていたのかもしれない。
だが、2007年10月1日に西川善文氏を経営者として民営化が始まったが、果たしてどの様な悪行を行ってきていたというのだろうか。
思い返してみれば、鳩山前総務相などは、それに関する説明などは全く行ってくれていないのではないかと思えてならないのだが。
逆に、民営化が始まってから日本郵政のコスト削減や、郵便や、金融、流通面などのサービス向上なども行っている様で、民営化されてから利益は大きく向上している。
鳩山の言う通り、本当に悪行を行って来ていたのであれば、日本郵政の経営状況はかなり悪化していたのではないかと思えるのだが、決してその様には思えない。
鳩山は日本郵政が「経営一新して責任を取らなければ国民は受け入れないのは当たり前」、
西川社長が報酬を3ヶ月返上する事を、我々国民への愚弄であり、目くらましとしている。
しかし、日本郵政は経営一新しなければならない様な経営は不振状況にあるのだろうか。まして、昨年4月から一般競争入札の公募が始まり昨年12月に譲渡の契約がされた「かんぽの宿」のオリックスへの一括譲渡が白紙となった原因は、経営陣にあるのではなく鳩山前総務相にあるのだろう。
総務大臣の時に日本郵政に対して自分が行ってきた判断ミスを、西山社長などをしつこく批判する事により隠そうとしているんじゃないの。
鳩山の頭の中には、麻生首相や自民党に対する「何とかしなければ」といった仲間意識など、全く無かったんだろうね。
どの様に利用して、総務大臣での自分の姿を良く見せる為の単なるパフォーマンスの道具としか意識していなかったのかもしれないね。
更に調子に乗りまくり、兄貴と同じ様に、政党のトップにも躍り出ようなどとも意識するようになっているようだが、「ふざけるな」としか言い様が無いよ。
鳩山の方こそ、我々国民に目くらましを行い、馬鹿にしているとしか、思えない。