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民主党代表が鳩山となってから、民主党は活発に党首討論を行う事を求めていたのではなかったろうか。
麻生首相は、それを拒否する様な事などは一切無く、積極的に受けていたと思われるし、6月17日の党首討論でも、麻生首相から次回の討論では財源と安全保障で行いたいと言っていたと思われるが。
次回の党首討論は、7月1日に行われる事がすぐに決定されたのかなと思われるが、もしかすると鳩山代表などはあまり乗り気では無かったのかも。
来週の党首討論見送り 民主、予算委開催要求
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062501000738.html
民主党は25日、麻生太郎首相と鳩山由紀夫民主党代表の党首討論について、7月1日の開催には応じられないと自民党側に伝えた。
民主党の輿石東参院議員会長は記者会見で「擦れ違いばかりやっているような党首討論よりも、予算委員会の集中審議の方が緊急を要する」と強調した。党首討論は水曜日が定例日で、7月8日は主要国首脳会議(G8サミット)で首相が不在のため、次回は同15日以降になる見通しだ。
河村建夫官房長官は会見で「党首討論はもともと野党側の要請でやってきた。できないと言うのはいかがなものか」と民主党の対応を批判した。
一方、25日の衆参両院の予算委員会の理事協議で、野党側は西川善文日本郵政社長の続投問題や与謝野馨財務相への迂回献金疑惑などに関する集中審議を求めたが、与党側は応じなかった。
(共同通信2009/06/25)
前回の党首討論を、鳩山の圧勝などと評する者が多い。だがどうなのだろうか。
麻生首相は財源の重要性の認識を示してから、鳩山代表に財源の見識を問うているのだが、「人の命を大事にする政治」、そして「人の命を大事にする為に財源を投入する」といった事は発言する。
その後も討論は続く、だが、主題は「財源」と言うよりも前回の討論での鳩山代表の発言へと移ってしまっていたのではないのだろうか。しかも、麻生首相の問いに、鳩山代表は何やら浮き足立った様な答え方しか出来ていなかったような感じなのだが。
7月1日の党首討論でも、財源、更には安全保障に関しても積極的な問いが行われる事は間違いない。
その事を、民主党は嫌ったのだろうな。財源は勿論、安全保障もまともに答える自信など無いのだろう。
これまで、マスコミなどはいい様に擁護してくれていたかもしれないが、これ以上財源などで討論を行ってしまっては、絶対に勝てない。例え、昼間の時間帯であっても、多くの視聴者が観ている事は間違いない。
鳩山代表が麻生首相に敵わないシーンを流す事となってしまっては、民主党にとっては大きなマイナスとなってしまうだろうから。
だが、政策の中核でもある財源及び安全保障に関する党首討論を拒否する、という事はどういう事なのだろうか。
本当に自信のある政策を計画しているのであれば、逆に積極的に応じようとするのが当たり前ではないのか。にも拘らず、民主党はそれを避けてしまった。
という事は、一応マニフェストは作っているし、民主党議員達は自信ありげに政策を行うとも発言している。
だけど、もしも政権交代なんて事があって、民主党のマニフェストや議員達の言い分通りいにやられた場合、どうしても増税があるんじゃないかと思えてしまうんだけど。
実際、岡田幹事長なんか6月25日の「朝ズバ」で、もしも政権を取った時には何やら増税も感じさせる発言もしていたようだが。
さて、政権交代をしつこく訴えている民主党だが、どの様な財源を元として、どの様な政策を行おうと考えているのだろうか。
上辺だけでは無く、一度でいいから元から全てを詳しく説明してもらいたいものだ。