思い、そして感じた事をそのまま
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
通常国会で、一つの待機児童を訴えるブログを紹介されて民主党政権でも大きく問題視されていた待機児童問題が改めて注目される様になったが、「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログには待機児童の原因は政府にあり、政府が何とかしろと一方的に訴えている。
これを糧にして、野党も政府を責める道具にしてるんじゃないかと思えるんだが、保育園開園が進まない原因は政府や自治体だけにあるのでは無く、設置しようとする周辺住民との関わりも大きい様だな。
周辺住民「市川市は説明不足」
千葉県市川市で4月に開園予定だった私立保育園が「子どもの声でうるさくなる」などと近隣住民から反対されて建設を断念したことが波紋を広げている。12日、抗議の声を中心に全国からメールや電話が約50件寄せられ、市は急きょ記者会見して経緯を説明した。一方、予定地周辺の住民からは「市や事業者は建設ありきだった。もっと意見を聞いて決めるべきだった」と批判の声が上がっている。【小林多美子】
市川市の待機児童は昨年4月時点で373人と全国市区町村で9番目に多く、市や関係者も定員108人の保育園新設に期待していた。市によると、この日「断念に至る前に行政としてちゃんと関わっていたのか」「一部の住民の意見で中止になるのはおかしい」といった意見が北海道から沖縄まで全国から届いた。断念に異を唱える声が多かったという。
建設予定地は幅約3メートルの道路に面していた。地元には保護者らの車や自転車の往来が激しくなり、危険が増すとの懸念がもともと強く、市の説明不足や対応の悪さを指摘する声も相次ぐ。
周辺は一戸建てが中心の閑静な住宅街で、高齢世帯が多い。約30年前から住む男性(75)は「静かに暮らしたいと思ってここに家を買ったのに、いきなり保育園ができると言われて驚いたし、困った」と言う。事業者や市の説明については「建設ありきで話が始まった。市は待機児童を解消したくて、焦っていたのではないか。交通事情や周辺環境をもっと配慮すべきだった」と話した。
50代女性は「定員数を減らすなどしてくれれば保育園自体には反対ではなかったが、市と話がかみ合わなかった」と振り返った。
一方、会見したこども施設計画課の小西啓仁課長は「防音ガラスの設置や、交通整理員を配置することなどを提案したが、条件交渉まで至らなかった」と説明。「(対策が住民に)十分に伝わっていたか確認が足りなかった」とした上で「100%の理解を得るのは難しいと思うが、待機児童を減らすために市としてできることをやっていきたい」と述べた。
子供の声巡り各地でトラブル
「子供の声を巡るトラブルは各地で起きている。2014年には神戸市東灘区の保育園の近隣住民が、防音設備の設置や慰謝料100万円を求める訴えを神戸地裁に起こした。
東京都目黒区でも、15年4月の予定だった保育園の開園が、住民の反対運動で今年6月まで延期された。目黒区では今年度中に国有地で着工し、17年4月に開園する予定だった保育園も、反対運動が起きた。区保育計画課によると「開園予定時期はお答えできない」としている。
東京都の14年の調査では、保育園や公園などで遊ぶ子供の声について「うるさい」などの苦情を受けたことがある区市町村が7割に上ることが明らかになった。一方で「声を抑制するのは子供のストレスになる」といった指摘があり、15年3月の都議会で子供の声に騒音の規制基準を適用しないよう条例を改正した。【渡辺暢】」(毎日新聞2016/04/12)
保育園設置に対し周辺銃住民の人々は色々な意見を述べているようだけど、ただエゴを主張しているようにしか思えない。
自分の近くにも保育園があるけど、子供の声が騒音に聞こえるなんて信じられない。道幅が狭いから道路が危険になるといった意見もあるようだが、自分の知ってる子が通ってる保育園の入り口の前の道幅も狭く軽四が通れるかなといった程度の所。
だが、これまで事故も起こってなければ、問題も起こっていないし、周辺住民からの文句も無い筈だ。
道幅がどうのこうのといった問題などは開園される前に、周辺住民の人々が危険なイメージを膨らませてるんじゃないかな。そんなイメージを持ったままじゃ、どれだけ話し合っても、解決は無理だと思うけどね。
そして保育園の園児の声が騒音になる、公園で遊ぶ子供の声が騒音になるは自分には理解出来ないし、過剰意識としか思えない。
千葉・市川ガールズなんてサイトがあるので、リンクしておきます。
PR