思い、そして感じた事をそのまま
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自分は見ていていなかったのだが、昨日はNHKが「総理に聞く」という番組を放送されていたらしい。
番組は、麻生首相とゲストに日本商工会議所会頭岡村正氏と演出家テリー伊藤の3名が出演し、間を取る司会とアシスタント2名によって討論が進行されていた様だが、マスコミは「麻生首相がテリー伊藤の質問にタジタジとなっていた」と表現しているが、果たして正しいのだろうか。
「総理に聞く」の映像は、この様にYou Tubeによって流されている。自分も、しっかりと見たよ。
まして、テリーが最初に麻生首相の誤字などがどうのこうのとアホな事を続けて言っていたが、横にいる岡村氏も笑っていたのではないかと思えたのだが。すぐに、本来は「政策論争に注目すべき」、だと発言していましたからね。
西松建設献金事件に関してもテリーは問い掛ける、
ー引用ー
西松建設の違法献金事件について、テリーさんは「公共事業を受注している企業の献金はなくしてほしいと、麻生さんから各党各派に発言すべきだった」と迫ったが、首相は「企業は企業、個人は個人、団体は団体それぞれに民主主義を運営するコストを払ってもらわないといけない」。
さらにテリーさんは「国民は政党助成金を払っている。誰一人納得しない」「小選挙区制になると、お金はかからないと聞かされてきた」などと続けたが、首相は有権者10万人にパンフレットを郵送すると約2800万円かかることなどを説明。「西松建設の話は、今のルールをかいくぐってやられたところが問題」などと答えるにとどまった。
(朝日新聞2009/03/15)
http://www.asahi.com/politics/update/0315/TKY200903150155.html
ー引用ー
朝日は、麻生首相が答えるに止まったと表現しているが、ふざけるな!としか言いようが無い。止まる、要するに終わったでは無く、テリーの問いに答えた所で、司会者に切られていたではないか。
これをただ止まると表現するか否かで、あの映像を見ていない者に違った印象を与えてしまう可能性が高い。
にも拘らず、微妙かもしれないがあの様な表現をする。悪意の様に思えてしまう。
更に、この部分では、テリーは政党助成金に関する知識をちゃんと持っていなかった様で、麻生首相の答えに、正にタジタジとしていた様子だったが。
また、テリーは2兆円をハイドレートに当ててほしかったとも発言しているが、これってまだ東京大学、海洋研究開発機構などで調査中の物で新エネルギーとして利用できる物ではないのだろう。
しかも、新エネルギーとして利用できるまでに後どれ位の期間が掛かるのだろうか。テリーは、そういった事などをちゃんと意識して発言したのだろうかね。
あの公式の場で発言するからには、ちゃんとその事に関して調べていたろうから、ある程度の認識は持っていた筈だ。また、発言する事にも責任感は持っていたろう。
それとも、その様な意識など一切無く、いい加減な気持ちで、適当に喋っていたんだろうか。
最後に、解散・総選挙となり、テリーはただ選挙をやれと要求していただけだったが、岡村氏は選挙の争点を「日本の将来の国家像をどうするか」と、問い掛けていた。
麻生首相は、テリーが身を前に乗り出すようにして喋っている時には、適当に聞いているといった感じだったが、同じく岡村氏が語りだした時には、麻生首相も身を前に乗り出すようになり真剣に聞くようになっていた。
最初から余り意識していなかったのかもしれないけれど、麻生首相は最後には完全にテリー伊藤の存在を無視していた感じだったな。
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