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 他の方のブログから見つけたのだが、「現代ビジネス」に面白い記事が載っていた。
 
麻生政権を批判しまくっていた当時の記者が書いた物らしいが、当時の事を反省し、現在の民主党政権を激しく批判している。
 
その一部を引用してみたい
 
-引用-

 思えば、麻生政権時代、日本で『週刊現代』の政治記者をしていた私は、毎週のように、麻生首相の批判記事を書いていた。「麻生総理、この漢字読めますか?」「ゴルゴ13を見て外交するなかれ」・・・。いまでも当時のタイトルが頭に浮かぶが、先週、2年ぶりにご本人を間近で見て、懺悔したい気分に駆られた。菅外交に較べたら、麻生外交には何と華があったことか! 民主党外交に較べたら、自民党外交は何と老獪だったことか! 

 私たちはなぜ、「一度任せてみて下さい」などという甘言に騙されて、民主党に政権を託してしまったのだろう? この2年間、北京から見ていて、民主党外交の杜撰さ、幼稚さには、一日本人として怒りを通り越して、涙が出るほどだ。

-引用-
 
麻生元首相が、菅の文化担当特使として中国を訪問した時に、北京で民主党政権とは異なり、見事な外交を行っている、と書いている。
 
当時のマスコミは、民主党と共にただ麻生政権を崩し、単純に政権交代をさせたい。そしてしたいとして、当時からハッキリ言って国民無視の行動を行っていた。
 
どの様な政策を出そうと全てを批判しまくり、麻生元総理のプライベートな活動まで批判するように報道し、国会での野党からのただの政策への単なる対抗質疑や、非常に詰まらない「漢字」を用いた質疑など一切批判する事無く、それに応じた側ばかりを激しく批判しまくっていた。
 
メディアの影響力は大きい。特に、テレビによる報道は、日常的に多くの人々が見てしまっている。これテレビが、一方的な報道ばかりをすれば、人々の心理に大きな影響を与える事となっていただろう。
 
その結果が、09年の衆院総選挙の結果に出たんだろう。マスコミや民主の思い通りに、政権交代は成功した。だが、新たな政権与党となった民主党は、日本にとってどれだけ意味のある政策を行ってきたのだろう。
 
ただ、選挙前に掲げていたマニフェストに書かれていた事を行おうとした結果、日米関係はどうなのだろう、「子ども手当」などのバラマキにより、財政状況も悪化されるばかりじゃなかったか。
 
そして、経済が苦しめられていた、というよりも苦しめられているデフレ経済へのしっかりとした対策も行われてはいない。よって、経済状況も悪化するばかりで、決して良い方向へ向かうという事は無かっただろう。
 
こんな政権与党を、鳩山の時には激しく責める事なんて無かったろうし、菅になっても一応責める姿勢は見せているんだが、肝心な事となると逆に守る為の報道を必死に行っていたし、いるとこもある。
 
何を考えていたんだろう、そして何を考えているんだろうと思わされてしまう。
 
-引用-

 中国はすでに昨年、GDPで日本を追い抜いた。今後、日中間の「経済格差」は、ますます広がっていくだろう。象徴的な例を挙げれば、5月21日~22日に、温家宝首相が訪日し、第4回日中韓サミットが開かれたが、中国ではほとんどニュースにさえならなかった。2008年暮れに当時の麻生首相が音頭を取って、自らの故郷・福岡で第1回日中韓サミットを開いた際には、中国は大型取材陣を日本に送り込み、華々しく報じたものだ。 

 それがたった3年で、中国からすれば、もはや日本など、目に入らなくなってしまった。それは、一つには、G8(主要先進国)の時代からG20(主要国)の時代へ、もしくはG2(米中)の時代へと変遷したからであるが、もう一つは「お笑い民主党外交」を、相手にしなくなってきているのだ。

日本が中国に勝てるのは3分野しかない

 鳩山前首相は、昨年5月に温家宝首相と重要な首脳会談を行ったわずか二日後に、「プッツン辞任」した。今年に入っても、3月に前原外相が「5万円辞任」したかと思えば、6月2日には菅首相が「辞める宣言」をした。中国の菅政権に対する視線は、金正日政権に対する目線に近づきつつある。「世界と関係なく勝手にやってれば」という感じだ。

 これは私のかねてからの持論だが、21世紀の日中関係において、日本が中国に勝てるのは、たった3つの分野しかない。それは、「先端技術」「サービス」「オタク系文化」である。他のあらゆる分野が早晩、中国に追い越されるだろう。

 だがこの3分野だけは、いわば日本の誇る「三種の神器」である。こうした日本の優位性を、もっと中国にアピールすべきなのだ。

-引用-
 
中国の経済力が勢い良く伸びていった事もあるかもしれないが、日本の経済状況が改善されない事も影響している事は間違いない。
 
マスコミや野党だった民主党などは、何も協力する事無く経済状況が悪化していた時に麻生政権が行おうとしていた政策を、協力の意思は無くただ否定してばかりだったし、マスコミもを批判するばかりだった。
 
だったら、民主党にはそれには異なるしっかりとした経済政策があった筈なのだろうが、政権交代されてから、ちゃんとした経済政策など何も行われる事無かったんじゃない。また、野党の頃には国債発行する事を激しく批判していたが、政権与党となってからそれを止めるのでは無く、更に発行する事となり、行政状態も改善されていく訳が無い。
 
民主党政権となってからの日本は、中国だけでは無い。韓国からもどって事ない国と思われる様になっているのかもしれないな。日本の北方領土に、韓国の者が堂々と入り込んだ事がそれを示しているんじゃないのか。
 
-引用-

 このため、日系の「文化公司」と名のつく会社に勤める私は、この2年間、中国政府の文化担当者に会うたびに、口を酸っぱくして次のように訴えてきた。

 「1990年代の韓国が、まさにいまの中国と同じ理屈---日本文化を開放したら席巻されてしまう---で、日本文化に対して障壁を作っていました。しかし1998年に金大中大統領が決断し、日本文化を開放した結果、韓国は日本文化に席巻されるどころか、二つの作用をもたらしました。

 一つは、日本文化に啓発されて、韓国文化の発展が急速に進んだこと、もう一つは、日本文化に触れたことで、韓国人が自国の文化に自信を持ったこと(何だ、これなら自分たちの方がいいものを作れるではないかという感覚を持ったこと)です。ここから『韓流文化』が一気に開花し、ヨン様を始めとする韓流スターがアジアを席巻していったわけです。

 同様に、中国も『走出去』(中国企業・文化の世界的発展)を国策に掲げているのだから、一刻も早く、文化開放すべきです」

 こうしたことは、一駐在員である私などが声を張り上げても意味をなさない。民主党政権が、日本国として、中国政府に粘り強く外圧をかけ続けていかねばならない。何と言っても、世界第2の肥大する経済大国の隣に位置する日本には、上記の「三種の神器」しかないのだから。

 私はこの2年間、何人もの知り合いの民主党議員にこのような訴えかけをしてきたが、彼らは一様に上の空だった。まるでピンと来ないようであった。

 それが先週、「麻生特使」が中国のお歴々を前に、私の持論と同じ言葉を吐いているのを間近で聞き、快哉を送りたくなった。日本もまだまだ捨てたものではない。民主党政権がダメなら、再び自民党政権に戻せばよいのだ。

-引用-
 
この記事読んでて思うのは、当時偏向記事を活発に書きまくってた記者達、今はどんな事思ってんだろうな、と。日本を今の状態にしたのは、偏向記事を平気で好き勝手に書きまくっていたマスコミの連中にも大きな責任がある事は間違いない。
 
ハッキリ言って、マスコミと民主がタグを組み社会全体を言い包めてたんだろうから。
 
だから、現在のマスコミも菅政権など一応批判はするが、責め切る事が出来ないんだろうか。民主と同じで、無責任な連中だな、と思えてならない。
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