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日本サッカー界にとって、女子チームである「なでしこジャパン」がもの凄い快挙を成し遂げてしまった。ワールドカップ優勝。
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会最終日は17日、フランクフルトで決勝を行い、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング4位の日本は同1位で3度目の優勝を目指していた米国と対戦、2-2からのPK戦を3-1で制し、初優勝を飾った。最優秀選手には日本の沢穂希(INAC)が選ばれた。
女子はこれまで、五輪とW杯の主要国際大会を通じ2008年の北京五輪で4位になったのが最高成績だった。男子を含めても、サッカーで日本が五輪またはW杯で金メダルを獲得するのは初めてとなる。
日本は過去24戦で3分け21敗と白星を挙げたことのなかった米国に対し、持ち前のスピードとテクニックで対抗。後半24分、米国に先制ゴールを許したが、同36分、宮間(岡山湯郷)のゴールで追い付き、延長戦に突入。しかし、延長前半、米国のワンバックに勝ち越しゴールを決められたが、延長後半、沢(INAC)のゴールで再度、追い付いた。
PK戦では米国の選手が3人連続で失敗したが、日本は4人中3人が成功した。
得点王には5得点の沢が輝いた。
(産経新聞2011/07/18)
予選になるアジア大会では、オーストラリア・北朝鮮に次ぐ3位の成績で出場を決めていた。この時点では、どの国の者もワールドカップを制覇するなんて、誰も想像できていなかったろうな。
ワールドカップの組み合わせでは、イングランドなどと同じBグループ。ここを2位で通過し、決勝トーナメントへ。そして、その初戦が、3大会連続優勝を目指していたという強豪ドイツ。
それまでのドイツとの成績は1勝7敗1分。1勝しかしていなかったこのドイツに1-0で勝っちゃった。この時から、「なでしこジャパン」がもの凄く注目される様になったんじゃないのかな。
だが、準決勝の相手もかなりの強豪スウェーデン。第4回大会でドイツに1-2と負けながらも準優勝だし、この国にも3勝4敗2分と負け越している。今大会でも、チームの評価は高かったんじゃないの。
不利なんじゃないかとも言われていた、このスウェーデン戦を見事な逆転勝ちをして、サッカーの日本代表としてW杯決勝へ初進出。と同時に、メダル獲得が確定。この時点で、もう凄い成績を残してたんだよな。
決勝では、それまで21敗4分で全く勝った事の無いアメリカが相手。今度こそかなり不利なんじゃないか、と思ってた人が多いんじゃなかったろうか。だが、先制されても、勝ち越されても必ず追い付き、延長からPK戦へと持ち込んでしまった。
そのPK戦で3-1と見事に勝ち、初優勝を決めたんだよ。
そして、今大会で最高得点を獲得した澤 穂稀が最高殊勲選手に選ばれたし、フェアプレー賞を日本が獲得している。
本当に素晴らしいメンバーによる、素晴らしいチームだった。そう思えてならない。
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