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議院総選挙以前より橋下大阪市長は地方自治法第141条の「普通地方公共団体の長は、衆議院議員又は参議院議員と兼ねることができない。」の改正を行い、来年に行われる参議院選挙への出馬を示唆する様に発言を行っていた。
衆議院総選挙での維新の会の議員数を50以上と増加した事に傲慢な意識を持つ様になったのだろうか、石原との協議を踏まえての事らしいが18日には地歩自治法第141条改正案を国会提出するつもりらしい。衆議院に参戦した日本維新の会から出すんだろうが。
これにより、橋下は地方自治体の行政を預かる首長でありながら国会進出を行い、首長と国会議員の両方を務めたいとハッキリと表明した事になるんだろう。
首長と国会議員の兼務の理由として、現在の参議院は衆議院と変わらない状態で、参議院でも結局は衆議院と同じ事が行われるに過ぎないと主張している。
だが、首長が参議院へ進出すれば衆議院と同じ様な政党対立では無く、法案の中身ある議論が可能だと主張している。だがどうなんだろうな。橋下がやりたがっている首長と参議院議員の兼務など可能なんだろうか。
まず地方自治法で自治体の首長は衆参議員を兼ねる事は禁じられている、法により出来ないとされている。
これは、自治体の首長は地方行政に専念すべき存在であり、衆参議員は国政に集中しなければならない。その為に地方自治体の首長と国会議員を兼ねる事は不可能であり、行ってはならないとして禁じられているのではないのだろうか。
地方行政を預かる首長は自治体全体の状況を常時確認し、地方行政と住民生活を良好に高めるようにし、常に安定した状態となる様に務めなければならない。
そうする為には任されている地方自治体に視点と業務を集中しなければならない。国会議員も国政に集中し通常国会などの活躍により国の状況の改善や安定に努めなければならない。
地方自治体の首長と国会議員の任せられている役目は異なっている筈だ。
果たして地方自治体の首長が国会議員を兼ねた活動を行うなどといった事は可能なのだろうか。
果たして地方自治体の首長が国会議員を兼ねた活動を行うなどといった事は可能なのだろうか。
橋下の支持者には可能とする者もいるだろうが、自分にはとてもそうとは思えないが。
もしも地方自治体の首長でありながら国会議員を兼務するという事になれば、首長は庁舎と国会の二つの場で業務を行わなう事が要求される様になる。
国会は通常国会は主に1月から6月まで稼動されるだろうし、臨時国会も秋から年末に行われるようになっている。そして参議院にも予算委員会も含め、17の委員会が存在している。
参議院議員となった者達はこれら委員会の常任委員となる事が定められている様で、参議院議員となれば通常及び臨時国会では常任委員として委員会に出席しなければならないだろうし、委員会で審議される事に関し研究と調査などをしっかりと行わなければならないだろう。
でなければ、委員会に出席する事はあっても審議に加わる事など不可能だろうから。そうなれば、国会議員としての役目を全く果たせない事となるだろうから。
参議院議員となれば国会での活動に多くの時間を大きく削がれる様になる事は間違いない。この様な者が自治体の首長をちゃんと務める事が出来るのだろうか。
逆に自治体の状況の把握と対応を考慮するには庁舎に存在する事を主体とし役人などから様々な情報を収集すると同時に、それに対する指示を常に行う様に心がけてなくてはならないだろう。
参議院議員を兼務するなどとなれば、首長として行わなければならない活動が大きく削がれてしまう事となる。
同時に、参議院議員とありながら首長も兼務するなら国会議員としての役割が大きく削がれてしまう事となってしまう。
自治体の首長を務めている者であれば、その様な事などしっかりと理解できているのではないかと思うのだが。橋下などにはその様な意識など無いのだろうか。
最近では地方政治、地方政党が流行っていると思わされるがそんな事に躍らされている自治体の首長、或いは単に目立ちたがっている首長が多くなっているのんじゃないのかな。
一人の国会議員に惹かれてかどうか知らんが、突然に国政政党の党首となり自分の役目などほったらかし選挙の為の活動を行った知事さんもいるし。
橋下なども市政など完全にほったらかしにして選挙活動に集中しきっっていた。これらの者の活動を滋賀の人々、大阪市の人々はどの様に意識していたのかは知らないが。どちらも自分の預かる自治体を完全に無視した活動を行っていたと思えてならない。
自分の地域から、もしもこの様な馬鹿が出現すれば、強い怒りを感じさせられる事は間違いない。自分の欲望ばかりを意識し、しっかりと視線を向けなければならない地域を無視しているのだから。
こんな馬鹿な奴らを許せる訳が無い。
だが橋下は首長としての自分の責務を全く無視し、選挙による衆議院へ維新の会の進出が成功した事から、自らの国政進出の欲望を強く示す様になっているんだろうな。
まして、橋下が国政進出をする場合にも無所属としてでは無く、維新の会の一員として立候補するの事は間違いないだろう。
首長が参議院進出すれば衆議院と同じ様な政党対立は無いと主張しているが、果たしてどうなのだろう。
首長が参議院進出すれば衆議院と同じ様な政党対立は無いと主張しているが、果たしてどうなのだろう。
維新の会は参議院への進出も図っている事は間違いないだろう。橋下はその一員として立候補しようとしているのだろうし、国会でも首長ではなく維新の会の一員として活動する事になるんじゃないか。
となれば、首長であるか無いかなど関係ないだろう。また、立候補する時には首長であったとしても、もしも当選するような事があれば首長を続行するなんて間違いなく不可能だろう。
どちらかの職務に集中しなければならないのだから。
国会議員としての活動を強く求めるなら、首長を兼務できるといった事など絶対に不可能だ。
国会議員としての活動を強く求めるなら、首長を兼務できるといった事など絶対に不可能だ。
橋下を支持し擁護する者達は、首長と参議院議員の兼務は可能何だと言いたがるだろうが、絶対に不可能だ。橋下が現在の職務を如何にいい加減に意識し、活動しているかを自ら示しているんじゃないだろうか。
維新の会として地方自治体第141条の改正法案を国会提出しようと思っているのだろうが、果たして成立される可能性はあるのだろうか。
住民生活など一切無視し、一部の者の欲望を満たすだけの法改正を求めているとしか思われない。この様な法改正が成立されれば、国会も国民生活を橋下と同じ様に無視している事となる。
その様な意識などもたれたくは無いだろうし、橋下一人の欲望に応じる様な事もありはしないだろう。
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