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先月は、鳩山政権の方々、事業仕分けなどという見せ物で、色々な事業を何だかんだと文句を付けて削りまくっていましたね。

地方の生活に関する事なども、生活する者の事など一切無視して、活発な削除などを活発に行なっていたんだろうね。

事業仕分けで削減、車両購入など直撃 県内の鉄道、バス会社

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20091205/02.shtml
 行政刷新会議の事業仕分けは、2010年度予算の概算要求から、赤字のローカル鉄道と路線バスの補助金カットを打ち出した。県内各社は運行に支障が出かねないと、要求通り予算化するよう切望している。

 長崎、佐賀両県を結ぶ第三セクター、松浦鉄道(MR、佐世保市)は来年度、車両とレールの更新に使う約4億円のうち、3分の1に国の補助を充てる計画だった。ところが、事業仕分けは、こうした安全運行に必要な施設整備の補助(概算要求24億円)を10%程度削減すると判定。これだとMRは1千万円以上の負担増になる可能性もあるだけに、吉武一彦社長は「三セクはどこも赤字で苦しい。現行の補助を維持してほしい」と訴える。

 島原鉄道(島原市)も「企業負担が増し、経営に影響が出る可能性がある。ほかの鉄道事業者と連携し、削減しないよう働き掛けを強めたい」とする。

 島鉄は路線バスも運行しているが、事業仕分けでは路線バスの車両購入費補助(概算要求10億円)が廃止と判定され、ダブルパンチに。来年度、バリアフリー対応の低床バス2台を購入する予定だった。担当者は「本当に補助がなくなれば、購入を考え直さなければならない。中古の低床バスはまだ出回っていない。車両を更新せずに事業を継続するのは難しい」と頭を抱えた。

 県によると、バスの同費補助は国と県が折半で支給。県内では09年度、4社が計6両を購入する。県は「国の補助分まで県は負担できない」としている。
(長崎新聞2009/12/05)

仕分けを行なった方々はどの様な国民感覚を持っているのか知らないが、公共交通は住民の生活にとっては非常に大事な物。

通勤・通学に利用している人達は多くいるだろうし、それ以外にも色々な面で、毎日或いは週に或いは月に何回かと活用している人々がいるんじゃないでしょうか。

自分もその一人で、バスを良く利用しているんだけど。

事業仕分けでは、たった1時間だけど、この松浦鉄道や島原鉄道の事もの事も事業仕分けでしっかりと審議をした上で、余分な金だとして補助金カットの判断をしたんだよね。

特に島原鉄道は補助金カットされただけでも、もの凄く困る事になるって訴えている。しかも「車両を更新せずに事業を継続するのは難しい」と、バスの運行で頭を抱えているんじゃないのか。

事業仕分けって「納税者、国民の視点で各事業が本当に良いのかどうかを示す」ものじゃなかったの。
しかも、仕分け人に選ばれた民間の方々は、現場の事情に詳しい方々じゃなかったの。

本当に国民の視点で、各事業が良いのかどうかと同時に、必要かどうかを考えていたんだったら、こんな補助金をカットしている訳なんか無いよな。

だが、事業仕分けを行なっていた仕分け人達には「国民の視点」なんて物は全く無かったんだろうな。

国民の視点を無視した視点を持って、我々国民の生活なども全く無視した事業仕分けなんて事を平気で行なっていたんだろう。

それは、また裏で調整されそうなんだから、全く何も意味の無い見せ物に過ぎない。

 

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