[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
鳩山政権は、大変な事をしてくれたものだね。正に、日本の財政・経済の両方を同時に崩壊させ様としてるかもしれないんだから。
この様なことなんて、過去の政党などでは、全く考えられない事ではなかったのかな。
国債:税収超える 今年度53.5兆円、46年度以来「逆転」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091209ddm008010009000c.html
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
09年度の国の税収は経済危機の影響で36・9兆円に落ち込み、減少分の穴埋めなどで国債発行額は過去最高の53・5兆円に膨らむ見通しになった。国債発行額が税収を上回る「逆転現象」は、戦後の混乱期の1946年度以来。来年度の税収も同様の落ち込みが予想される中、子ども手当など、歳出増を伴うマニフェスト(政権公約)を盛り込む10年度予算編成に臨む鳩山政権は、政策の優先順位や取捨選択を厳しく問われることになりそうだ。【平地修】
◇一般会計の過半を賄う
09年度税収が当初見通しの46・1兆円から9兆円以上落ち込んだのは、昨秋以降の世界的な経済危機が最大の要因だ。危機対応として、麻生政権は今年4月に約14兆円の第1次補正予算を組み、国債発行額は44兆円と大幅に膨らんだ。
政権交代後、鳩山政権は1次補正の見直しで約3兆円を削減したものの、今回の2次補正で大半を活用するうえ、1000億円の国債を追加発行することになった。この結果、09年度は約100兆円の一般会計総額の半分以上を借金の国債で賄うという戦後初の異常事態となる。
来年度も急速な景気回復は見込めず、「今年度と同様に税収の落ち込みは続く」(財務省幹部)。国債発行額を政府が目標とする44兆円に抑えたとしても、税収を上回ることは確実だ。
そのうえ、2・5兆円の税収減につながる暫定税率の撤廃など、政府税制調査会で検討中の税制改正の行方次第では、更なる減収につながる可能性もある。
子ども手当などを盛り込んだ10年度予算の概算要求額は過去最大の95兆円。鳩山政権は無駄の削減で、約7兆円のマニフェスト関連政策の財源を生み出す方針だったが、行政刷新会議の「事業仕分け」による無駄の洗い出しは約2兆円にとどまるなど、財源の確保に苦心している。
藤井裕久財務相は8日の閣僚懇談会で、「予算の見直しが極めて不十分」と農林水産省を名指しで批判した。各省で予算要求の削減が進まなければ、国債発行額の目標や、マニフェストの修正は不可避となる。
(毎日新聞2009/12/09)
昨年の9月14日、米国証券会社「リーマン・ブラザーズ」の経営破たんした事から、世界にリーマン・ショックなんて事が発生した。
日本の経済にも大きな打撃を与えてくれた様で、株価も一気に大きく崩してしまい、生活をより苦しくしてしまった人も多くいたのではなかったのだろうか。
9月に誕生した麻生政権は、即座に「景気対策」を行なったよね。
10月には、早速中小企業を中心とした11.5兆円余りを成立したし、年明けには家計や雇用、中小事業を支援する総額27兆円の第2次補正予算がを成立し、21年度予算は総額37兆円と三段ロケットが発射される、大胆な財政出動を行なった。
この麻生首相の経済政策を、当時の野党だった民主党やマスコミなどは、非常に批判していたんじゃなかったろうか。
しかし、リーマンショックの影響からか、08年の10月から後と09年の3月までは実質GDPで大きなマイナスがあったみたいだけど、逆に大胆な財政出動の影響があったんだろうか、一気にプラスに変ってた。これは、間違いの無い事実。
では、麻生首相の政策を批判していた民主党、というよりも鳩山政権は何をやればいいと訴えていたんだろうね。
リーマンショックの直後には、小沢民主党はこれといって景気対策を発表するでも無く、ただ早く解散しろと言ってただけじゃなかったっけ。
そして、リーマンショックによる経済対策はもう外需依存では駄目で、もう内需主導型だ。とし、財源をどの様にして集めるつもりだったのか知らないけれど、子ども手当、暫定税率の廃止、高速道路の無料化なんて事をする事が、景気対策に繋がるんだと強く主張していた筈だ
その後は、ただ麻生首相の景気対策に一貫して激しく反対し、「税金のムダ使いをしている」、「麻生政権は官僚に操られてしまっていないか」、「さっさと解散しろ」などと馬鹿げた事ばかり、マスコミと一緒になってまくしてててなかったろううか。
だけど、麻生首相はどんなに批判されようが、ぼろ糞に言われようが、結局は所信表明で発言した、三段ロケットだけはしっかりと行なったんじゃないのかな。
それ以後は、やらなかったじゃなく、不可能となってしまったみたいだけどね。
マスコミと一緒になって、徹底的に前政権を批判しまくり、自分達をいい様にアピールして、多くの国民を洗脳して、8月の選挙に勝ち、政権交代したといっていいのかな。
鳩山総理は、臨時国会の所信表明の全文を見れば、「国民のいのちと生活を守る政治」として、国民の生活を守る政治としてあったり、「市場における自由な経済活動が、社会の活力を生み出し、国民生活を豊かにするのは自明のことです」なんてある。
そして、「経済・雇用危機の克服と安定した経済成長」では、鳩山総理さんは、「先の金融・経済危機は、経済や雇用に深刻な影響を及ぼし、今なお予断を許さない状況にあります。私自身、全国各地で、地域の中小企業の方々とお会いし、地域経済の疲弊や経済危機の荒波の中で、歯を食いしばって必死に努力されている中小企業主の皆さんの生の声をお伺いしてまいりました。まさにこうした方々が日本経済の底力であり、その方々を応援するのが政治の責務にほかなりません」なんて言ってたらしいじゃないの。
本当にそういった意識を持っていたのなら、内閣が発足した9月16日直後に、すぐにでも臨時国会などを開会し、同じ様に所信表明を行い、何らかの景気対策などを発表して成立する為の活発な行動を行わなければならなかったんじゃなかったの。
だけど、そんな動きなど全く見せなかったじゃない。
それどころか、麻生政権が行なっていた景気対策を、権力によって止めてしまい、無駄省きとか言いながら財源捻出に使ってしまった。
その後も、もしかすれば自分達がマニフェストに掲げた事を成し遂げる事だけに夢中になっているのかもしれないが、財源捻出の為に11月には事業仕分けなんて下らん見せ物をやったりして、どこまでも景気対策など無視。
鳩山政権は、発足してから経済状況などまるで無視するかの様に政府の支出介入を、一切カットしてたんじゃないかなと思うんだけど、政府の支出介入も経済には結構影響があるんじゃなかったのかな。
だが、事業仕分けなんて暇な事やってる最中に、菅副総理が「デフレ宣言」なんてやったね。
麻生政権は、マジで日本の経済状況を持ち直そうと賢明だったのに、かなりいい加減な気持ちだったんだろうね、何もしない鳩山政権のおかげでもの凄く酷い状態にされてしまったな、と思えてならないよ。
鳩山政権は、11月中頃にからは一応予算編成の動きは始めてはいたらしい。菅副総理は、第2次補正予算とやらの規模を2.7兆円とし、と同時に「来週には本予算に関する問題も動き出す」などと発言していたらしい。
だけど、第2次補正予算が片付いたのが、12月8日で、これを含む追加経済対策とやらが片付くのが今月中旬だそうな。
だがな、その補正予算は殆ど麻生政権の補正予算を真似たものらしいではないか。民主党が野党の頃に、「一貫して批判しまくっていた」麻生政権の補正予算を真似たものらしいのだ。
これは、一体どういう事なんだろうね。
そしてだ、鳩山政権が発足してから全く景気対策など一切行わなかった悪影響が、税収にも大きく響いているのかもしれないね。
政権を奪い取る前には、徹底的な無駄使い削除といいながら、驚いた事に一般会計の概算要求は過去最大の95兆381億円だそうな。
どんな徹底的な無駄削除をすれば、こんな概算要求が誕生するのか、説明してもらいたいものだ。
大きな税収の落ち込みと、過去最大の予算の一般会計の隙間を埋める為に大量の国債を発行しなければならなくなったらしいではないか。
何という事か、税収よりも国債が上回る事となってしまったらしいではないか。戦後の混乱期以来らしいが、これってどういう事。
鳩山達、日本をここまで無茶苦茶にしてくれた責任、一体いつになったら取ってくれるのかな。
民主党を支持してる連中はどう思ってるか知らんが、それ以外の者達は、あんな連中には早く辞めて貰いたい、早く解散してもらいたい、そう強く思ってるんじゃないかと思えてならないんだがな。