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橋下は自分に関する事に多くの税を利用し、逆に市民の生活に関する事は削っていく。理解できない首長だ。
 
 
 
 大阪市内の朝鮮学校への補助金不支給を決めた橋下徹市長は22日、私立幼稚園・小中高校計179校園への補助金も新年度から廃止する方針を明らかにした。
 
 市役所で報道陣の質問に答えた。
 
 府内の私立校園への助成は大阪府が中心になって担っているが、市も1961年度から、私立校園の設備費や教具購入費などの一部支援のため、府とは別に補助金を交付。2011年度は179校園に計約2700万円を支給した。
 
 しかし、橋下市長は「私学助成は府が手当てしている。市はこれまで行政的な慣行で何も考えずに払ってきただけだ」と従来の対応を批判し、12年度予算では計上しない方針を示した。
 
 私学関係者は「学校によっては画用紙などの教具が買えなくなり、影響がでてくる。市が市民のために補助していた制度で、府が払えばいいというのは発想が違う」と反発している。
(読売新聞2012/03/22)
 
平松前市長は市政の相談役だろう3人のブレーンを用意していたらしいが、橋下は大増員し現在では50人ものブレーンを用意しているらしい。これらの者に月に何回行動してもらっているのか知らないが、ブレーンに対する日額が2万2000から5万5000も支払い、更に交通費(実費)、宿泊費(一泊1万9000円)も支給されているらしい。
 
 
 
 大阪市の橋下徹市長が昨年12月の就任以降、ブレーンとして民間人から任用している特別顧問・特別参与が計50人に上り、報酬も市長就任前の2倍以上に引き上げられたことが分かった。職員給与は来年度から平均7%カットするが、「(ブレーンは)しかるべき待遇をしないといけない」との理由から、拘束時間の長さによって日額2万~5万円台を支給。顧問・参与は政策決定過程に深く関与しており、重用ぶりが際立っている。
 
 市政策企画室によると、09年に作成した要綱では特別顧問の謝礼は日額2万4500円だった。昨年12月に大阪府の当時の水準に合わせて改定し、拘束時間によって日額2万2000~3万3000円にした。更に今年2月、大阪府とともに同2万2000~5万5000円に引き上げた。交通費(実費)、宿泊費(1泊1万900円)も支給される。
 
 会議などの準備にかかった時間も状況に応じて報酬が支払われている。府市統合本部関係で昨年12月~今年2月に支払われた報酬総額(交通費、宿泊費含む)は約644万円で、府市で折半している。これ以外に、市関係だけで12~1月の報酬総額(同)は約99万円(特別顧問のみ)だった。
 
 市長に政策的、専門的立場から助言を行う特別顧問は、平松邦夫前市長時代の3人から大幅に増員し、現在16人。堺屋太一・元経済企画庁長官をはじめ、元官僚の古賀茂明氏や原英史氏、建築家の安藤忠雄氏ら多彩な顔触れがそろう。局長が委嘱する特別参与は34人で、弁護士や公認会計士、医師らがより実務的な立場からアドバイスしている。
 
 特別顧問・特別参与は、区政改革やエネルギー問題、職員の政治・組合活動の調査など、それぞれの担当分野で活動。府市統合本部では特別顧問が実質的に議論を主導している。
(毎日新聞2012/03/20)
 
ブレーンに対する支給額は平松前市長の時には、2万4千500に確定されていたのだろう。それを、なぜ府の水準に合わせる必要があったのか分からないが、最大3万3千まで増加していった。更に3月から、更に最大額を増加すると共に交通費や宿泊費まで支給される様にしている。

市政に関して税を活発に活用しなければならないだろうに、本当に市政の為に活動しているか否か分からない自分の相談役であるると同時に支持する集団だろうブレーンへの支給増加を行っている。

府市統合本部関係で、昨年12月から今年2月までに支払われたのが約644万。大阪市だと12月から1月の僅か2ヶ月に特別顧問に99万の支給が行われている。特別顧問は16人。参与は34人。
 
単純な計算だが2月までのブレーン集団への月平均の支給額は、府市統合が216万7千円となるのだろうか。市でも14人だけの特別顧問への支給が45万5千円となる。
 
3月からは支給額が大幅に増加されていく可能性がある。その支給は府市の税金によって行われているだろう。
橋下にとっては、この特別顧問や特別参与が重要な存在なのかもしれない。だから、多くの税を支給していこうとしているんだろうな。
 
だが、府民や市民など住民にとってこれらブレーンなどが一体どの様な存在となっているのだろうか。ただ橋下の要望に応えるように、活動しているだけで、住民などにとっては余計な存在なのかもしれない。
 
こういった者達への支給は増加する様だが、首長として本当に重視しなければならない筈の住民生活に関わる事への支給は削除しようとしている。
 
昨年には179校への私立校園への補助金2千700万円を廃止するとした。そうする事により、教育への影響も出てくると私立からの訴えが出始めている。この補助金の廃止は住民の生活に悪影響をもたらす事は間違い無いだろう。
 
橋下は私学助成は府が担当しており、「市はこれまで行政的な慣行で何も考えずに払ってきただけだ」としているが、そんな事は無いだろう。府だけの補助金では足りないと判断したからこそ、昔からの慣わし云々など関係無く、市からも支給する必要があると判断したからこそ行ってきていたのではないのか。
 
因みに、勝手な計算で2月までのブレーン集団への支給の一月の平均額を出してみれば、府市統合に対する支給額は216万7000円、市では特別顧問だけで45万5千となる。また、更に単純な計算を繰り返してみると、2月までの平均額を12ヶ月続けた場合、府市統合及び市からの支給額は、2千600万4千円+546万となる。合計が3千146万4千円となるだろうか。だが新年度からの12ヶ月では、この単純な計算結果よりも大幅に増加される事は間違いないだろう。
 
私立への補助金廃止は、自分のブレーンへの支給を賄う為に行おうとしているのではないか。その様に思えてならない。完全に住民生活を無視した行政だ。橋下という者は、首長としてこの様な行政を行う事を全く恥ずかしいとは思わないのだろうか。
 
首長というのは、住民生活の安定した環境整備を求める事が本来の業務ではないのか。だが、そういった事など一切無視し、自分に都合のいい事ばかりに目を向けようとしている。まさに、民意を無視した行為を平気で行おうとしている。
 
自分は民意で当選させられたんだと吐きまくっていたのに、橋下は自分を当選させた住民の生活への意識を無視し、自分の思想を求めようとしているだけではないのか。これは住民に対する完全な詐欺行為であり、昨年の選挙で投票した人々からも全く信用する事のできない者と意識される様になっているのではないだろうか。

だが、橋下は住民達がどの様な意識を持つ様になろうと、全く気にする事はないのかもしれない。
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