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7月27日、鳩山代表が記者会見を行い、民主党のマニフェストを発表している。

その時の会見で鳩山代表は「きょうは国民の皆様方と一緒に作り上げて参りました私どものマニフェスト、特にその柱の5つの約束について簡単にお話を申し上げたいと思っておりますし、それを実現するにあたって、政権構想としての5つの原則。さらにはそれを具現化致しました5策というものも簡潔に皆様方に報告を致したいと思います」と、語っていたらしい。

代表は、この会見の時点で民主党のマニフェストは「作り上げた」、要するに完成したと断言しているのではないかと思われるのだが、後に訳の分からない事を言い始めていたようだ。

更には、民主党幹部までが、より混雑した状態へと持ち込んでいるのだろうか。

【09衆院選】鳩山「マニフェストではない」発言が波紋

http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090730/elc0907301920006-n1.htm
 民主党の鳩山由紀夫代表が、27日に発表したばかりの衆院選マニフェスト(政権公約)について「正式なマニフェストではない」と発言したことが波紋を広げている。与党側は、さきのマニフェストについて「政治的責任を負う」と断言した鳩山氏を批判。民主党の小沢一郎代表代行も鳩山氏にかみつくなど、党首脳間の意思疎通が十分でない実態が浮き彫りになった。

 鳩山氏は29日、遊説先の熊本県菊陽町で記者団に対し、「この間(27日)出したのは正式なマニフェストではない。正式なマニフェストは公示日からしか配れない」と述べた。大阪府の橋下徹知事が民主党のマニフェストを批判し、追加するよう求めていた「国と地方の協議機関の法制化」を明記するよう軌道修正を図ったものだ。岡田克也幹事長も30日の記者会見で「必要があれば(マニフェストを)訂正することはやぶさかではない」と述べた。

 だが、小沢一郎代表代行は同日、岐阜県可児市で記者団に対し、協議機関の法制化について「盛り込んで悪いわけではないが、わたしたちは今の行政の仕組みを根本的に変えようと言っている。今の仕組みを前提にした議論をする必要はない」と追加の必要はないとの考えを表明した。

 一方、公明党の北側一雄幹事長は30日、「(鳩山氏は)実現できなかったら辞めますと言った。本当にぶれている」と批判。政府筋も同日、「鳩山氏がそう言うのだから自民党のマニフェストも出してからどんどん修正していけばいい」と皮肉った
(産経新聞2009/07/30)

会見から僅か2日後に、何故だろう、鳩山代表は民主党のマニフェストは正式では無いと言い出すではないか。

正式というのは、本格的な手順によって省略など行なわず、しっかりと作り上げ、それが完成された事を認める。
民主党であれば、与党よりも早く仕上げようと意識してしっかりとマニフェストを作成していただろうし、完成させたのだろう。鳩山代表などは、完成されたマニフェストを公認したのだろうな。

そして、鳩山代表は民主党のマニフェストとしてしっかりと認識をし、7月27日の会見の場であの様な発言をしていたのではなかったのだろうかと思われるのだが。

なのに、どの様な評価が出ようが、堂々と発表した物をアッサリと「正式では無い」などと発言するという事は、自分達が作った物に、全く自信が持てないという事なのだろうか。

民主党は、政権交代を強く訴えている。その意思を持っているからには、我々に対してしっかりとした自信のあるマニフェストを持って訴えてこなければならなかった筈。
にも拘らず、あの様な簡単に「正式でな無い」などと言い張るような、いい加減なマニフェストを作成して来るんだからな。

呆れたとしか、言い様がないよ。

「あれは正式な公約」=鳩山発言を訂正-岡田幹事長

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090731-00000117-jij-pol
 「正式なマニフェスト(政権公約)だ。ただ、最終版ではない」。民主党の岡田克也幹事長は31日の記者会見で、鳩山由紀夫代表が既に発表済みの同党の衆院選政権公約を「正式ではない」と発言し、与党から批判が出ていることを踏まえ、同氏の発言をこう「訂正」した。
 鳩山氏の発言は、公約に「国と地方の協議機関の法制化」を追加する考えを示した際のもの。岡田氏は「公示日までは最終版ではないということだが、ほぼ最終版だと考えてもらっていい」と強調した。 
 会見に先立って開かれた野党3党幹部の会談でも、社民、国民新両党から「(鳩山氏発言は)軽々しい」との批判が続出。岡田氏は「あれはマニフェストなんです」と釈明に追われていた。
(時事通信2009/07/31)

そして、代表が「正式なマニフェストでは無い」と言っていたかと思っていれば、2日後の31日には岡田幹事長が、可笑しな事にあれは「正式マニフェストだ」と言い始める。だが、最終版では無いらしいが。といっても、「ほぼ最終版だと考えてもいい」と、強調したらしいではないか。
要するに、27日に発表された物が、完全に正式である事を認めたという事なのだろう。

民主党を支持する連中の中には、選挙の告示の日に選挙管理委員会に登録されるのが唯一のマニフェストと主張している者もいるみたい。
そういったのは、政党だけでは無く、立候補者からも管理委員会に送られて、後から有権者に配られるみたいだけど、それはただ有権者に配られるだけの選挙広報と言った方がいいらしいですね。
 

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