思い、そして感じた事をそのまま
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民主の執行部や幹部達は、菅の退陣や新代表に関して色々と言っているが、それが何故か一致しないんだな。
党内で議論して決めていっているんじゃなく、それぞれの者達が勝手に思い込んで発言しているんだろうか。
岡田克也民主党幹事長は9日の定例会見で、次の首相を野田佳彦財務相とすることで枝野幸男官房長官や仙谷由人官房副長官らと一致したとの報道について「そのようなことは申し上げていない」と否定した。
また、菅直人首相の退任について「条件や時期についてはコメントしない」と述べたが、退任は次の首相が決まった後になるとした。
特例公債法案の成立に関連して、民主党の安住淳国対委員長が首相退陣と引き換えに同法案の成立への野党の協力を取り付けたいとの考えを示したとされる一方で、自民党では菅直人首相の辞任と引き換えの特例公債法案の成立を図る動きに反対する動きが出ており、子供手当などの撤回を前提に挙げている。この点について、岡田幹事長は同法案が成立しないと国民生活にも支障が出るとして、野党にも良識を持って判断してもらいたいと呼びかけた。その上で「安住(公債特例法案という)委員長も、トゲはなるべく我々の責任で何とかしたいという意味で言ったのだと思う」として、菅政権で同法案を成立させる意向を示した。
8日夕に小沢一郎元代表と会談したことについて「小沢氏が何を言ったかは申し上げられないが、お互い意見は深まった」と述べた。ただ、菅直人首相の場合には党内での足の引っ張り合いも目立ったことから、「次の総理の下で党がしっかりまとまっていくことは当然で、足を引っ張ることは自爆行為であり、党や国民の信頼を失うことになる」とくぎを刺した。
この夏の電力供給問題に関連して、岡田幹事長は「定期検査を終えた原子力発電所の再稼働は菅直人首相に道筋をつけてほしい」と述べ、少なくとも夏場の電力不足に対して必要な原子力発電所の稼働には菅政権でしっかり対応すべきとの考えを示した。
(ロイター通信2011/06/09)
代表選がいつ行われる様になるのかも分からないが、民主内では複数の代表候補が上がる様になってきているな。仙谷の推す野田や、それに党内で反発があるという事で、同じ執行部から鹿野を推す様にもなっているらしいし、小沢前環境相なんかが意欲を見せているみたい。
こんな党内のごちゃごちゃを横に置いといて、岡田は特例公債法案の事を何だか語っている。これが成立しないと、国民生活にも支障が出るんだと。
安住が特例公債法案の成立と引き換えに菅を退陣させる、などと簡単な事を言ったが、自民などに反発されてしまった。一次補正が成立した時に、与野党の3党の政調会長により、特例公債法案の審議の前提に4Kなどの見直しを行う事が合意されている。
では、民主の中で4Kの見直しなどしっかりと行われているのか。そんな訳ないよな。野党側は反発して当然だろう。合意を無視し、特例公債法案成立に菅退陣を利用しようとしているんだろうから。
この事に岡田は、トゲは自分達の責任で何とかする。そして、菅政権で同法案を成立させる意向を示したらしい。だが、野党の方はすでに菅の退陣は、現在審議をされている復興基本法案の成立後に退陣する事を要求している。
岡田は、野党の要求を完全に無視している事になる。
そして、不信任案が否決した段階から、野党は復興基本法案の成立には協力するが、それ以降の審議には応じないと言い切っていなかったか。
岡田は特例公債法案が成立しなければ、国民生活に支障があると発言している。本当にそんな意識があるのであれば、菅政権で成立する事を考えるのでは無く、野党の意見もしっかりと受け止め、新体制の下で素早い成立を求めていかなければならないんじゃないのか。
特例公債法案に関して、「野党にも良識を持って判断してもらいたい」と発言したらしいが、それは逆だろう。本当に良識を持った判断をしなければならないのは与党のほうだ。
4Kの見直しを求められているのも与党だし、菅政権をどの時期で退陣させる事が出来るのも野党では無く、与党だろう。全ての判断を任されているのは、与党である民主党ではないか。
国民生活に支障を与えてはならない意識があるのなら、菅政権を引き伸ばす様な事を考えるのでは無く、一刻も早く退陣させ、早く野党との審議が行える様にしなければならない。
詰まらんごちゃごちゃなどやってるんじゃ無く、菅政権に変わる新体制を作り、国民生活に支障を与える事の無い様に、政権与党としての責任を果たしてもらいたい。もしも、そんな意識が全く無いんだったら、改めて交代してもらいたい。
無責任な政権与党など、国民には全く必要では無いから。
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