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鳩山は、反小沢である枝野幸雄を大臣に任命する事で「小沢離れ」を行なっているイメージを作ろうと思ったのかもしれない。
だけど、どれだけの効果があったのかな。
行政刷新担当相に枝野氏を任命 首相「事業仕分け指揮を」
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021001000210.html
鳩山由紀夫首相は10日午前、民主党の枝野幸男元政調会長(45)を行政刷新担当相に起用する方針を正式に表明し、持ち回り閣議で決定した。皇居での認証式を経て正式に就任した。仙谷由人行政刷新兼国家戦略担当相については兼務を解いた。枝野氏の入閣で、閣僚数は昨年9月の鳩山内閣発足当初の17人に戻った。
枝野氏は行政刷新会議の「事業仕分け」で統括役を務めた。首相は起用の理由について「事業仕分けの第2弾をできるだけ早くやらないといけない。民主党に対する国民の信頼を回復していくため、枝野氏に陣頭指揮を執ってもらいたい」と説明。小沢一郎民主党幹事長と8日に会談した際、起用方針を説明し「全く異論はない」と了承を得たことも明らかにした。
首相は認証式に先立ち枝野氏を官邸に呼び、行政刷新担当相起用を正式に伝達した。枝野氏は首相と会った後、記者団に「行政改革、行政刷新に対する政権の役割は大きい。その仕事を着実に進めていくことが政権に対する期待と信頼を高める」と決意を表明した。
枝野氏起用は仙谷氏の負担を大幅に軽減する狙いもある。仙谷氏は国家戦略担当に加え、教育や町づくりでNPOの役割を拡大する「新しい公共」を新たに担当する。
(共同通信2010/02/10)
閣僚を選択し、それを任命する事を決定するのは当然の事ながら総理大臣でなければならない筈。
だがこの枝野の任命の決定は、鳩山に求められた小沢が行なっている感じ。
とてもじゃないが、鳩山は小沢から離れているとは思えない。それどころか、この枝野の大臣への任命も小沢の指令によって行われたんじゃないのかな、などとも思えてしまう。
何よりも幹事長続投と決った途端に、「陸山会事件」に関する発言がコロッと変ったらしい小沢を、スパッと断ち切る事の出来ない鳩山を、小沢から離れようとしているとは、とてもじゃないが思えない。