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10月21日、3キロも引きずり、そのままひき逃げしていっていたひき逃げ犯、吉田圭吾容疑者が11月5日に逮捕された。
3キロ引きずり 男逮捕 殺人容疑『飲酒し無免許』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008110502000244.html
大阪・梅田で会社員鈴木源太郎さん(30)が車にはねられ、約三キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件で、曽根崎署捜査本部は五日、殺人と自動車運転過失傷害、道交法違反(無免許運転)の疑いで、住所不定のホストクラブ従業員吉田圭吾容疑者(22)を逮捕した。
吉田容疑者は「飲酒して無免許だった。警察に捕まると困るので必死に逃げた」と供述。「タイヤで人を踏んだ感触があった。車の底で引きずり、逃げて殺してしまった」と話し、捜査本部は殺意があったと判断した。
吉田容疑者は事件当時、建築会社に勤務。犯行車両とみられる車を使い、所在不明になっていた。大阪・ミナミでホストをしているとの情報があり、多数の捜査員が顔写真を手掛かりに捜査。五日未明、大阪市中央区のラーメン店で友人といるところを発見した。
調べでは、吉田容疑者は十月二十一日午前四時二十分ごろ、同市北区梅田一の国道176号交差点で乗用車を無免許運転。南から北に横断していた鈴木さんをはねて転倒したところを車体底部に巻き込み、同市福島区吉野四まで約三キロにわたって引きずり殺害した疑い。免許は有効期間を過ぎていた。鈴木さんは数分後に路上で死亡しているのが見つかった。死因は引きずられたことによる外傷性ショックだった。
吉田容疑者の供述によると、交差点で信号待ち後、発進させた乗用車を目の前の人にぶつけて転倒させ、乗り上げるのが分かった。停止せずにアクセルを踏んだという。
「人を引きずったまま走れば死んでしまうことぐらい分かっていたが、とにかくその場から逃げたかった」と供述。同乗者はいなかったらしい。
捜査本部は、目撃者の話などから車は黒っぽいワゴン型とみて捜査。同市此花区の一般駐車場で、底部に血痕や傷があるトヨタのミニバン「イプサム」を発見した。
車は同区の建築会社の社長が所有。吉田容疑者が社員の中で最も多く使用していた。吉田容疑者は事件当日から所在不明になり、数日後には「会社を辞める」という書き置きが会社の郵便受けで見つかった。事件後、ホストをしていたという。
(東京新聞2008/11/05)
まず吉田容疑者は、タイヤで被害者を踏んだ感触が有ったと語っているらしいが、訳が分からん。被害者が路面に寝ていた、とでも言いたいのだろうか。
まさか、その様な事は無いだろう。
吉田容疑者は走っている時に被害者と衝突していると考える事が当たり前ではないだろうかと思えるのだが。
実際、その様な供述もしているようなのだが。
そして、人命を大事に思う者であるならば、すぐに車を止めその為の対処を取っていた筈。だが、吉田容疑者はその様な事など一切考えず、ただ利己的に自分の事だけを考えてその場から逃げ去る事をしてしまった。
被害者の死因は、衝突時の事では無く、その後の「引き面れた事による外傷性ショック」とある。
要するに、事故を起こした直後にちゃんとした対処を取っていれば、被害者は命を取り留めていた可能性があったわけだ。
それを、吉田容疑者の詰らん利己的行為によって、一つの人命が奪われてしまった事となる。
しかも引きずっていれば被害者は「死ぬ」と理解しながらの行為。これは、完全な殺人行為ではないか。
道路交通法違反で逮捕となっているが、検挙する時には、絶対に殺人犯としてもらいたいと思えてならない。