思い、そして感じた事をそのまま
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滋賀県の大津市でいじめ自殺が発覚してから、教育委員会のいじめ自殺への対応が問題視される様になったが、と同時にこの為に虐めが大きく注目される様になったのか、虐めに関する記事が頻繁に出てきているんじゃないだろうか。
愛知県の蒲郡市の中学校では一人の生徒が、一人の男子生徒に対し「自殺に追い込む会」の結束を携帯のメールで呼び掛ければ8人もの生徒が入会したらしい。
そして、発足者が虐めるとしていた男子生徒一人に言葉だけによるものなのかも知れないが、「死ね」や「キモイ」、「ウザイ」などと複数の生徒が叫び一人の生徒を精神的に圧迫させていた。
虐めの的とされていた男子生徒は「自殺に追い込む会」の結束を呼びかけた男子生徒が、ただ部活で仲が良くなかったというだけらしい。
また宮崎では、西都市で非常に呆れた事に一人の男子高校生が友人と思っていた者達と市内の三納川で遊泳していた時に、複数の男子生徒が頭を押さえるなどの暴行を行い始め、
男子生徒を溺れる状態へと追い込んだ。
しかもこの状況を見ていた複数の女子生徒が助けようと意識するのでは無く、暴行されている男子生徒の状況を携帯による動画撮影していたらしく、頭を押させられたり、川岸に逃れようとする生徒の足を他の生徒が引っ張り徹底的に溺れさせようとしていたというよりも「殺害」を意識して行っていた動向としか思えない。
そんな状況を撮影していた女子生徒達は、一人の男子生徒が殺されようとしている状況を面白がっていたのだろうか、
撮影中に女子生徒達の「虐めだよ」や「マジジャン」と呟く声や笑い声が入っていたという。
信じられない。
この状況を一人の女子生徒から「男子生徒が溺れた」と通報があったらしい。撮影していた生徒の一人なのか、そこに関わっていなかった生徒なのかは分からないが。
その後に、殺害行為としか思えない「虐め」を行っていた男子生徒達が溺れかけていた生徒を引き上げ、現場に向かっていた救急隊はの連絡で心臓マッサージのやり方を教え、それを実行させた。
それにより、殺害行為をされていた男子生徒は息を吹き返し、一命を取り留めたのだろうか。
自分も中学時代の頃には、寮生活の中で軽い虐め行為を受けていた事はあったが、自殺へ追い込まれる事も無ければ、激しい罵倒など受けた事なども無い。
更に、殺害行為など受けた事などある訳が無い。
現在の生徒達は「虐め」を、何かをきっかけとしてただ仲間外れに使用などとするのでは無く、
徹底的に精神面を追い詰める行為を繰り返し自殺にまで追い込む事に何も罪悪感など感じる事も無く、単に遊び気分で行っているのだろうか。
自分が学生の頃には全く考えられない虐め行為だ。現在の生徒達の理性は一体どの様になっているのだろうか。
そして生徒達、或いは未成年の理性をその様な状態としている要因は一体何なのだろうか。
学校教育や親による標準的な社会教育などだけでは無く、社会からも大きな影響を受けているのかもしれない。
それもメディアなどを通じて。この様になっている未成年の者達は一部なのかもしれない。
だがその様な理性と心理を持つ人間を育てない様にするのは学校教育だけに求められる事では無く、親や社会にも責任があるんじゃないのか。
学校教育ばかりに目を向ける様にしているが、そんな事に意味があるのか。一部だけに目を向けるのでは無く、成長していく子供達、或いは未成年の者達に影響を与える事の全体に目を向け社会状況の改善を意識しなければならない。
一部だけに目を向け攻めるだけでは全く意味が無い。本当に社会人としてのしっかりとした理性を持った社会人への成長を求めるのなら、殺害行為も平気で行う生徒達を抹消しようと思うのなら、社会全体に目を向けなければならない。
一部だけに目を向け、ただ批判するだけでは本当に強い悪意ある虐めも平気で行う未成年達を抹消する事など出来ない事は明らかだろうし、何よりも一部だけの批判を行う者達が「いじめ行為の抹消を真意に考えているなどとは全く思われない。
ただ、大津市で発覚した「虐め自殺」を隠蔽していた教育委員会ばかりを責め立てるのは、一つの組織にしか目を向けてはいない。果たして、この問題の本位である筈の「虐め」にどれだけの意識を持っているのだろうか。
ただ、大津市で発覚した「虐め自殺」を隠蔽していた教育委員会ばかりを責め立てるのは、一つの組織にしか目を向けてはいない。果たして、この問題の本位である筈の「虐め」にどれだけの意識を持っているのだろうか。
「虐め」という問題では無く、ただ一つの事件に目を向け適当に発言しているとしか思われない。
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