[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今朝(3月2日)の「朝ズバ!」を見ていて、やはりマスコミと言うものは、やはり情報をいい様に弄くり、それを真実かの様に報じているのだな、と思わされたよ。
8時またぎで、もう恒例となったと言ってもいい「麻生降ろし」をやっていたが、武部、或いは中川元幹事長などだけでは無く、閣僚や自民党幹部なども麻生批判を行ったと紹介した筈だ。その閣僚と議員が、石破農水相であり、古賀選挙対策委員長、或いは菅選挙対策副委員長だった。
そして、これらの議員の発言を元として、みのもんたやコメンテーター達はいつも通り、いい様に麻生首相を批判しまくり、何時もの通り強く辞任する事を求めていたのだろうか。
だが、新聞各紙では、石破農水相や古賀選挙対策委員長、菅選挙対策副委員長の発言などをどの様に報じていたのだろうか。
まず3氏の発言に共通している事は、マスコミなどが必死になり求めようとしている麻生首相の辞任を認めず、今年9月までに行われる衆議院総選挙を麻生首相の下で行う事をハッキリと主張している。
特に、古賀選挙対策委員長は2月28日、
ー引用ー
麻生内閣の支持率低迷に関連し、「『麻生さんでは選挙にならない』と言っても、数か月前に(総裁選で)『麻生さんじゃなきゃいかん』と決めた。しっかり責任持ちなさいよと(国民に)不信感を持たれている。それが一番、大きな逆風になっている。全部自分たちでまいた種だ」と述べ、「麻生降ろし」の動きをけん制した。
(2009/02/28読売新聞)「選んだ責任持て」古賀氏、麻生降ろしの動きをけん制
ー引用ー
また、3月1日に菅選挙対策副委員長も岩手県下関市の講演で、武部元幹事長などの発言などに対して、「今年行われる衆議院選挙を、麻生首相ではなく違う人でやろうという動きの中に、幹事長を経験した者が存在している事が本当に残念で恥ずかしい」と強く批判している。
石破農水相に関しては、3月から次期衆院選に向けて張り出す新たなポスターの「ツーショット」の相手が、麻生首相では無く、舛添要一厚生労働相である事を取り上げて、石破農水相も麻生首相を責めるようになったのだろうと、報じていたかと思うのだが。
共同通信によれば、このポスターに関して「閣僚にまでなって、内閣総理大臣の応援を仰がねばならんということであってはならない」と、石破農水相自身は説明しているらしい。
「朝ズバ!」では麻生首相を批判していると紹介している3氏だが、新聞各紙を見てみれば、全くその様には思えない。
逆に、古賀選挙対策委員長や菅選挙対策副委員長などは、武部元幹事長などの行動を批判する発言を行っている。
こういった発言を行っている事は、「朝ズバ!」のメンバーもしっかりと把握している筈だ。
にも拘らず、それらを一切無視し、まるでこれまで麻生首相に付いていた議員までもが批判するようになったかの様なイメージを持たせんとした、放送。
報道というものは、事実を公正に報じるものでなければならない筈だ。だが、「朝ズバ!」の行為は、それとは異なり、事実を自分達にとって都合のいい様に編集し、それをまるで事実のように報じているのではないのか。
正に、我々視聴者を騙しているといっても間違いではあるまい。
最近では、他のテレビ番組でも同じ様な事をやっているのかなといったイメージを持たされるようになり、昔だったら信じていてそのまま正直に聞き入れていたものだが、今では昔のように流される情報をそのまま鵜呑みにしてしまうなどという事は、無くなってしまった。
「選んだ責任持て」古賀氏、麻生降ろしの動きをけん制
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090228-OYT1T00903.htm
自民党の古賀選挙対策委員長は28日、福岡県大牟田市で開かれた党大牟田支部の会合であいさつし、麻生内閣の支持率低迷に関連し、「『麻生さんでは選挙にならない』と言っても、数か月前に(総裁選で)『麻生さんじゃなきゃいかん』と決めた。しっかり責任持ちなさいよと(国民に)不信感を持たれている。それが一番、大きな逆風になっている。全部自分たちでまいた種だ」と述べ、「麻生降ろし」の動きをけん制した。
一方で、首相にも「ちょっとは口を慎んだ方がいい」と苦言を呈した。
(読売新聞2009年2月28日)