思い、そして感じた事をそのまま
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
みんなの党の渡辺は単に皮肉っているつもりなんだろうか、小川法相のいい加減な行為を利用して、野田と谷垣が会談していた事を。
みんなの党の渡辺喜美代表は2日の記者会見で、小川敏夫法相が野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁らによる党首討論が行われた国会の委員会室内で、携帯電話で競馬サイトを見ていたことについて「緊張感もまったくない。競馬のガチンコレースの方が、できレースの党首討論よりも面白いということを証明してしまったということだろう」と批判した。
(産経新聞2012/03/02)
例え両者が会談を行っていたという事を知っていたとしても、閣僚として党首討論の場に委員会室に携帯を持ち込み、討論前に「競馬サイト」を見るなどと、国会内での閣僚としての責任を一切無視した行動を行っていた。
小川法相は討論前に携帯で「競馬サイト」を「自分の馬の調教がどうだったかを見たかもしれない」と携帯に目を向けていた事を認めるが、その事に関し何も謝罪が無いらしい。
どうして、この小川の行為を責めるのでは無く、自民・民主を責める道具として利用しようとするのだろうか。政治家としての全うな意識を持っていれば、道具にするのでは無く、閣僚でありながら委員会室で行われる党首討論を軽視するかの様な行動を責める事が妥当ではないかと思えるが。
因みに、野田・谷垣の会談に関しては下記の様な批判行っているらしい。
みんなの党の渡辺喜美代表は2日の記者会見で、野田佳彦首相と谷垣禎一総裁の極秘会談について「自民、民主両党の『増税翼賛体制』が確立しつつあるなという感じがする。増税一門、同じ穴のむじなが共通の利害関係を確かめ合ったということではないか」と皮肉った。
その上で、渡辺氏は「次期衆院選の準備を前倒しで進めたい。現在、内々定クラスの人たちも入れると(候補者選定は)70人近くまでいっている」とも語り、消費税増税関連法案の採決前の解散を迫ると同時に、選挙準備を加速させる考えを示した。
(産経新聞2012/03/02)
国民が政治に求めているのは単なる政党争いでは無い。自分達の生活に関する事の議論をどこまで真摯に行ってくれるかだ。
現在の政界は閉塞感が強くなり、動かない状態と報じられている。マスコミの報じる通り、閉塞された動きの出来ない状態とあるなら、その状態から抜け出す行動も行って貰わなくてはならない。
でなければ、単に主張を言い争っているばかりで、日本の経済・財政を悪化した状態から逆の方向へ回復させる事も不可能な筈だ。よって、与野党の両者が行き詰っている政治を動く状態へと変化させなければならないと強く意識を持たなければならない。
野田は消費増税法案の可決を求め、その後に解散する事を示唆しているのではないか。対し谷垣は解散した後に消費増税の可決を求めるようにしなければならないとしている。この両者が対立しあっているばかりでは、即座に解散する事は在りえないだろう。
故に、何時までに解散するかをしっかりと確定し、消費増税の議論を経済・財政をどの時点まで回復させてから行うかを基本的に決定しなければならないのではないか。現在のデフレ状況から経済などを復興させ、国民生活に意義ある消費増税を何時から行う様にするのか、国民生活に効果ある議論を国会で活発に行う様にしなければならない。
基本的な消費増税に関する法案を可決し、解散・選挙を行い、新たな政権を軸としてデフレ状況からの回復に関する政策とその後の消費増税と社会保障に関する具体的な議論を行うべきではないだろうか。
ただ政党の主張を訴え合うだけでは、国民生活の国会議論が活発に行われているとは言えない。野党・民主が行っていた時と同じく、単に政権争いを行っているに過ぎない状態を続行する事となってしまう。
みんなの党の渡辺は、野党・民主と同じく消費増税など行わなくとも現在のデフレ状況による悪影響から脱する事が出来ると言い切っているのではないだろうか。だが、果たして主張する事に絶対的な確信は有るのだろうか。
その様な確信は無く、単に主権者である国民の意識を向かせ様としているのであれば、野党・民主と同じ行動を行っているとしか思えない。
まして、国会内での討論を無視し私的な行動を行っていた小川を責めるので無く比喩し、党首討論を批判する道具としている。
渡辺の発言からは、みんなの党が真摯に国民生活の改善を求め活動している政党とは思えない。野党・民主と同じ様に、政権を奪取する事を重視している国民無視の政党に思えてならない。
PR