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鳩山総理は、新総理となる前から本当に派手なというか、よくふざけた発言をする者だなと思わされていたものだ。
特に、2020年までに「温暖ガス25%削減」というのは、正に我々の生活など全く無視してくれた政策なんでしょうね。
「25%削減」国連で表明決定 途上国支援も提唱
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090920/plc0909202009008-n1.htm
政府は20日、首相官邸で地球温暖化問題に関する閣僚委員会の初会合を開き、鳩山由紀夫首相が22日にニューヨークで開かれる国連気候変動サミットで、「2020年までに温室効果ガスを1990年比25%削減する」という中期目標を表明することを正式に決めた。合わせて、途上国の温暖化防止対策を支援する「鳩山イニシアチブ」も提唱する。
中期目標は年末にコペンハーゲンで開かれる気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)での合意が前提だが、自公政権の「05年比15%削減」を大幅に上回る目標が事実上の国際公約となる。
この日の閣僚委では、2013年以降の温暖化対策の国際的な枠組みを決めるCOP13の交渉をリードするためにも、率先して高い目標を掲げることが必要だとの認識で一致。米国や中国など主要排出国が新たな枠組みに参加することが目標実行の前提条件であることも確認した。
首相は、同サミットの開会式で10分程度の演説を行い、「あらゆる政策を動員して実現を目指す」として、日本の取り組みをアピールする方針だ。途上国支援では、国別の行動計画を策定して積極的に削減に取り組んでいる国に対し、技術移転や資金拠出で後押しすることを表明する。
また中期目標に対して、大きな負担を強いられる産業界などから反発が高まっていることに配慮し、各国の協調を求め、日本だけが突出しない姿勢も示す。
(産経新聞2009/09/20)
同じくEUが、2012年に20%ほどの削減を目標とする言っている。
だけど、日本とEUの違いを鳩山総理はしっかりと理解しているんだよね。
日本は、温暖ガスの排出量は何とか少なく抑えているんじゃないかと思えるのだが、削除は無かったんじゃないのでしょうか。
だけど、EUでは15ヵ国が団体となって温暖化削除に取組んでいるらしいのだが、日本とは逆に見事に削減に成功している。
ただ15ヶ国の中には、日本と同じく増加している国も何ヶ国かあるようだけど、ドイツなど数カ国は削除する事に成功していて、現在全体で10%程削減したとなっているのだろうか。
そして、京都議定書からこれまでに20%余りの温暖ガスの削除に成功しているドイツは、2012年までに自国で温暖ガスの21%の削除を目標に取組もうとしているそうではないか。
ドイツでは京都議定書の1997年からこれまでの実績があるだけに、政府では絶対の自信と国民には安心があるんでしょうね。
鳩山総理の発言に、このEU諸国の方々は喜んでくれているそうです。自分達と同じ事に挑もうとする国が出てきてくれたんだな、と思ってくれているのでしょうか。
この地球上では、ほんの一部の地域で削除されているのかもしれませんが、それを囲むロシアやアジア、そしてアメリカ、アフリカ、オーストラリア大陸などからどんどんと排出されているのでしょうから。
で、鳩山総理は日本の目標は日本だけで達成する事では無い、などと何やら訳の分からない事を言い出していましたよね。
アメリカや、自称発展途上といっている中国やインドなとと協力し合って行わなければならないなどと。
ですが、鳩山総理が発言した後に中国は協力する事を否定すると思わせる発言をしていたみたいですよ。
もしも、中国やアメリカ、そしてインドなどが鳩山総理の思いと相違してしまった場合にはどうしようと思っているのでしょうか。
まさか合意を得る事が出来なかったから、「25%削減を諦める」などと発言しようと思っているのでしょうか。
鳩山総理がマニフェストにも記していた事の発言を非常に喜んでいると思われるEUは、合意を得る事が出来なかったからといって実行する事は当然だ、と信じているんでしょうね。
ですが行なう事が当たり前の事だと思うんじゃないでしょうか、世界のどの国も。自国の政策、それも内政と思われる事を他国に協力を求め、応じてもらえなければ終わりなんて国は無いでしょうから。
また、これに関して地球温暖化対策税なんて物を導入する予定らしい。これは石油や石炭といった化石燃料に課税される物らしく、ガソリンなどにも関係してくるのかも。
そして、この様なもので、果たしてどれだけ増税していくつもりなんだろうな。