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普天間基地問題に関して、岡田は非常に無責任な発言を行っている。

普天間「移設先なければ継続使用も」…外相

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100201-OYT1T01076.htm
 岡田外相は1日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、沖縄の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について、「望ましいことではないが、他になければ、普天間飛行場が今のままということもあり得る」と述べ、移設先が見つからない場合、米軍が現在の普天間飛行場を継続使用する可能性に言及した。

 鳩山首相は先月28日、普天間飛行場について「今まで通り使うなどという話はない」と継続使用を否定しており、首相と外相の間で認識の違いが表面化した格好だ。今後、連立を組む社民党や国民新党などの反発が予想される。
(読売新聞2010/02/01)

通常国会となってからも、鳩山内閣は5月末までには普天間基地問題は必ず解決すると言い切っていた筈だし、更に鳩山は「普天間基地の継続使用は、選択肢では無い」として、移設すると言い切っているではないだろうか。

にも拘らずだ、岡田外務相はどう思ったのか知らないが、「普天間基地の継続使用の可能性あり」の認識を明らかとするとは、どういう事だ。

岡田は自ら宜野湾市へ行き、普天間基地周囲の状況をを自ら体験してしっかりと知ってたんじゃなかったのか。
地元の人々がどういった思いで、早くあの基地を撤去してくれと訴えているのか、しっかりと理解しているんじゃないのか。

この基地問題を、自分達がどの様な状況に持っていったのか岡田達もしっかりと理解しているだろうが、市街地の中に基地が置かれている事が大きな問題となっているのであり、故に別の場所に移設する場所を求めなければならない筈だ。

どういった形であれ、地元の人々は普天間基地が移設する事を強く望んでいる事は間違いない。

岡田は、この地元の人々の意識を全く無視しているとしか思えない。でなければ、「継続使用の可能性有り」などといった発言が出る訳が無い。

民主党は、野党の頃には強く「民意」という言葉を主張していたかと思うのだが、本当にそういった意識など全く無かったのだな。

 

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