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1945年8月6日、広島に原爆投下がされ、大きなキノコ雲が立ち上がり「黒い雨」が
降ったらしい。
その「黒い雨」は、まだ残っていたのだろうか。
広島大、「黒い雨」の放射線検出 従来の観測エリア外で初
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020101000172.html
広島で原爆投下直後に降った「黒い雨」に由来するとみられる放射性物質を、広島大原爆放射線医科学研究所の星正治教授(放射線生物・物理学)らのグループが爆心地の約8キロ北の民家で床下の土から検出していたことが1日、分かった。
当時、黒い雨による高い放射線量が観測されたのは、爆心地の西2~3キロ。星教授によると、それ以外のエリアで住民の証言によらない「直接的な証拠」を確認したのは初めて、としている。
現在、米国などの研究機関に線量の測定を依頼中で、今春にも結果が判明する見通し。広島市が国に長年求めてきた、降雨域への援護拡充にも追い風となりそうだ。
星教授らは、45年8月6日当日は畑や更地で、旧ソ連が核実験を始めた49年までに建てられた広島市郊外の民家12カ所を探し当て、床下の土を詳しく分析。このうち同市安佐南区の2カ所の土から、原爆さく裂時に放出されたとみられるセシウム137を確認した。
黒い雨の降雨域は、投下直後の住民への聞き取り調査をもとに、広島市中心部―北西方向で1時間以上降った「大雨地域」と、それに満たない「小雨地域」に区分。今回の2カ所はいずれも、被爆者援護法の援護対象にならない小雨地域だった。
(共同通信2010/02/01)
普通の雨なら、気温によって蒸発するか凍結するか、水になっていって、同じ場所にそのまま残るなんて事は当たり前の事だけど、有りえないんじゃないのかな。
「黒い雨」はキノコ雲と称される「原子雲」から、放射性降下物を含んだ粉塵が大量に拡散されたらしく、これが黒かった為に「黒い雨」と言われているらしいけど、戦争を終えて65年。
こんなに時間が経っているのに、もう人体への影響などは無いだろうけど、まだ残っている放射性物質。
核は、やはり凄い脅威の物なんだなと思わされるよ。