思い、そして感じた事をそのまま
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現在の状況で、何もせずに消費増税するという事は、単純に国の財政の為に国民に犠牲になってくれといっている様なもので、消費増税に関する対策が何もされているとは思い切れない。
この事に国民が批判を声をあげることは当然事なのかもしれない。だが、橋下にそんな資格などあるのか。
大阪市の橋下徹市長は22日、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案を巡る民主党内の動きについて、「マニフェスト(政権公約)に書いていないことをやるのは、国民との間の重大な手続き違反だ」と批判した。
市役所で報道陣に語った。
消費税率引き上げについて橋下市長は、「安全保障と並ぶぐらい重大な政策」としたうえで、「民主党内の手続きを経ているかもしれないが、(選挙という)国民の信を問う手続きを経ていない。増税や社会保障の議論は、選挙を踏んでからやるべきだ」と強調した。
一方、民主党の小沢一郎元代表のグループが、野田首相に反発し離党の動きを強めていることについては、「小沢さんがどういう考えかわからない」と評価を避けた。
(読売新聞2012/06/22)
橋下は発言している。「マニフェスト(政権公約)に書いていないことをやるのは、国民との間の重大な手続き違反だ」と。では、橋下は昨年のダブル選挙の時に一体どの様な政権公約を行い訴えていたのだろうか。
その当時の橋下の政権公約を知り得る事は出来なくなっているのだが、住民達の好感を受ける為の公約を強く主張してたのではなかったろうか。何よりも住民への行政サービスを強調するように訴えていたのではなかったのだろうか、と思えるのだが。
Afternoon Cafeには下記の様に書かれている。
-引用-
まあ都構想って大阪市という政令都市の解体なのに、選挙時のビラでは「大阪市をバラバラにしません」「大阪市は潰しません」なんて白々しく書いてあったんですから矛盾もいいとこ、最初から「最高規範たるマニフェスト」なんかになりえないシロモノだったんですが・・
●それから敬老パスについても市長選では「維持する」と言っていたはずです。
それが今は手のひら返して敬老パスの有料化を打ち出しています。
当選してまだ半年もたっていないのですし、当選後特別な異変が起きたわけでもないのですから、これはどうしたって「公約違反」の批判は免れません。「財政危機」を理由にしているようですが、そんなことは選挙前からわかってたはずです。
●これは別エントリーでアップ予定ですが、学童保育の補助金廃止(これは学童保育の廃止に直結します)だって公約にはなかったはずですし、保育面積を切り下げて6畳一間に子ども6人保育士2人ロッカーと遊具という殺人的に狭い場所に押し込めるという暴挙だって公約に掲げていませんでした。
こんな政策を知っていたら橋下氏に投票しないという親はもっとたくさんいたでしょう。
「子どもが笑う街大阪」をキャッチフレーズに政界デビューしたはずですが、ものの4年で見事に「子どもが悲鳴をあげる街大阪」に転換してるのはまちがいありませんね。
学校選択制だって公約にありませんでした(学校選択制についてはこちらで述べています)
なのに不思議と橋下氏は「選択制導入が民意だ」と言っていました。
現在、区単位で住民フォーラムが開かれています。そこでは選択制に反対の声が大きいようですが、橋下氏は「区長には住民の反対を受けてでも進めてもらわないといけない」と公言しています。
学校選択制の導入が民意なら、なぜ「住民の反対を押し切っても導入せよ」という指示を出すんでしょうね?さっぱりわかりません。
一体どうしてこう平気で矛盾した事が言えるのか、平気で公約に無かったことを持ち出して押しつけたり公約を破ったりすることのどこが「民意の体現者」なのか、頭を抱えるばかりです。
-引用-
選挙で訴えたマニフェストを守ろうとはせずに、それに反する事を平気で積極的に行っていた。民主は、民衆受け狙いだったろうマニフェストに関し一応やろうという姿勢は見せていた。だが、中身のないマニフェストなど実行できる訳は無い。
だから、野田は自分達のミスを我ら国民に負荷する様に突然に消費増税を訴える様になったのだろう。対して、橋下は自分は白紙委任されたとでも意識する様になったのか、マニフェストに書かれていた事に反する事を積極的に行ってきている筈だ。
ハッキリ行って、民主よりも酷い悪性の政策を実行してきている。住民の生活など完全に無視し、府知事時代の失敗を市長でも行いたくは無いと実感していたのだろうか、実質的には府の財政を極度の悪化へとしながら黒字化したかの様に、自分の詐欺行為を正当化する様に主張していた。
その様な事より、市長となってからは府知事時代とは異なり、借金すをる事により財政状況を良好化している様に思わせるでは無く、自分が責を持って実行しなければならない市の財政改善を住民に負荷を大きく被せる事により、改善化を図ろうとしている。
首長としての責により、住民への行政サービスも重視しながら厳しい状況にあるとされる大阪市の財政状況の改善の政策を住民に大きな負荷を被せる事なく実行しなければならなかった。だが、その様な事などは無視し、ただ住民に厳しいとされる財政状況の改善化を被せ、自らでは無く住民達に実行させようとする為の政策を行おうとしている。
非常に無責任な首長と思えてならない。この様な者が、民主が「マニフェスト(政権公約)に書いていないことをやるのは、国民との間の重大な手続き違反だ」などと、堂々と批判できるものだな。
信じられない。自分のやっている事が全く理解されていないのか、或いは民主を批判する事により、自ら行っている事を表に出ないように、指摘されない様にしているのか。
改めて書くが、橋下に民主を「マニフェスト(政権公約)に書いていないことをやるのは、国民との間の重大な手続き違反だ」などと批判する事などは出来ない。批判している行為を、橋下自身が行っていた事は事実なのだろうから。
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