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11日に突然に小沢が民主党代表を辞任する事を表明しましたが、ニコニコ顔で行っていた会見では西松問題に関する謝罪などやはり小沢からは一切無く、更にはマスコミからも厳しい追求などは全く無い、いい加減なもの。
その後も、対して小沢を批判する様な事など無く、それどころかすぐに小沢の後を継ぐのは誰か、次の代表は何をしようとしているのか、何故だかマスコミは民主党を持ち上げる事に必死となっていた様に思えてならなかったのですが。
その様な時に、マスコミ、そして民主党などにとって、思わぬスキャンダルが飛び込んできた。鴻池官房副長官の不倫による辞任。
鴻池副長官が辞任へ、女性との旅行にJRパス…週刊誌報道
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090513-OYT1T00156.htm
鴻池祥肇官房副長官(68)(自民党参院議員、兵庫県選出)は12日、副長官を辞任する意向を固めた。
政府高官が同日明らかにした。13日にも麻生首相に辞表を提出する。健康問題が理由とされるが、13日発売の週刊誌が、鴻池氏が女性との私的な旅行に国会議員に支給されるJRの無料パスを使用したと報じる見通しとなったことが影響しているとみられる。
政権中枢の官房副長官の辞任は、麻生政権の打撃となるのは確実だ。鴻池氏の後任には、自民党の浅野勝人参院議員(71)が浮上している。
週刊誌によると、鴻池氏は4月28日から2泊3日の日程で、知人の女性と静岡県熱海市へ旅行し、その際、往復の新幹線の乗車に無料パスを使用したという。無料パスは、議員歳費法に基づいて全議員に支給されるもので、同法は、使用目的として「職務の執行に資する」と定めている。鴻池氏は1月にも、都内の参院議員宿舎で知人女性と共に過ごしたと週刊誌に報じられた。
鴻池氏は自民党麻生派に所属し、現在参院3期目。防災相、参院予算委員長などを経て、昨年9月の麻生政権発足時に官房副長官に起用された。
(読売新聞2009/05/13)
鴻池前官房副長官の行った事は、呆れた事であり、鴻池前官房副長官が自ら辞表を提出したのか或いは麻生首相が更迭したのか分からないが、鴻池議員が即座に閣僚の座から引き下がるのは、当然の事でしょう。
野党は、鴻池議員が官房副長官であった事からだろう、新型インフルエンザに絡めて麻生首相を批判している。だが、4月28日に新型インフルエンザ対策本部が首相官邸に設置したが、本部長は麻生首相本人であり、副本部長は河村官房長官、舛添厚生労働大臣、本部長に全大臣となっていて、各省庁にインフルエンザ対策本部が設置されている。
よって、鴻池前官房副長官は新型インフルエンザ対策には直接には関わってなどはいなかった。
この様な事は、野党の議員だけでは無く、マスコミなどもしっかりと知っている筈ではないのだろうか。
なのに、28日から熱海へ旅行へ行ったからといって、麻生政権そのものが「新型インフルエンザ対策への緊張感が無い」などと強く批判をしている。
麻生首相も言っているが、新型インフルエンザ対策のメンバーには含まれていはいなかった。鴻池前官房副長官が、熱海へ行っていようがいまいが、対策には影響など無かった筈だ。
では、民主党の新型インフルエンザ対策本部はどうなのだろうか。民主党も政府と同じ28日に、設置している筈だが、民主党の議員達はしっかりとした緊張感を持って、対策に打ち込んでいたのだろうか。マスコミは、全く報じないのだが、どの様な事をしていたのか、知りたい。
そして、マスコミや民主党は、鴻池議員に絡めて麻生首相の任命責任というものを追求しようとしている。
昨日は鴻池議員の辞任の理由を健康上のとして、麻生首相は任命責任を否定していたのだが、鴻池議員が14日に「週刊新潮」が記載した、国会議員用のJR無料バスを使い女性と熱海へ旅行へ出かけたとする週刊誌の記事を「おおむね事実だ」、と河村官房長官が明らかにした。
この事実を知った麻生首相は、鴻池議員の行為を「目的外使用だということで、甚だ遺憾だ」と述べ、鴻池議員を閣僚に任命した自らの責任について「任命責任は常にあるとずっと申し上げてきているので、このことに関しても例外ではない」として、自らの任命責任を認めた。
日本国憲法第68条に、「内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない」とある。
よって、麻生首相は麻生政権が誕生した時に、鴻池議員を官房副長官に任命している。
鴻池官房副長官は、幾らかの失言はあったかもしれない。だが、任命された閣僚として行ってはならないミスを、どれだけ積み重ねてきていたのだろうか。その様な事があれば、既にマスコミや民主党などから執拗に、そして厳しく追及され、過去の議員の様に精神的に追い込まれ自殺にまで至っていたのかもしれない。
鴻池議員は、不倫というプライベートな面での失態はあったのかもしれない。だが、官房副長官の任務はこれまでちゃんと果たしてきていたのではないのだろうか。
では、鴻池議員に対して麻生首相に任命責任を追及している民主党の前党首であった小沢一郎の西松問題に関する任命責任に関して、果たして民主党そして小沢一郎本人はちゃんと責任を果たしているのだろうか。
また、マスコミも小沢の西松問題に関してどこまで追求しようとしているのだろう。11日の会見でも、適当に問うただけではなかったのだろうか。何も謝罪が無かった事に対して、それ程の批判など無かったのではないのだろうか。
マスコミと民主党は、正に手を組み何かを行おうとしているとしか思えてならない。ただ、どちらも性の悪い悪党としか思えてならないよ。
民主党が立ち上げ行っている有識者会議は、本日7日に小沢と鳩山から事情聴取を行う予定をされていたらしいが、何故だかそれが中止された。
民主党の有識者会議、小沢代表らからの意見聴取を中止
http://www.asahi.com/politics/update/0507/TKY200905070009.html
違法献金事件を受けて民主党が設けた有識者会議は、7日に予定していた小沢代表と鳩山由紀夫幹事長からの意見聴取を中止した。「『小沢代表の進退に論議が集中』などと委員会の議論に誤った印象を与える報道があり、開催をめぐって混乱が予想されるため」(事務局)としている。
一方、鳩山氏は6日、小沢氏の進退について、「(大型連休中に民主党議員らが)選挙区に戻って批判をいただくかもしれない。政権交代を果たすため、結束を乱さないことが大事だ。執行部にお任せ願いたい」と述べ、総選挙に対する党内の懸念も踏まえ、小沢氏と協議する考えを示した。長野県軽井沢町で記者団に語った。
(朝日新聞2009/05/07)
有識者会議を立ち上げた時の趣旨を、小沢の西松問題に関して鳩山は「当事者の説明責任、報道のあり方を議論する。有識者会議が収支報告書を全部読んでどうこうしようというものではない。どういうものが足りないのか、どう説明するのかを議論する」と、しているらしい。
有識者には4人が選択されているが、民主党よりである事は間違いないんだろうな。
この者達によって、これまで小沢に都合のいい様に会議が行われてきたのかもしれないが、民主党内でも「小沢を党首から引き摺り下ろそう」という声が活発になってきている。
会議でもこの声を無視する事は出来ないのだろうな。
7日の事情聴取の当初の予定では、西松問題に関する事のみだったらしいのだが、小沢の進退問題に関しても行われるかもしれないらしいではないか。故に、鳩山達は急いで中止としたのだろうか。
自分は民主を支持する者では無いが、自分達の党を思うのであれば、逆に会議で小沢を突き詰めてもらった方が良かったのではないかとも思えてしまうのだが。
鳩山達は、小沢を党首に置く事にどうしていつまでも拘ろうとするのだろうか。
民主党は、23日午前に政治改革推進本部の総会を開き、国会議員などの世襲規制などをする方針を決定したらしい。
その理由と目的が、世襲によってこれまで存在していた有能な人材が政界に進出する事を閉ざされてきていた。よって、世襲を規制する事により、これまで世襲によって閉ざされていた有能な人材への政界への門戸を開かなくてはならない。という事だろうか。
世襲議員の特徴として、後援会組織による地盤、知名度である看板、そして残された資金力によるかばんの3つが上げられる。
民主党は総会で政治資金の受け皿となる資金管理団体の継承禁止を了承し、今国会に政治資金規正法などの改正案を提出するらしい。
そして、こういった世襲に関する公約を、秋までには行われる衆議院選挙のマニフェストに加えているとの事。要するに、我々国民の目を引く為の単なる選挙対策なのではないのか、とも思えてしまうのだが。
民主党は、世襲議員によって有能な人材が閉ざされていたと主張していたと思うのだが、という事は世襲議員と言われる議員には、その様な有能な人材は存在していないと言いたいのだろうか。
まして、どの議員達は子供の頃から政治家である親が側にいた事から、既に政治に幾らかの関心を持っていたかもしれないだろう。また、どの議員達も自らしっかりとした学習を行っている事も間違いはない。それによって、どの様な知識をどれだけ得ていたかは分からないが。
世襲とされる議員達が、有能では無いという事などは、決して有り得ない。
これまで、衆議院選挙、そして参議院選挙は何十回も行われてきている。我々国民は、立候補している者達の訴えと、政党のやろうとしている事をしっかりとチェックした上に、投票してきているのではないのだろうか。
誰に投票しようかと判断する時に、「この立候補者は誰の世襲だろう」、「世襲だから、他の立候補者よりもきっと良い」などといった事など意識するものなど恐らく居なかっただろう。
もしかしたら、マスコミが選挙の度に一部の立候補者を取り上げて、先代と絡めて報じていただろうから、それに引かれてしまっていた、有権者などもいたのかもしれないが。
だが、投票日に足を運んだその他の多くのと言うよりも殆どの人々は、立候補者の先代が何者であったかなどを意識しているのでは無く、立候補者その者を意識して投票してきている筈だ。
そして、民主党は2世3世の者に立候補したければ、先代或いは先々代とは場所を変更して行えと主張をしているのだろうか。
だが、場所をどこに変更しようとも、マスコミなどがその立候補者に注目する事になり、集中して報じる事となるのかもしれない。となれば、地区に立候補している者達の知名度などに、どの様な影響が出るのだろうか。
本当に世襲規制なんて行う必要があるのだろうか。その様に思えてしまうのだが。
これまで麻生首相からの党首討論を、徹底して拒否してきた小沢が、21日の会見で意外な発言をした様だ。
しかも、まるで自分には全く非が無いかのような発言までしているようだが。
党首討論 小沢氏「いつでもやる」
http://www.asahi.com/politics/update/0422/TKY200904220024.html
民主党の小沢代表は21日の記者会見で、党首討論について「今後機会があればいつでもやりたい」と語った。与党が4月初めから実施を求めているが開かれていないことに関しては、「(民主党が)『断る、断る』と報道しているが、首相が(重要案件の答弁のため国会に)出席する週は行わないというルールでやってきた。非常に遺憾だ」と語った。
一方、自民党の鈴木政二参院国会対策委員長は同日の記者会見で「(4月に入り)3回断られた。今度の要求は5月13日の開催だ」と述べた。
(朝日新聞2009/04/22)
麻生首相は、日々のスケジュールが非常に細かく組まれていて、もの凄く忙しい活動をしている事は間違いないだろう。
故に、民主党の小沢に党首討論を申し込む時には、麻生首相の側は自らと小沢が確実に会い、会談する事が出来るだろうという時を判断している筈。
党首討論を拒否する時、民主党は麻生首相と小沢のスケジュールが合わないからでは無く、何故だか「政治と宗教」をテーマとした集中審議を先にしなければならにと言って拒否したり、「開催する条件は整っていない」と言って拒否していた。
更に、麻生首相が参院本会議に出席しても、22日に党首討論を行う事を求めていたかと思われるが、民主党は16日に「首相が本会議や委員会などの出席した週には原則として党首討論は開かない与野党申し合わせがあり、行う事は出来ない」と、やはり拒否している。
にも拘らず、首相は本会議などに出席する週などには行わないというルールでやってきたとして、批判しているが、非常に可笑しくはないか。
そのルールを破ってでも党首討論を求めようとしたにも拘らず、それを拒否し切ってきていたのは小沢の方だろう。
今になって、「いつでもやる」などと発言しているが、本当にやる気があるのだろうか。与党の方は、5月13日に開催を求める予定の様だ。
本当にやる気があるのであれば、今度は拒否するという事は、無いだろうな。
今年1月から通常国会は開かれている。全ての国会議員は、国会法第42条第2項により、少なくとも1個の常任議員となる事が義務とされている。よって、衆議院には24の委員会、参議院には22の委員会があるが、各議院より議院の持つ知識と能力に適した委員に選出されるのだろうか。
議員達は、委員としての職責をしっかりと果たさなくてはならない。
また、国会法第47条第2項では、常任委員会及び特別委員会は、各議院の議決で特に付託された案件(懲罰事犯の件を含む。)については、閉会中もなお、これを審査することができる、となっている。
この為、職責をしっかりと意識して国会議員を務めているのであれば、国会会期中に限らず閉会中も委員として、真面目に活動している者も多くいるのだろうな。
だが、国会議員の中には、国会の事など一切無視して、国会会期中に選挙活動をしようとする議員もいる様だ。
小沢・民主代表:20日に行脚再開 「衆院選影響で進退判断」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090417ddm005010016000c.html
民主党の小沢一郎代表は16日、東京都内であった連合の会合であいさつし、次期衆院選の時期について「09年度補正予算案が提出されれば(成立後の)6月初めか、主要国首脳会議(サミット)後の8月初めの二つしかない」との見方を示した。そのうえで「政権交代が実現できない時には死んでも死にきれない。あらゆる手段と方策を考えて大目標を達成したい」と衆院選勝利に向けた意気込みを強調した。20日に福岡入りし、地方行脚を再開する方針だ。
小沢氏が党の最大の支持母体である連合を訪問するのは、政治資金規正法違反事件で公設秘書が逮捕・起訴されて以来初めてで、党の緊急経済対策を説明するために出席した。事件について小沢氏は「ご心配をかけお騒がせしたことを申し訳なく思う。法律違反はしていないとの認識だが、不徳の致すところだ」と陳謝した。
これに対し、連合の高木剛会長は「マスコミの世論調査でも大変厳しい批評で、こういう流れの中で選挙をやるのは大変だ」と指摘。小沢氏は「最後の決戦だ。政治生活の夢であり、大目標であることが最大の基準との観点に立って、すべてを判断してまいりたい」と述べ、政権交代できるかどうかが進退判断の基準だと改めて強調した。
(毎日新聞2009/04/17)
全ての国会議員は、必ず何らかの委員として職務を任されている筈だ。特に国会会期中に関しては、国会内で常任及び特別委員会が全て活動しているのであり、委員である議員達は、それらの委員会により国務を勤めようとする事が、当たり前ではないのか。
そして、委員会などに出席する事は、国会議員としての義務でもある筈。
だが小沢一郎は、国会議員としての慣例というべき行動を完全に無視して、国家会期中に国会からも抜け出し、まだ選挙も始まっていないというのに、選挙活動を始めようとしている。
要するに、国会議員としての義務を全く放棄し、この時期に全く関わりの無い活動を行おうとしている。
小沢一郎は国会議員としての、というよりも国家公務員特別職として行わなければならない義務を完全放棄し、まだいつ行われるかも分かっていない、衆議院選挙の為の活動を行うとするなどという事は、自ら国会議員を辞するという事を表明するという事になるのではないのか。
そうでなければ、ただ我々国民全体を非常に愚弄している、としか感じる事が出来ない。いい加減にしてもらいものだ。
ちなみに、小沢一郎は国家基本政策委員会に所属しているらしいが、何やらこの委員会は
昨年の通常では2回、臨時では3回会議が行われていたようだが、通常、臨時共に1回だけ小沢も加わった合同審査会が行われ、福田前首相、麻生首相との党首会談が行われていたらしいが、それ以外は、4月14日に今国会で行われた会議と同じく、審査など行われず終わってしまうものだと思われる。
国会法第35条によれば、国会議員が支給される年収は一般職の国家公務員より少なくないとされており、平成19年の2895.9円となっている。国家公務員特別職である国会議員には、様々な特権があり、更に多くの支給がある様ではないか。
国会議員達、特に民主党などが公務員を悪者の様に言っているかの様に思えるのだが、改めて考えてみれば、国会議員も国家公務員特別職という同じ公務員ではないか。
しかも国家公務員特別職の者達は国家公務員達のみが税金を無駄使いしているかの様に表現しているのだが、小沢一郎やその他の国家公務員特別職の者達の行動などを鑑みてみれば、国家公務員特別職の者達の方が非常に税金を無駄遣いしてくれているのではないか、と思えてしまうのだが。
全ての国会議員達が、いい加減な行動をしているとは限らないだろう。だが、小沢の様なふざけた行動を行う者には、国会議員など辞めてもらいたい。