思い、そして感じた事をそのまま
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閣僚の一角を勤めている民主党の枝野幸男が面白い事を言っているよ。今世紀で「法案の賛否を政局に使うべきではない」といった事を。
呆れたとしか言いようがないね。
21世紀は2001年から始まっているんだよな。民主党が参議院で第一党となったのは2007年じゃなかったか。
この時から、民主党は枝野が批判する「法案の賛否を政局に使う」なんて事を活発に行ってたんじゃなかったかと思うんだが。あいつは、自分達がやってた事を何だと思ってんだ。
野党の頃には、ただ政権ほしさに国民を利用して「国民の為に解散・総選挙」と国会中審議中でも簡単に訴えまくってたろう。マスコミと一緒に法案の賛否とやらをやりまくり、政権を奪い取った。
そしたらコロッと考え方変わって、岡田は「予算関連法案を中途半端に解散出来ない」とかぬかしてるらしいし、枝野は自分達のやってた事を無視して、ただ守ろうとしている。
民主党は「国民の生活を第一」の政党じゃなかったのか。だからこそ、国会審議中だろうと政権与党へ、そしてメディアを通し国民へ「解散・総選挙」をしつこく訴えていた筈だよな。
立場変わればそういった事は無視。「国民の生活を第一」では無く、「国民の生活を無視」する政党である事が、完全に明らかとなったんじゃないか。
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民主党には、本当に調子のいい奴が多いもんだな。小沢の子分だろう原口は、「月間日本」からインタビューを受け3月号に特集で「民主党は解体せよ 菅政権は打倒せねばならない」と掲載されるらしいじゃないか。
一寸前に小沢を支持する会派の連中が、菅が民主党がやろうとしている事をやってはいない。
民主党の正統な政権を行おうとしていないんだ。よって、予算法案などには造反する覚悟もあるんだよなどと、脅し文句も出してたんじゃなかったろうか。
民主党の正統な政権を行おうとしていないんだ。よって、予算法案などには造反する覚悟もあるんだよなどと、脅し文句も出してたんじゃなかったろうか。
要するに、自分達の権力守りたかったら、小沢の首もしっかり守れよと詰まらない脅しを掛けてるだけだろう。
こんな事に、月刊誌に「菅政権は打倒しなければならない」と抜かしてやがった原口が、会派離脱した16人を批判して逆に菅を庇うようになってやがる。しかも、2011年度予算の成立を求めている時に党内から首相を代えようとはとんもでない事だ、と言ってるらしいじゃないか。
何日前に書いたのか知らないが、月刊誌で主張している事と現在の原口が言っている事は全く異なっている様にしか思えない。
鳩山や菅と同じ様に、どんな考えを持って月刊誌に「民主党は解体せよ 菅政権は打倒せねばならない」なんてタイトル付けて書いてるのか、その理由をちゃんと語ってもらいたい。
沖縄で地元紙のインタビューを受けた鳩山由紀夫は、非常に呆れた発言をしていたな。沖縄の地元紙の記者に対して、普天間基地問題に関して「方便」を使っていたと。
この事を、沖縄タイムスや琉球新報など地元紙で知らされた沖縄の人々は、どの様な心境となったのだろうか。
鳩山の持論は「常時駐留なき安全保障」だった。それにより、沖縄に75%も集中して居続ける在日米軍基地が正常ではない。よって、は政権交代した時には普天間基地の「国外、最低でも県外移転」と言い切ったのではないのだろうか。
だが、2010年5月4日に初めて沖縄訪問を行った時に、仲井間知事との会談で「私としてもさまざま、たとえば、海外という話もなかったわけではありませんが、現実に米軍の、日米の同盟関係を考えたときに、また近隣諸国との関係を考えたときに、必ずしもそれは抑止力という観点から難しいという思いになりました。」(父さんの日記より引用)と語っている。
鳩山の持論では、在日米軍の存在を認めていなかった筈であり、有事を備えていない国は自立していない。日本も法的整備、有事に関する様々なシュミレーションを行う事が出来るだろうと訴えていた。
鳩山はそんな理想に基づいてだろうか、09年衆院選挙で普天間基地の「国外、最低でも県外移設」を訴えた。だが、鳩山の訴える移設はあくまでも理想であって、現実の事では無かったらしい。09年衆院選では単なる考え、そして期待感を訴えていただけらしいではない。
その為に、政権交代後には内閣でも意見は異なって行った様だし、全く先行きが見えない迷走となってしまった。すぐに、国外は不可能と感じていたんじゃないだろうか。そして県外移設も。となれば、県内移設しか考えられなくなってくる。
だが、勝手な理想で「国外、県外」と訴えてしまっていた。簡単に変える事は出来ない。何とか移設できる場所を探していたんだろうな。鹿児島の徳之島にも拒否され、県内移設しかないと決定したのだろう。
地元の人々を非常に侮辱する行為ではないかと思われる詐欺的行為を行い、鳩山政権は最低でも県外移設から、辺野故移設へとなすりつけた。それを、地元紙の記者に対して発言する。そして、地元紙によって地元の人々に公表する事となる。
どこまで無神経な政治家なのだろうか、鳩山由紀夫。
現在では多くの者から批判をされている。過去には自らもう選挙には出ない、要するに政治家を辞めると発言していた筈。この様な者には、さっさと辞めてもらいたい。
みんなの党の渡辺喜美は、他政党の行動を一言半句で色々と批判的に表現する事が多いかなと思えるのだが、10日に行われた菅と小沢の会談は面白く表現している。
みんなの党の渡辺喜美代表は10日の記者会見で、民主党の小沢一郎元代表に菅直人首相が会談で離党を促したことについて「内閣支持率が下がり気味で、脱小沢路線でやりたいから、党を離れてくれとぬけぬけと言っているような話し」と指摘した。
小沢氏に自発的な離党の意思がないことには「党を離れる離れないというのは、われわれには関係のない話。こういうのが国民からすれば野良犬のけんかに見える」と批判した。
菅首相が9日の党首討論で、2011年度末までに消費税増税に関する法案の提出を目指す意向を示したことには「消費増税を既成事実化してから国民に信を問うということで、国民の選択肢を封殺するものだ」とし、菅首相の問責決議案の提出を検討することを明らかにした。
(下野新聞2011/02/11)
あの会談は、菅は小沢問題を自分は扱いたくないから、自分からさっさと出て行ってくれと思い、小沢に直に離党を願い出ていたんだろうな。
だが、小沢はそんな事聞き入れる気など全くあるわけが無い。
菅はそんな事分かっていながら、わざわざ会談を求めて離党を願ったりする。離れて欲しいなんて思いがあるんだったら、本人に離党を求めるんじゃなく党首として除籍を実行すればいいんじゃないのか。
だが、菅は「クリーンな政治」を主張していた筈だ。何もせずに、小沢を民主党から放り出すという訳にはいかないだろう。
やはり、党首としても小沢に関する問題をしっかりと解決しなければならない責任がある筈だ。
小沢に離党勧告しようが、除籍を実行する事になろうが民主党党首として勝手に判断すればいい。だが、その前に小沢に関する「政治とカネ」の問題を解決する為の証人喚問は実行しなければならないだろう。
そういった大事な事を無視して、出て行ってくれ、出て行かないと言い合っているだけでは、渡辺の言う通り、正しく「野良犬のけんか」と見られても仕方がないんじゃないだろうか。
菅内閣にとなって、2月9日に初めて党首討論が行われたが、それに関して全国の新聞が積極的に社説を書いていたみたい。
地元の新聞も書いているが、思わずこれは菅を庇ってたのか、と思わされてしまったが。決してそうでない物もあるのかな。
菅直人首相と谷垣禎一自民党総裁らとの党首討論。言葉の応酬こそ激しいが、消費税率引き上げに向けて互いの協力を必要とする点では足並みをそろえた。政策論議を深めるに至らないのは残念だ。
党首討論は鳩山由紀夫前首相当時の昨年四月以来。与野党どちらが応じなかったのかは水掛け論になろうが、「熟議の国会」を掲げながら、就任後半年以上も野党党首との討論に臨もうとしなかった首相の怠慢をまず指摘したい。
自民、民主両党首が向き合った約四十分間、通奏低音のように流れていたのは、消費税率引き上げでは協力するという共通認識だ。
谷垣氏が、早期の衆院解散に踏み切れば、総選挙後は自民、民主両党のどちらが政権に就いても消費税率引き上げで協力し合える、と言えば、首相は衆院解散前に与野党協議をしたいと呼び掛ける。
言葉が激しいから対立に見えても、選挙後に協力するか、選挙前に協力するかだけの違いなのだ。みんなの党の渡辺喜美代表は、これを「増税一門の八百長討論」と揶揄(やゆ)した。妙に納得がいく。
国民が党首討論に期待したのは社会保障制度のあるべき姿や政府の役割など、国の在り方をめぐる骨太の議論ではなかったか。
将来も持続可能で、世代間の不公平感の少ない年金、医療、介護とは何か。その財源をどうするのかという大きな制度設計だ。
最終的に消費税増税が避けられないとしても、国民の理解を得るにはどうすればいいのか。増税前にやるべきことがあるのではないか。民主党だけで行政の無駄を削れないのなら、与野党で協力して対応すべきではないか、など。
例えば年金では、税方式か社会保険方式か、国民、厚生、共済の公的年金を一元化するのか否かは制度の根幹にかかわる問題だ。
首相は四月に社会保障のあるべき姿を示すとして明言を避けた。基本的な考え方すら示さないのなら、党首討論の意味がない。
愛知県知事選、名古屋市長選など「名古屋トリプル投票」で明らかになったように、税金の集め方や使い道に対する有権者の目はより厳しくなっている。
ともに敗者の党首二人だから、政策論議が深まらなかったのかもしれない。公明党の山口那津男代表も持ち時間十分では足りなかろう。国会は消費税増税派ばかりではない。ほかの野党党首にも出番を与えれば、より深い党首討論になるのではないか。一考を。
(東京新聞2011/02/10)
谷垣は討論の時間が35分と短かった為だろうか、質問のテーマを社会保障制度と税制改革だけに絞っていたのではなかったろうか。
そして、この事に関して、しつこく菅に対して質問を繰り返していた。だが、菅は決してハッキリとした答えは出そうとはせずに、常に曖昧な答えばかりを出していたんじゃなかったろうか。
そして消費税。昨年の参議院選挙で自民党がマニフェストに加えていた事を、菅が参考として4月から月に行おうとする社会保障と税制改革の議論にも加えようとしている。この事に関して問うていたんじゃなかったろうか。
この消費税に関しても、菅は曖昧な答えしか出す事が無かったのではないかと思うのだが。
そして討論の中で、与野党は選挙後に協力するか選挙前から協力するのかが言い争われていた。選挙後に関して協力する事に関しては谷垣が求めたのだが、まず民主党にこれまでのマニフェストを解消する事を求めていたのではなかったろうか。そして新しく作れと。
そこには、消費税も含まれる社会保障制度や税制改革など色々な共通点が含まれているんじゃないだろうかと。そのマニフェストを選挙によって、有権者により選択してもらい新たに政権を作る。
その政権を元として、これまでとは異なり予野党が協力して政策を行っていこうではないかと強く訴えていたかと思うのだが。
みんなの党の渡部は「増税一門の八百長討論」と揶揄した様だが、決してそうとは思えない。
逆に選挙前に協力をしたいと訴えていた菅は、社会保障に関して一体これまでにどの様な考えを訴えきていたのだろうか。
そして、4月からの協力を求めたいというのであれば、それまでに政府案をしっかりと作成し明らかとする事をしっかりと示さなければならなかった筈だ。
だが、その様な言葉など一切出されなかったと思われる。
どころか、案の作成の協力を谷垣に求めていたのではなかったろうか。選挙前に協力をしてもらいたいと訴えながら、どの様な案を作成し出そうとしているのかを明らかとはしない。
ただ、4月から6月の間に与野党で協議をやってもらいたい。それだけではないのか。この間に、どの様な社会保障制度と税制改革を求めようと考えているのか、それに関する考えを一切示そうとはしなかったのだ。
菅に、実際に議論をやろうという意思があったのか、疑問に思えてならなかった。そして、この党首討論に最も不満に思えたのが、討論の時間。菅vs谷垣が35分だけ、菅vs山口が10分だけ。どちらも短すぎじゃないか。
2人とやるのは結構だよ。だが、やるならやるで、其々に同じ時間を持ってやってもらいたかったね。せめて50分位の時間は使って。