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 菅は、国会で自分は東北太平洋沖大震災緊急対策本部と原子力災害対策本部を設置している、と主張する。そして、本部長となっているよな。
 
 
 
 菅直人首相は2日午前の参院予算委員会で、東日本大震災の被災者の仮設住宅入居を8月中旬に完了させるとの自らの方針について「百パーセントそれぞれの部署で確定的になっていたわけではない。私が強く指示すれば実現できるとの見通しで発言した」と述べた。

 詳細な計画に基づいたものではなかったことを事実上、認めた答弁。自民党の林芳正氏は「発言したから後からやってくれというのはリーダーとして失格」と強く批判した。

 1日の参院予算委で「お盆までに内閣の責任ですべての希望者が入れるようにする」と言明した首相発言について林氏が根拠をただした。首相は「財務省から国有地提供を提起され、外国からの資材購入を検討するとの国土交通省の意向を聞いていた」と強調したが、具体的なスケジュールは示せなかった。

 一方、自民党の石破茂政調会長は2日午前、テレビ朝日番組で、「政治家の言葉は重い。思い付きで言うことが、どれだけ人にいろいろな思いを与えるか、胸に手を当てて考えてほしい」と批判。「次の予算委員会までに工程表を示してほしい」と実現までの道筋を明確にするよう求めた。
(共同通信2011/05/02)
 
菅は昨日1日の衆院予算委員会で、8月中頃までに被災者全員が仮設住宅へ入居できる様に建設すると言い切った。それも、自分の内閣の責任でやるんだと言い切っている。
 
そういった発言をしたからには、大震災の対策本部の本部長である菅は、部下の者達に建設する為の用地と資材をどの様に確保し、どの地域からどの様な順序で建設する為の計画を、しっかりと組ませていた筈だ。
 
そうでもなければ、「内閣の責任」でやるなどとは言い切れる事ではないだろう。ところがどうだろう。当日の委員会で、国交相は詳しい計画は出来上がっているのかと問われれば、ハッキリ答える事は出来ない。
 
そして、菅は国会で改めて仮設住宅に関し発言を行うが、全く意味が異なっている。1日は、絶対にやると言っていた筈だが、僅か1日で、絶対では無いとしている。
 
本部長の立場にありながら、その役を全く無視している。だけでは無い、思い付きで適当に被災者に影響を与えてしまう発言を行ってしまう。
 
総理大臣という座にありながら、東北太平洋沖大震災緊急災害本部、原子力災害対策本部の本部長でもありながら、今回の大震災への対応を非常に軽視しているし、していた事は間違いない。
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 4月29日、原発問題に関して助言を求める参与として起用していた東大大学院教授の小佐古氏より突然に辞表が提出された。そして、小佐古氏は政府を批判している。
 
菅は早速言い訳を行ったみたいだ。
 
 
 
 菅直人首相は30日午前の衆院予算委員会で、小佐古敏荘(こさこ・としそう)東京大教授=放射線安全学=が内閣官房参与を辞任したことについて「専門家の見解の相違からで大変残念だ」と述べた。小佐古氏は東京電力福島第1原発事故の政府対応を「場当たり的」と批判、29日に辞表を提出したが、首相は「政府は参与の意見も含めた原子力安全委員会の助言で対応している。決して場当たり的とは考えていない」と反論した。自民党の小里泰弘氏の質問に答えた。

 これに関連し、高木義明文部科学相は、小中学校の屋外活動を制限する限界放射線量を年間20ミリシーベルトとした基準について「この方針で心配ない」と強調。「国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告を踏まえ、事故継続時の参考レベルのうち最も厳しい年間20ミリシーベルトを出発点とした。今後、できるだけこの線量を低く減らしていくのが適当だ」と説明した。小佐古氏は20ミリシーベルトを基準に決めたことを批判し、辞任の理由に挙げていた。

 東日本大震災の復旧対策を盛り込んだ11年度第1次補正予算案は30日午前、衆院予算委員会で採決され、全会一致で可決した。同日午後の本会議で衆院を通過、参院での審議を経て5月2日に成立する見通し。
(毎日新聞2011/04/30)
 
菅は「参与の意見も含めた原子力安全委員会の助言で対応している」と、国会で反論したらしいが、菅の言葉を聞いてみれば「原子力安全委員会の助言で対応している」と反論していたのではないだろうか。
 
また、枝野が小佐古氏の批判を「勘違い」だと批判している。
 
だが、小佐古氏は会見では「政府の対応は法にのっとっておらず、誰が決定したのかも明らかでなく、納得できない」としている。
 
その理由として、原子力災害対策でも他の災害と同じ様に、関連する法律、防災指針、原子力防災マニュアルに手順と対策が定められているが、政府はこれらを軽視した見せ掛けの対応を行ってきたと、強く批判しているんじゃないか。
 
特に怒りを込めて批判していたのが「小中学校の屋外活動を制限する放射線量」なのだろうか。
文化相は年間20ミリシーベルトにする事で心配ないとしているが、小佐古氏はそれを強く批判している。
 
小中学校の屋外活動の放射線量に関して、文科省の出す数値は危険だと提言した。年間20ミリシーベルトを被曝する者は、原発の放射線業務従事者でも極めて少ない。そして、通常の放射線防護基準である1ミリシーベルト、特例の5ミリシーベルトに近い基準にすべきだとしている。
 
ちなみに、文科省の「我が国における放射性固体廃棄物埋設処分に係る放射線防護に関する基本的考え方」には、「放射線防護の最適化における線量基準」で「放射性固体廃棄物埋設地に起因する公衆被ばく→線量限度1ミリシーベルト/年が適用」となっているし、「長寿命核種による潜在被ばくを考慮した基準」でも、「影響を考慮すべき期間及び地域:極めて長期間・広範囲→国際的な整合性が必要」に於いて、「埋設地における公衆被ばくの線量拘束値:~1ミリシーベルト/年のバンド(Pub.103)」となっている。
 
そして、「偶然の人間侵入による公衆被ばくに対して介入が正当化されるレベル」が1~20ミリシーベルトと設定されている。
 
本当に年間20ミリシーベルトにする事で心配は無いのだろうか。意味は違うかもしれないが、グラウンドは偶然では無い常に被ばくする場所である事は間違いない。
 
菅は、これらに関する提言には興味を持たなかったらしいが、小佐古氏の指摘は間違いないだろうし、それを無視し数値を年間20ミリシーベルトとした政府は、軽々しく簡単な数値を良いものと判断したのだろうな


昨日は参議院予算委員会で大震災及び原発事故に関する集中審議が行われていたが、今日も午後から衆議院予算委員会で同じ集中審議が行われた。

見ていたが、自民党の小野寺議員が非常に気になる事を明かしてくれていたよ。

首相「災害止めるには政権交代」 04年にブログで


 菅直人首相が野党時代の2004年に自身のブログに「あい続く天災をストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか」と記していたことが26日、分かった。衆院予算委員会で自民党の小野寺五典氏が指摘した。

 東日本大震災への対応をめぐり、野党だけでなく党内からも退陣を求める声が強まる中、発言が自らに戻ってきた格好。

 首相は04年10月23日のブログに愛媛、高知両県の台風被害を視察した感想として記載していたが、指摘を受けてもけげんな表情を浮かべ「(自分の文書かどうか)すぐには分かりません」と答えただけだった。
(共同通信2011/04/26)

小野寺議員はブログでは無く、日記に記載されていたと発言していたんじゃないかと思うが、台風被害を視察した時に、天災ストップさせるには政権交代させなければならないと書かれていたと。

その時の菅は、ただムスッとした感じで答える時にも、当然認める訳が無い。だが、共通だけでは無く産経なども記している。

自分はもう7年も前の台風の事など全く覚えちゃいないし、台風がやって来る事には慣れているもので、大きな物が来たとしても1日もすれば通り過ぎて行くような物。菅は何と思っていたのか知らないが、これまでやってきている台風を天災と思った事は無い。

台風に対し、今回の大震災は大きな地域に一気に大きな被害を齎した、正に天災であると同時に人災も絡んでいる。

自分のブログに記していたという事は、自らの思いを訴えていたのだろう。ならば、現在の天災による大震災の素早い復旧・そして復興を真面目に考えるなら、選挙を出来る状態ではない現在で政権交代をしろなどとは言わないよ。だが、菅内閣を総辞職しようと考える事が当たり前だろう。

こいつは過去に大きな事を訴えておきながら、政権の座に就けばそれを実行する意思を示そうとはしない。多くの国民を騙した事になるんじゃないのか。完全な詐欺師だ。



菅は被災者の心理をどの様に意識して、現地へ行き、直接会って会話をしようとしてたんだろうな。

福島第1原発:菅首相が避難所訪問 被災者から怒りの声も


 菅直人首相は21日、福島県内に設置された避難所2カ所を訪問し、福島第1原発事故で避難生活をおくっている周辺住民との対話に臨んだ。住民は「本当に我慢している」「もう限界です」と口々に窮状を訴え、首相は「原発が一秒も頭から離れず、全力を挙げて取り組んでいる」と頭を下げた。

 首相はまず大熊町民などが避難している田村市総合体育館を訪問。10分余りの視察を終え、立ち去ろうとした首相に対し、住民たちが「もう帰るんですか」と呼び止め、「ここで生活してみてください」「避難先を回るなら、みんなに声をかけて」などと訴えた。

 首相はその後、富岡町と川内村の避難所となっている郡山市の「ビッグパレットふくしま」を視察。田村市での指摘を踏まえ、当初予定を変更し、施設内のすべての部屋を訪問し、「政府も一生懸命頑張るので、元気で頑張ってください」と呼び掛けた。首相の帰京は予定より1時間遅れ、オーストラリアのギラード首相との首脳会談が30分ずれ込んだ。

 首相は視察後、記者団に「地元のことを考えているつもりだったが、本当に親身になって分かっていたか、と言われると、改めてもっと被災者の立場に立って考えねばならないと痛感した」と語った。
(毎日新聞2011/04/21)

菅は、避難所で会話をする時間と家族は先に決めていて、それを簡単に終わればさっさと帰るつもりだったらしい。

可笑しくないか。被災地へ行ったという事は、その現状もしっかりと知らなきゃいけない立場にあるんじゃないのか。大震災の対策本部長を務めているんだから。

避難所には多くの人が、強制的に暮らされている。その生活の状況をしっかりと把握する為には、1家族なんかじゃない、10分程度じゃない、自ら全家族としっかりと会話を望まなくちゃならないだろう。

そして、自分がそんな生活へ追い込んでしまった事をしっかりと謝罪しなくちゃならない。と、同時にどの様な事をしてもらいたいのか、それをどれだけ強く早く望んでいるのか、しっかりと受け取ろうという意識が無くちゃならなかった。

だが、あいつは避難所に入ってただ1家族と軽く会談をするだけで、一寸した姿を見せてさっさと帰る事を予定していたらしいじゃないか。どこまでもいい加減で、国民の生活では無い、命までも無視してくれた、どこまでも非常識な総理大臣だったんだな。
 



民主党内では、小沢派なんかも強烈に政権を批判する様になり、倒閣を考えるようになっていると情報が流れるようになってきている。

野党も、その先の事よりも今の罪悪を削除する事を真剣に考えてもらいたい。

不信任案、統一選踏まえ判断=自民総裁


 自民党の谷垣禎一総裁は21日午後の記者会見で、24日投開票の統一地方選後半戦について「選挙結果によっては(菅直人首相が東日本大震災の)復興の重責を担っていけるのかという問題が出てくる」と指摘した。内閣不信任決議案や首相問責決議案の提出については「(選挙)結果も見ながら判断したい」と述べた。 
 国民新党の亀井静香代表が野党に呼び掛けている「復興実施本部」への参加に関しては「(亀井氏に)提案を一度断った経緯がある。基本的な考えは変わっていない」と改めて否定した。
(時事通信2011/04/21)

野党を支持する者、或いは無党派といわれる者。更には、民主派の中からも菅内閣は早く壊してくれ、と強く思っている者が数多くいる事は間違いないだろう。

あの内閣にいつまでも居座られていたんでは、これからの日本は本当にどうなってしまうのか分からない。まして、大震災を受けている被災地の復興も、確実に進行されていくのか否かも分かったものではない。

あいつらは、国や国民の事などは一切意識しておらず、自分達の事だけを意識し、自分達を肩書きを守る事だけに必死になっているだけの、全く無能であり実行意識の無いどこまでもいい加減な内閣だ。

菅を倒閣し、現在の民主の執行部なども後退させた場合の次の代表候補には、仙谷の名前も挙がっているらしい。

そのまま仙谷による内閣となるかもしれないが、もしかすると小沢派が民主を離党し、民主は下野となる可能性もある。

とにかく、現在のどこまでもいい加減な何も出来ない、腐れ切った内閣には早く消えてもらいたい。



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