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思い、そして感じた事をそのまま
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 かつては自民党議員で、小泉内閣では外相にも就任していた田中か真紀子議員。だが、個性的というか強気な発言などがきっかけとなり、更迭。
 
そんな強気な性分が、また出だしたのだろうか。菅内閣に強烈な批判を行っているみたい。
 
 
 
 民主党の田中真紀子元外相は29日、テレビ朝日の番組で、菅直人首相の退陣を求める「菅降ろし」の動きが与野党に広がっていることに関し、「この方ならば(次の首相が務まる)という政治家がいないのが不幸なことだ。(政局的な)動きにはくみしない」と語った。
 田中氏は菅首相の震災対応について「企業体や官僚システム、学会などを包含し、方向性を世界に発信するのが政治だが、(首相には)無理だ」と批判。ただ、内閣不信任決議案への対応については「分からない」と述べるにとどめた。 
(時事通信2011/05/29)
 
田中は菅の事を正直に語ってくれている。そう、菅に組織を指導する能力など在る訳が無い。指導力を発揮するなんて事は無理だ。
 
どんな経験があるのかは知らないが、菅その者に組織をまとめ指導する能力など、全く備わっていない。
 
菅内閣が発足し、ほぼ1年が経つが、トップの座に有りながらリーダーシップという物を見せた事があるか。
仙谷が「闇の首相」とされた事もあるし、「闇の首相」が去った後もトップである筈の菅の姿は内閣では薄く見えるだけだ。
 
大震災が起こった後も、本部長と肩書きを持ちながらやる事は他の者任せ。国会でも、指名されても他の閣僚が庇う様にしゃしゃり出て答弁を行い、それに合わせて答弁をする。
 
指導力が無いだけではない。独自では何も判断する事が出来ない、する事が出来ないんだ。
 
賛否に明言を避けた事には、期待を持ちたい。他にも、同じ意思を持った党員は多くいるだろうから。
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 政権交代をした時に、連立を組み与党となっていた社民党さん。閣僚への一角にも加わっていた事の感覚、当時の勝手な喜びが忘れられないんだろうな。
 
内閣不信任案が提出されると噂が強くなっているが、福島はあまり乗り気ではないのか。
 
 
 
 社民党の福島瑞穂党首は28日午前のTBSのテレビ番組で、自民、公明両党が提出する方針の菅内閣への不信任決議案に関し、「どれだけの大義があるのかと思う」と疑問を呈した。党としての態度については「まだ賛成、反対を決めていない」と語った。
 福島氏は、菅直人首相の東京電力福島第1原発事故への対応について「いっぱい問題がある」としながらも、「自民党政権下の国策としての原発政策はより問題がある」と指摘した。
(時事通信2011/05/28)
 
福島は自民政権下の原発政策に問題があり、菅内閣への不信任案決議に「大義はあるのか」と発言している。
 
政権交代するまでは、政権を担っていたのは主に自民党であった事は間違いない。だが3党連合で、社民党党首村山富市が総理となった時にも、原発政策に変更はなかったんじゃないか。
 
さらに、その社会党は社民党へと変わり、殆どの党員が離党し、新党さきがけと共に民主党を結成する。その民主党では、自民党と同じく原発政策を推進していた筈だ。
だからこそ、政権交代をした後も、原発政策には変更は無く、続けられていった。どころか、更に増加しようとしていた。
 
福島は沖縄・辺野古基地問題を盾として、社民党は与党連合から離脱したが、政権与党にあった頃、どれだけ原発政策に反対し、それに関する発現・行動を行っていたのだろう。その様な情報は、流れていなかったと思うが。
 
まして、今回の提出されるだろうとされる内閣不信任案は、福島第1原発の事故への対応の拙さによる多くの国民への被害を取らせる事であって、交代前のからの国策とは関わりが無いだろう。
 
何よりも、交代前からの国策を続行させ、更に発展させようとしていたのが、現在の民主党政権だろう。交代前からの国策にいちゃもんを付けて「大義があるか」と疑問を呈する事に、逆に疑問を感じさせられる。
 


 ほんの数日で、公表した資料内容が全く逆の内容となって発表されてしまう。何とも奇怪な事が発生した。
 
 
 
 東京電力福島第1原発1号機への海水注入が一時中断したとされた問題で、東京電力は26日、実際には海水注入の停止は行われていなかったと発表した。同原発の吉田昌郎所長が「事故の進展を防止するためには、原子炉への注水の継続が何よりも重要」と判断し、実際に停止は行わなかったという。本店の指示に反し、現場が独自の判断をしていた。指示系統のあり方が問題となるとともに、事故対応をめぐる連携の悪さが改めて浮き彫りとなった。

 会見した東電の武藤栄副社長は「これまで、説明してきた中身が、現場が錯(さく)綜(そう)する中で事実と違い、申し訳ない。コミュニケーションの行き違いがあった」と謝罪した。

 吉田所長の判断については「技術的には妥当だった」(武藤副社長)とした。吉田所長の処分については今後検討するという。

 東電によると、海水注入は3月12日午後7時4分に開始。21分後の午後7時25分に、首相官邸に派遣した東電社員から「首相の了解が得られていない」との連絡が東電本店にあったため、本店と原発でテレビ会議を行い、注入の停止を決定した。しかし、吉田所長はその決定に従わず、独自の判断で注入を続けたという。

 東電本店の社員が24日から25日にかけて、状況を再確認するため同原発で吉田所長から事情を聴取し、事実が判明した。吉田所長は「新聞や国会で話題になっており、IAEA(国際原子力機関)の調査団も来ていることから、事故の評価解析は正しい事実に基づいて行われるべきだと考えた」と説明し、事実を明らかにしたという。

東電は21日に同問題の経緯を初めて明らかにした際、12日午後8時20分に海水注入を再開したと説明していた。この点について東電は「当時、発電所からそういった報告があったが、適切な報告ではなかった」と発表内容を訂正した。東電は21日に問題の経緯を明らかにした時点で、吉田所長からの事情聴取は行っていなかったという。

 同問題をめぐっては、海水注入が原子炉を冷却するための唯一の方法だったため、菅直人首相の言動を受け、東電が海水注入を停止した点などが、国会でも問題視されていた。
(産経新聞2011/05/26)
 
公表の場で発表するからには、その内容をしっかりと確認した上で、行う事が常識なんじゃないかと思うんだがな。
 
21日に、今月になって得られたデータの解析から、政府・東京電力統合対策室は「海水注入」が中断されていた事を発表していた筈だ。ハッキリとしたデータを得る事も無いままに、あの様な情報を流すといった事は無いだろう。
 
だが、それからほんの数日の間で、完全に内容が変わってしまった。だが、これを発表した副社長は、これまで発表した中で訂正しなければならない事は、「海水注入の中断」だけだと発言しているらしい。
 
これは、菅内閣にとって非常に都合のいい訂正に思えてならない。これまで間違いの無い事を発表していたのだろうに、何故「海水注入の中断」に関してのみ、発表が事実とは異なっていたのだろうか。
 
官達は、この事が明らかとなった事により、非常に追い詰められた心境となっていた事は間違いない。
野党の攻め、党内での「菅降ろし」の勢いが非常に高まっていたのだから。この事実がいつまでも残されていては危ないという意識が非常に高かった。
 
そんな時に、菅達にとっては本当にタイミング良く、「海水注入の中断」の発表は異なっていたと言う会見が行われたものだ。
 
 
 
福島第一原発事故で東京電力が同原発1号機への海水注入を中断していなかったと発表したことについて、枝野幸男官房長官は26日夕の記者会見で「(東電は)事実関係を正確に把握して報告してもらわないと、国民が不審に思う。正確な事実関係の把握の上で、正確な報告をいただきたい」と求めた。 

 枝野氏は「東電でなぜそういう間違いになったのかは、経済産業省原子力安全・保安院を通じて詳しく聞かないといけない」と述べ、東電内の指揮系統のあり方などについて調査する考えを示した。 
(朝日新聞2011/05/26)
 
枝野は一寸勘違いをしてはいないか。「海水注入」の中断が行われていなかったと言う会見が行われようとも、23日の国会では、確か官達は午後7時4分からの海水注入に関しても、認めていなかったんじゃないか。
行われたのは、午後6時から「海水注入」に関する会議が行われ、そして自分が指示をしたんだと菅は言っていなかったろうか。
 
また、東電は間違った発表は「海水注入の中断」だけだと言っている。その東電は12日、午後6時までに「海水注入の準備」などに関し、経産省の原子力保安院へ伝えていると発表していたんじゃないか。
 
6時からの会議には、東電や保安院の者達など原子力の専門家も加わっていたと菅は語っていた筈だ。現場の行動を菅が知っていない訳が無い。「海水注入」は7時4分から行われている。この事はちゃんと菅に伝わっていたんだよ。だが、菅はそれを官邸では認めなかった。
 
そんな事から、更に何故か東電が独自に現場と連絡を取り、停止を決定するが現場が勝手にやったんだとしている。
 
原子力緊急災害本部長は菅だった筈だ。その菅を無視して、会議に参加していた東電の者が勝手に判断を行い、本社に伝えられ、独自に決定する。そんな事がありえるのか。
 
枝野は、菅内閣は国民をまた騙そうとしている。「海水注入の中断」の発表は東電のミスであり、政府は一切関係ないと言いたいのだろう。
 
だが、こんな突然のいきなりの会見、そして全て東伝のミスだったと言いたげな政府をまともに信じる国民がどれだけいるんだろう。
 
いい加減に、馬鹿にしてもらいたくは無いものだ。


橋下徹なんてタレント弁護士が、大阪の首長となったのが何年前なのかなど全く憶えちゃいないが、当選してから支持率は高いそうで、今年の地方選でも思い通りになり、どこまでもいい気分に鳴り捲ってるんだろうか。

鳥取県議不要論で橋下知事「市町村議306人…府民の税金も投入」


 大阪府の橋下徹知事の「鳥取県議は6人でいい」という発言に同県の平井伸治知事が「差し出がましい」と反発していることに対し橋下知事は25日、記者団に、同県に306人の市町村議がいると指摘し、「こんだけ市町村議がいるなかで、まだ県議が35人もいるのか」と反論。さらに「『地方自治だから口を出すな』というなら地方交付税制度は成り立たない。府民の金も鳥取に行っている」とも述べた。

 橋下知事は「県議は県全体のことを考えるのが役割」との見解を示し、「地域の実情をくみ上げるのは、基礎自治体の役割。この(市長村議の)数で過疎地の意見をくみとるのは十分」と述べた。

 さらに、平井知事の反論を「地方交付税制度の無責任主義の最たる例」とし、地方共有税を設け、国からの交付ではなく地方の水平連携で財政調整するべきとの持論も展開した。
(産経新聞2011/05/25)

 地方交付税が成り立たないって一体どういう事なんだよ。他の自治体へ内政干渉する事と、この制度が一体どんな関係があると言うんだ。無茶苦茶に訳の分からん事をいう奴だったんだな。

それに地域の実情は市町村義で汲み取れば良く、県議はそれを基に考えればいいだけで、数は要らないとでも言いたいのか。だったら、てめえの大阪も同じ様にしろ。

大阪にだって市町村義があり、そこには多くの議員がいるんだろ。そこから地域の意見をしっかりと汲み取り、ほんの一寸だけの議員で構成された府議とやらで、全体をまとめる様にすればいいじゃないか。

自分のとこを先にやって、それからこうするべきだと主張すべきだろ。

更に鳥取県知事の発言を、「地方交付税制度の無責任主義の最たる例」などとぬかしているが、全く意味が分からない。平井知事の発言のどこが、「無責任主義の最たる例」だと言うんだ。

俺には真っ当な事を言っているとしか思えないんだが。逆に、橋下の方こそ自分の言い分をただ真っ当にしたいとして、無茶苦茶に理不尽な発言をしていると思えてならない。

こんな馬鹿が大阪でどれだけの人気があるのか知らんが、他の自治体へ理不尽に内政干渉をするなど、無茶苦茶に不快でならない。また、こんな馬鹿野郎がよく首長なんてやってられるもんだな。
 



 5月23日から衆議院での震災復興特別委員会が始まった。自民、民主、公明、共産、社民、みんなの党、たそがれ日本の順番で質疑は行われていったが、その一番手となったのが自民総裁でもある谷垣。
 
谷垣は、12日の福島第1原発原子炉への海水注入の中断と官邸の関連、そして菅が原発当地へ向かった事などに集中して質疑を行っている。
 
谷垣は参考人として原発委員会の斑目委員長を呼び、何度か質問を行った。斑目委員長は、「再臨海の可能性はゼロでは無い」と発言していたと答えていたし、「原子炉への海水注入は午後6時前より行わなければならない」と発言したとも答えている。
 
更に原発当地へ向かう時の質問をすれば、菅は「11日で原発の状況を把握していた」といった発言を行った。そして、当地へ向かう事を決断したのも、12日の午前1時過ぎらしい。
 
菅が原発当地へ着いた時には、現地ではベントの準備作業をやっていたと海江田は発言している。谷垣も強く語っているが、どの様な作業をしていようと、本部長である菅が現場にやってくれば、作業よりも本部長への対応を優先してしまうのではないだろうか。
 
あいつが行った事により、ベントの開放が遅れてしまった事は間違いないだろうな。と同時に、ベントの開放によりどれだけの放射性物質が放出されるか、事前に情報公開されていたろうか。そして、菅が立ち寄り、作業を遅らせた為に、水素爆発が発生した可能性は非常に高いのではないか。
 
再臨海とは、臨界状態である原子炉が、一旦停止状態となり、再び臨海となる事だが、福島第1原発など沸騰軽水原子炉では、何らかで炉心が破損し、メルトダウンとなり原子炉圧力容器に蓄積し、大規模な集中となり、「臨界量」となった時に、臨海と同じ核分裂連鎖反応が制御されない状態で起き、「再臨海」となる。
 
それにより、原子炉には大きな圧力が掛かる様になり、その圧力を一刻も早く下げ、水素爆発を防ぐ為にベントが急がれていたんじゃなかったのか。
 
12日の午前1時の時点でベントを強く要求していたという事は、官邸の者達は原子炉ではすでにメルトダウンは発生し、再臨海も発生しているだろうと読んでいたんじゃないだろうか。
 
そしてベントが行われれば、間違い無く大量の放射性物質が放出されていた筈で、ベントが行われる以前に、地域の人々にどの様に流れていくのか、しっかりとした予測を伝えていなければならなかったんじゃないだろう。だが、そういった情報など一切公開されていなかったんじゃないだろうか。
 
更にだ、メルトダウンが発生した状態で原子炉を冷却する作業を常時行っていかなければ、また水素爆発が発生する可能性はあった筈だ。なのに、現場が海水注入を始めたというのに、官邸はそれを止めた。果たして何故なんだろ。
 
マスコミのこの間の原発事故への野党の追及に対する反応にも、疑問が感じられてならない。
 
菅達の原発事故へのいい加減な初動対応により、拡大してゆき、長期化されてしまっているんじゃないのか。特に菅、あいつがどういったつもりだったか知らないが、現場に行って邪魔をするような事をしていなければ、1号機の水素爆発は防げていたのかもしれない。原発事故に関する的確な情報が、即座に地域の自治体などに伝えられていれば、地域住民の被曝量にも大きな影響が出ていたのかもしれない。
 
そういったやらねばならない事もせず、何も情報公開を行ってはいない。自分達の対応の拙さを隠してきていた。完璧な隠蔽工作を行ってきていたんじゃないのか。こんな事をやっていた連中が、これまでにまともな対応を行っていたとは思えない。
 
ただ、自分達のミスを隠す事に必死となっていたんじゃないのか。その為に、原発事故への対応をどこまで真剣に行っていたのだろう。
 
テレビメディアでは、或いはそれらに登場するコメンテーターと称する者達は、菅達の隠蔽工作で現在は言い争いをしている時では無いだろうと主張する。そんな事はどうでもいいと。
これからの復興の為にやらなければならないだろうとして、初日の震災復興特別委員会で何故か谷垣だけが、「海水注入」に関わる大きな問題をメインとして質問した事を批判し、
何故か震災復興特別委員会は「海水注入」の審議だけが行われているとも報じられている。
 
しかし、「海水注入」と言うよりも原発事故への対応と情報公開の行いなどをメインとした質問だけでは無く、政府の行っている復旧対応への批判と要求や、国会延長の要求なども行われていた筈だ。どうしてこういった事は報じず、一部だけを取り上げ、その一部だけの委員会だったと可笑しなイメージ付けをしようとするのだろうか。
 
原発事故に対する隠蔽工作。こんな事が許されていいのか。マスコミでは、誰もが即座に追及して行こうとは思わないのか。間違った事を明らかとしていく、常に正しい情報を伝えていく。それがマスコミの責任じゃないのか。
 
国会に対して、過去の事を言い争うんじゃなく、これから先の事を語り合えと要求するのであれば、マスコミは菅内閣が3月11日から12日に一体どの様な行動を行っていたのか、積極的にその情報を追求し、提供しなければならないと強い意識を持たなければならないだろう。
 
だが、ただ一部の野党の行動を批判するだけで、内閣に関してはとても消極的な姿勢を見せているとしか思えない。まるで、菅内閣を庇おうとしている、守ろうとしているんじゃないか、そう思えてならなくなってしまう。
 
何だか、民主党が野党だった頃のマスコミを思い出すよ。常に民主の肩を持ち、政権与党を一緒に批判しまくっていたからね。あの頃からの関係、政権交代してからもやはり消えてはいなかったんだろうな。


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