思い、そして感じた事をそのまま
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菅内閣の者達は、立法権の長の一人である西岡議長に正当な発言を厳しくされ、激しく焦った気持ちとなったのだろうか。
西岡議長の発言に、批判を行う閣僚が次々と現れているらしい。
西岡武夫参院議長が産経新聞のインタビューなどで菅直人首相の早期退陣を求めたことについて、片山善博総務相は20日の記者会見で「マスコミに出す前に三権の長同士で対話があっても良かったのではないか」と苦言を呈するなど閣僚から批判が相次いだ。
北沢俊美防衛相はこの日の会見で「同じ民主党なのだから、もし問題があれば首相に是正を要請すべきだ」と指摘。同時に「三権の長の1人が、国会で選ばれた首相に辞任を要求するのは正常な形でない」と重ねて非難した。
中野寛成国家公安委員長も自身が衆院副議長を務めた経験を踏まえ「三権分立という視点から議長は中立でないといけないし、政局にからむ発言は私自身控えてきた。いかがかと思う」と同日の会見で発言。首相の東日本大震災と福島第1原発事故対応への批判には「それぞれ必死で頑張っていても見る角度によって批判は起きてくる。やむを得ないが、全力を尽くして取り組んでいくしかない」とした。
蓮舫行政刷新担当相は「ひとつの見識だとは思うが直接コメントする立場にない。国民がどのように受け止めるかはもう少し注視したい」と述べた。
一方で、枝野幸男官房長官は「立法府の長なので、憲法の権力分立原則も踏まえて、直接的なコメントは避ける」と述べた。
(産経新聞2011/05/20)
北沢は面白い事を言っている。問題あると思うんなら、マスコミでは無く菅に言ってくれと。マスコミを通じて、国民に伝えられる事を強く嫌がっている。
更に、「三権の長の一人」が菅の辞任を要求する事は可笑しいとも発言している。西岡民主党議員は、確かに参議院議長であり、立法府の長の一人なんだろうな。と同時に、国民の一人でもある筈だ。
国民である一人の人物が、現在の内閣に思い感じた事を正直に発言する事が、何故可笑しいとされなければならないのだろう。
国民であれば、どの様な立場であろうと、三権の長に対し、自由に発言する権利など認められている筈だ。
国民であれば、どの様な立場であろうと、三権の長に対し、自由に発言する権利など認められている筈だ。
相手が三権の長の一人という事を盾に取り、発言した事を批判する。菅内閣は自由の発言も無視しているだろうか、と思えてしまうのだが。
中野は「三権の長」は政局に絡む発言は行ってはならないと批判する。だが、同じく「三権の長」である菅内閣は、政局に絡む行動を平気で行おうとしているではないか。
それも、大震災への対応までも、緊急に行わなければならないと意識するのでは無く、政権延長に利用しようとして。
それも、大震災への対応までも、緊急に行わなければならないと意識するのでは無く、政権延長に利用しようとして。
その様な「行政府の長」に怒りを感じない者が居る訳が無いだろう。特に、行政府のいい加減な活動を見せられている、立法府の長が怒りを覚える事は、当然の事ではないかと思えてならないが。
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東北太平洋沖大震災が発生して以来、もう2ヵ月以上も経っている。菅は5月10日になって、会見でやっと閣議決定を行い提出をしたいと述べた。
阪神・淡路大震災の時の村山内閣では、36日で提出していたらしいじゃないか。
菅直人首相は19日午後の衆院本会議で、閣僚枠を3人増員する内閣法改正案が成立した場合、震災復興担当相や原子力災害担当相の新設を検討する考えを明らかにした。首相は、東日本大震災や福島第1原発事故に触れ、「今後の復興や原発事故の対応が長期間に及ぶことなどが考えられる」とし、専任の担当相を置く意向を表明した。民主党の山口壮氏への答弁。
本会議では、内閣法改正案とともに、東日本大震災の復興実施体制などを定める政府の復興基本法案と、自民党が提出した基本法案の対案も審議に入り、一括して質疑が行われた。
基本法案に関しては、公明党の遠山清彦氏が、税制などで被災地を優遇する「復興特区」制度の導入を検討するよう要求。首相は「一つの案として、さらに検討を深める」と前向きな姿勢を示した。同党が唱える「復興庁」の設置に関しても、「種々の傾聴に値する意見がある」と理解を示した。
(時事通信2011/05/19)
2ヶ月も過ぎた、今頃になって「復興基本法案」の審議を行おうとするのは、如何に大震災にたいする復旧・復興に関し無関心であったかと、自ら示しているんじゃないのか。
この中では震災復興担当相を新設を考えているらしいが、村山内閣では即座に震災対策担当相が任命され、内閣で指揮を取っていたのでは無く、現場に送り、その場で陣頭・指揮を取る事を任命していたらしいじゃないか。
また、復興基本法案を提出するまでの36日の間に、次々と震災に関する緊急法案を成立させ、復興基本法案は42日で成立させている。
本当に真から大震災により、大きな被害を受けた多くの人々を1日でも早く救わなければならないという強い意識があったなら、自治体や東電などに任せるのでは無く、政府が活発に行動を行っていなければならなかった。
更に、今頃になって「復興特区」に前向きだという。これも、単なる見せ掛けなのだろう。行おうなどという意図など無い。本当に、その様な意図があったなら、被災地の復旧・復興を真に考えていたならば、震災が発生した直後に発言していても可笑しくないだろう。
何よりも、自ら前向きでは無く、野党からの案に対し前向きというのだから。
西岡参議院議長が、読売新聞に菅に関し論文を寄稿したらしい。自分は、朝刊などは地元紙しか見ていないので、どの様な論文だったのか、ハッキリとは分からない。
だが、大震災への対応の酷さへの激しい批判、そしてサミット前の退陣を厳しく要求していたんだろうか。
枝野幸男官房長官は19日午前の記者会見で、西岡武夫参院議長が産経新聞のインタビューなどで菅直人首相の退陣を要求したことについて「さまざまな政治家が政局を含めていろんなことを言うのは当然だが、内閣を預かる立場としては、東日本大震災や東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で大変苦労している皆さんがたくさんいる状況だ。政府として果たしうる責任を最大限果たすことに尽きる」と述べ、首相退陣を拒否した。
さらに、「政府として果たすべき責任の中には、この間の対応の経緯を国民に理解が得られるまで説明を尽くすことも含まれている」と話し、説明責任を果たすことで理解を求めていく考えを示した。
(産経新聞2011/05/19)
枝野の発言にも一理はあるかもしれない。大震災や原発事故によって、多くの人々が大変な苦労を強いられてしまっている事は間違いの無い事だ。
政府は、これらの人々を1日でも早く救おうという意識を持って行動してきていたんだろうか。誰もそんな意識など持ってはいないだろう。
逆だ、救おうでは無く、どうでもいいと思っているんじゃないのか。復旧に関しても、政府は予算は組んだのかもしれないが、積極的に自ら取り組んでいこうという姿勢など全く見せていない。全て、自治体やボランティア任せだ。
金だけ出して、後は知らんぷり。
更にだ、復興に関し重要視されている筈の2次予算を通常国会で行おうとは全く考えず、臨時に回してやればいいといい加減に考えているじゃないか。あいつらは、青写真が無ければ何にも出来ないみたいな事を、馬鹿みたいに言っているが、そんな物作ろうと思えば4月、或いは3月にも出来ていたんじゃないのかよ。
また枝野は言っている、「政府として果たすべき責任の中には、この間の対応の経緯を国民に理解が得られるまで説明を尽くすことも含まれている」とも。そんなのは政府の責任じゃない。
説明の責任と言うのは、やろうとする時に何をやるのかを、国民に対してしっかりと理解して貰えるように説明しなければならない。後からやって、何の意味がある。まして、枝野は「対応の経緯を国民に理解が得られるまで説明を尽くす」としている。
と言う事は、内閣がこれまでやってきた事を我々が理解では無く、納得するまで説明をしなきゃならないんだという事だろう。そんな事をしてもらいたいなどと、全く思ってはいない。
ちゃんとした責任も果たせず、下らん言い訳ばかりをするのであれば、内閣の座に入る権利も有りはしない。こんな連中には、さっさと辞めて貰いたい。常にそう思えてならない。
民主党幹事長、岡田が菅内閣を守ろうとして、内閣を批判している民主党員を批判、脅そうとしている。
面白い行動だ。
「当時は政治改革を実現するという大義を持ち、信念に基づいて行動した。だから国民の支持があった」
民主党の岡田克也幹事長は16日の記者会見で、自身が平成5年に宮沢内閣不信任に賛成したことを正当化し、小沢一郎元代表を支持する勢力が菅内閣不信任案への同調を求める署名を集めていることを牽(けん)制(せい)した。
小沢グループの動きについては「党代表が首相をしているときに不信任ということであれば当然、離党が前提だ。とても理解できない」と改めて批判した。
また、宮沢内閣不信任に賛成したことで「(所属していた羽田派)34人全員が離党して新しい党を作った。厳しい、苦しい道を歩み、10年は野党だとお互い確認し合った。当時の1、2回生で衆院議員にとどまっているのは私だけだ」と語り、小沢グループにそれだけの覚悟があるのかといわんばかりだった。
(産経新聞2011/05/16)
今の岡田には、一体どんな信念があるんだろう。過去には、本人も言っているのだから、「政治改革を実現する大儀」があったんだろう。だが、現在の岡田にはそういった信念など全く無いんだろうな。
過去の自分を行動をちらつかせ、現在「菅降ろし」を図ろうとする者達に、そんな事するんだったら野党議員にならなきゃならないんだよ、と詰まらない脅しを掛けている。
また、そういった事をしてまで菅内閣を守ろうとする、現在の岡田の信念。菅と同じく、国民など無視で、ただ政権に噛り付いていたい、離したく無い、もうそう思ってるだけなんだろうな。
みっともない政治家だ。
菅内閣は、来月に開かれるIAEAの閣僚級会合というもので、今回の大震災による原発事故に関し、どの様な対策を行ってきたのかを報告するらしい。
菅内閣は、来月に開かれるIAEAの閣僚級会合というもので、今回の大震災による原発事故に関し、どの様な対策を行ってきたのかを報告するらしい。
だが、その中身は、非常に出鱈目な内容となっているのかもしれない。
原発の安全対策を協議するため、6月下旬にウィーンで開かれる国際原子力機関(IAEA)の閣僚級会合に向け、日本政府が作成した福島第1、第2原発事故に関する報告書の骨子案が15日、明らかになった。
事故の長期化を想定できず「対応に不備が指摘されている」とする一方で、対策本部設置、避難指示など事故直後の緊急対応は妥当だったと評価。「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の試算結果についても、公表が遅れて批判を浴びたことには触れず「順次公表が行われている」とするなど、政府や東京電力の取り組みを前向きに紹介する記述が目立つ。
政府は経済産業省原子力安全・保安院や原子力委員会、東電などを中心にチームを組織して検討。今月末に来日するIAEAの担当者と協議して報告書をまとめるが、国内チームの存在すら未公表で「政府や東電の限られた見解が反映された内容になる」と批判が出ている。
IAEA報告書は、事故の現状や教訓を国際社会に伝える重要なもの。骨子案は東日本大震災の地震と津波の状況、原発事故の状況と評価、緊急時の対応と評価、放射性物質の環境への放出などを時系列で詳述。東電の工程表を中心に「事故収束への取り組み」を記載するほか「得られた教訓」も盛り込んだ。
事故の初期対応に関しては「避難指示などの基本的な対応が、おおむね所期の通り行われた」「緊急避難の観点からは、おおむね必要な対応が図られた」と評価。原子力安全委が公表を渋っていたSPEEDIのデータについては、被ばくの積算線量は「3月23日以降、随時公表」、放射性物質の拡散予測結果も「5月3日以降、順次公表」と記載した。
また、事故は安全評価で想定している設計基準を大幅に超える「シビアアクシデント(過酷事故)」と位置付け、長期間に及ぶとの想定が不十分だったことに言及。「事前の説明不足、混乱、不備が指摘されている」と問題点にも触れた。
(共同通信2011/05/15)
まず原発事故には菅が関わっている事は間違い無く、それにより現場の対応が遅くなり、1号機の事故が発生し、その後の対応も鈍く3号機、2号機と原子炉に事故が連発して発生して行ったのではなかったか。
このように事故が連鎖していると言う事は、対策本部の指示が非常に鈍く、対応が常に遅れていたと言う事は間違いない。現場を支持している筈の対策本部の者達の指示対応が遅く、原発事故の解決が非常に長期化してしまっている事は明らかだ。
自分達には都合の良くない事は、その報告には加えないそうじゃないか。我々国民に対しても、非常にいい加減な非透明な行動を行ってきてくれているが、世界に対しても同じ様な事をするつもりか。
世界の機関は、しっかりと菅内閣の原発事故への対応がどんなものであったのか、すでにしっかりと理解しているんじゃないのか。世界のメディアでも、日本の今回の原発事故への対応は批判的に報じられている筈。にも拘らず、正直に伝えるのでは無く、どこまでも自分達に都合のいい様に語ろうとすれば、日本にとって大きな恥だ。
世界だけでは無い、日本の国民も現在の腐った内閣が、原発事故だけでは無く大震災全体に対しどれだけいい加減な対策を行っているのか、理解させられているだろう。
なのに、自分達の緊急対応を妥当だったと評価する。世界だけでは無い、常に政府を見ている国民を馬鹿にするな。