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公明党の政治資金規正法改正案に対する平野の慎重な姿勢は、ただ小沢や鳩山、そして民主党を庇おうとしているだけなのだろうか。
平野氏、議員の公民権停止に慎重 秘書違法行為で
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020901000322.html
平野博文官房長官は9日午前の記者会見で、国会議員の秘書が政治資金収支報告書虚偽記載など違法行為をした場合の議員本人の公民権停止について「悩ましい課題だ」と述べ、公明党が主張する政治資金規正法改正案への盛り込みに慎重な姿勢を示した。
平野氏は「秘書が(議員への)悪意を持って、意図的に違法行為をした場合も議員本人の責任が問われるのか」と問題点を指摘した。
同法改正による企業・団体献金禁止に関しては「政治家自らが襟を正す取り組みとして、各党、各会派でしっかり議論し方向性を導いてほしい。今国会中にできれば好ましい」と述べ、早期実現に期待を示した。
(共同通信2010/02/09)
秘書が違法行為を行う時、悪意を持っていようが無かろうが、そんな事関係ないんじゃないの。
そういった秘書の行動を管理する事も、また配下としているだろう政治家達の責任だろうから。
だから、悪意で行われた場合でも、それは政治家の秘書に対する管理能力がしっかりと行われていなかった為であり、その為の罰を受ける事は当然でしょう。
なんと言っても鳩山自身が「秘書が犯した罰は政治家が受けるべきなのです」と主張しているのではないでしょうか。
鳩山は、反小沢である枝野幸雄を大臣に任命する事で「小沢離れ」を行なっているイメージを作ろうと思ったのかもしれない。
だけど、どれだけの効果があったのかな。
行政刷新担当相に枝野氏を任命 首相「事業仕分け指揮を」
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021001000210.html
鳩山由紀夫首相は10日午前、民主党の枝野幸男元政調会長(45)を行政刷新担当相に起用する方針を正式に表明し、持ち回り閣議で決定した。皇居での認証式を経て正式に就任した。仙谷由人行政刷新兼国家戦略担当相については兼務を解いた。枝野氏の入閣で、閣僚数は昨年9月の鳩山内閣発足当初の17人に戻った。
枝野氏は行政刷新会議の「事業仕分け」で統括役を務めた。首相は起用の理由について「事業仕分けの第2弾をできるだけ早くやらないといけない。民主党に対する国民の信頼を回復していくため、枝野氏に陣頭指揮を執ってもらいたい」と説明。小沢一郎民主党幹事長と8日に会談した際、起用方針を説明し「全く異論はない」と了承を得たことも明らかにした。
首相は認証式に先立ち枝野氏を官邸に呼び、行政刷新担当相起用を正式に伝達した。枝野氏は首相と会った後、記者団に「行政改革、行政刷新に対する政権の役割は大きい。その仕事を着実に進めていくことが政権に対する期待と信頼を高める」と決意を表明した。
枝野氏起用は仙谷氏の負担を大幅に軽減する狙いもある。仙谷氏は国家戦略担当に加え、教育や町づくりでNPOの役割を拡大する「新しい公共」を新たに担当する。
(共同通信2010/02/10)
閣僚を選択し、それを任命する事を決定するのは当然の事ながら総理大臣でなければならない筈。
だがこの枝野の任命の決定は、鳩山に求められた小沢が行なっている感じ。
とてもじゃないが、鳩山は小沢から離れているとは思えない。それどころか、この枝野の大臣への任命も小沢の指令によって行われたんじゃないのかな、などとも思えてしまう。
何よりも幹事長続投と決った途端に、「陸山会事件」に関する発言がコロッと変ったらしい小沢を、スパッと断ち切る事の出来ない鳩山を、小沢から離れようとしているとは、とてもじゃないが思えない。
民主党が昨年の衆議院選挙で訴えていた事は、やはりただ選挙に勝つ為に作っただけのでまかせだったんだろうな。
「まともな政策でも選挙勝てない」 仙谷刷新相、本音?
http://www.asahi.com/politics/update/0204/TKY201002040372.html
「2005年の郵政選挙の後、政策的にまともなことを提起するのでは、なかなか日本の選挙は勝てない、と総括した」。消費税問題が議論された4日の参院決算委員会で、仙谷由人国家戦略・行政刷新相が、こんな「政治論」を披露した。民主党が過去、消費税増税を前提にした年金改革を公約に掲げて選挙に敗れ続けた記憶から、思わず本音が出たようだ。
増税を迫った自民党の丸山和也氏の質問に答えた。4年間は消費税を上げない方針の鳩山内閣で、仙谷氏は消費税論議をしようと主張する数少ない増税論者。それでも、民主党の政策論が「小泉旋風」に敗れたことなどを引き合いに、「我々は大人にならないと政権に近づけない、と反省した」と述べた。
丸山氏は「政権をとるためには耳当たりのいいことを言うのが大人だと学び、その通りに成果を上げたのは見事だった」と皮肉った。
(朝日新聞2010/02/04)
2007年参議院、そして2009年衆議院と民主党をただ政権を取る事だけを意識した政策のアピールをしてたんだろうな。
なもんだから、政策は実際に政権を掴んでから真面目に考えるようになったんだろうかね。
だが、仙谷行政刷新相は「我々は大人にならないと政権に近づけない、と反省した」と述べたらしいが、「自分達を子供の政治家」と自覚しているんだろうか。
なによりも、鳩山内閣は「まともな政策は行っていない」と自覚しているんだろうね。
実際、そうとしか思えないんだが。
鳩山も同じ事を言っているし、平野は「小沢が記者会見を通じて国民にきっちり説明している」などと言ってるらしいが、その本音は何だろうか。
小沢氏国会招致は不要=民主・平田氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2010020500535
民主党の平田健二参院国対委員長は5日の記者会見で、小沢一郎同党幹事長の政治資金をめぐる事件を受け、自民党が小沢氏の国会招致を求めていることについて「(小沢氏は)幾度も記者会見を通じて国民にきっちり説明している。国会議員も会見内容や報道で分かっており、これ以上、何を調べるのか。国会へ招致して議論する必要はない」と述べた。
(時事通信2010/02/04)
小沢は何度も記者会見を受けて、陸山会の土地購入をめぐる事件に関しては都合のいい様に発言してきていただろうし、検察からも被疑者として事情聴取も受けていたのかもしれない。
だが、記者会見なんて事は政治家としては、極当たり前の事だろうし、事情聴取は捜査をされていた者が受けて当たり前の事。
それらの事が、どうして「国民にきっちり説明している」なんて事になるんだろうか。
政治家が不道徳な行為を行い、その行為に関して「国民に対してきっちりした説明」をする場は、間違い無く国会だろう。
国会の場で、国民の代表として議員となった者達から不道徳の行為に対する質疑を受け、しっかりと答える。
それらの質疑の模様を我々国民に見せてこそ、説明していると言えるようになるんじゃないのか。
小沢はただ会見などを行いマスコミに対しては説明しているのかもしれない。だが、国民に対しては説明の段階にも入ってはいないのではないのかな。
そして、鳩山達はそれを必死に避けようとしている。どうしてかは知らないが。
鳩山の言う、「検察は公正な判断」とはどういう意味なんだろうな。
【小沢氏不起訴】鳩山首相「検察は公正に判断」 幹事長続投も明言
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100204/plc1002042130021-n1.htm
鳩山由紀夫首相は4日夜、民主党の小沢一郎幹事長の不起訴処分を受け、「検察は公正な立場からこのような判断をしたと受け止めている」と述べた。その上で「いま党の人事を云々(うんぬん)する状況ではない」と述べ、小沢氏に幹事長を続投させる考えを表明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
衆院議員の石川知裕被告の起訴については「党代表の立場から考えれば、現職議員の起訴は遺憾だ。国民のみなままにお詫びしなければならない」と陳謝。「今回の処分で事件は終結か」と問われると「そこは分からない」と答えた。
(産経新聞2010/02/04)
検察は陸山会の土地購入をめぐる今回の事件に関して、小沢に関しては起訴できるだけの完全な証拠を揃えれなかった為で、起訴された石川達と公正に見れば、小沢も被疑者として、かなり捜査されていた事は間違いないんじゃないのかな。
まして、鳩山には検察の立場からじゃ無く、政治の立場から公正に判断してもらいたいね。
同日に3人の秘書が、刑事責任で一緒に起訴されてるんだよ。小沢には犯罪を起こした秘書に対する、大きな管理監督責任なんてものが起こるんじゃないのかな。
公正とは公平であり、判断が偏ってはいないという事を表現している。だが、この小沢に何も責任を求めようとはしない。
鳩山は、決して公正は判断をしているとは思えないんだが。