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岡田は「密約」に関して、責任放棄をやろうとしているんでしょうか。非常に卑怯な者としか思えません。

密約での政府見解は出さず 外相「有識者委が結論」

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031201001123.html
 岡田克也外相は12日の記者会見で、外務省有識者委員会が「核持ち込み」など3密約を認定したことに関連し、「外務省の調査で事実関係をすべて明らかにし、有識者委員会も結論を出した。公式に言うことはない」と述べ、現時点では密約の存否に関する政府見解を出す考えがないことを明らかにした。

 この問題での外務省の公式見解を求める質問に対し、外相は密約の定義を決め、調査対象とした日米4密約を判定するのは有識者委員会の役割との認識を強調。「有識者委の報告書にはいろいろな推論が含まれている。国が推論に基づき決めることが果たしていいのか」などと指摘した。

 また、日米の核密約に関し「核持ち込み」をめぐる日米両政府の解釈が食い違った状態でも非核三原則は堅持できるとの認識を重ねて表明。「日本は非核三原則を堅持するが、米国は艦船などへの核兵器の搭載については肯定も否定もしない方針だ。一つにするのは現時点では至難の業だ」と述べた。
(共同通信2010/03/12)

「密約」は外交に関する事だと思うのですが、それを明らかにしろと自ら官僚に調査命令を通達していた筈ですよ。

その通達に従い、外務省の官僚は「密約」に関する作業を行ってきていたんじゃないんですか。

-引用-

岡田克也外相が09年9月16日に外務省の藪中三十二事務次官に対して命じた「いわゆる『密約』問題に関する調査命令について」の全文。
 
 外交は国民の理解と信頼なくして成り立たない。しかるに、いわゆる「密約」の問題は、外交に対する国民の不信感を高めている。今回の政権交代を機に、「密約」をめぐる過去の事実を徹底的に明らかにし、国民の理解と信頼に基づく外交を実現する必要がある。
 そこで、国家行政組織法第10条及び第14条第2項に基づく大臣命令により、下記4点の「密約」について、外務省内に存在する原資料を調査し、本年11月末を目処に、その調査結果を報告することを求める。
 なお、作業の進捗状況は随時報告し、必要に応じて指示を仰ぐよう併せて求める。
 一 1960年1月の安保条約改定時の、核持ち込みに関する「密約」
 二 同じく、朝鮮半島有事の際の戦闘作戦行動に関する「密約」
 三 1972年の沖縄返還時の、有事の際の核持ち込みに関する「密約」
 四 同じく、原状回復補償費の肩代わりに関する「密約」
(田村のホームページです)

-引用-

岡田は外交問題として、「密約」に関する調査命令を部下の官僚達に通達していた筈であり、官僚達は岡田の調査命令に従い、「密約」に関する作業に取り掛かっていたのでしょう。

9日の会見では、日米の解釈が異なる事が明らかとなったと発言していた筈。

「密約」となると、官僚と有識者委員会によって望み通り明らかとなったというのに、何故だか曖昧な発言しか行おうとはしない。

と同時に、これまでの政権と同じ様に政府としてはその存在を認めようとはしない、と言っていると考えてもいいのだろうか。

最初から思っていたのか、それとも途中から意識したのか知らないけども「密約」を解明する事は、危険な事だと意識を持っていたんじゃないのかな。

外交の責任を任された筈の、岡田外務大臣。

自分が最後に「密約」の扱いを放棄するのでは無く、命令を通達してから明らかとなるまでの段階で、調査命令を放棄する事も出来たんじゃないのか。

だが岡田は本当の日本の外交、或いは防衛よりも、民主党の自民党攻めが大事と感じていたのかもしれない。

岡田は、やはり呆れた外務大臣だと思えてしまう。
 

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